2021/09/20かせだま日記鈴木孝夫先生が○○駅員にハグしたかった節電の話 |
09月20日 (月) |
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映画「鳥居をくぐり抜けて風」のエンドロールをてつだった時
2017年3月だったと記憶していますが、
いまはなき、ラボ教育にたいへんなご教示と応援をくださっていた鈴木孝夫先生に見ていただきたいなと
先生に映画を見に遠路はるばる電車でおひとりで上映館まで来ていただいたことがあります。
鈴木先生は、特定の宗教はおもちではないようで
青山墓地は世界遺産にすべきとおっしゃっていました。
さまざまな宗教の墓地が共にある稀有の場所であると。
こよなく自然を愛する鈴木先生に「鳥居をくぐり抜けて風」も粘菌や鎮守の森といったテーマであったので
ぜひ映画を見ていただきたいと思い至ったのです。
先生あの時は本当にありがとうございました。
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待ち合わせ場所で先生がおっしゃったことには
「〇の駅で見たら明るい昼間なのにホームの蛍光灯がぜんぶついている、
節電のため電気を消したらどうか?
と駅員さんに言いにいった。
そして下車駅のこの○○駅のホームに降り立ってみたら
ホームの蛍光灯が・・・・・
ついてなかった!!(´▽`*)
もう〇〇の駅長さんに抱きつきたいような気持ちになった~」
ほんとにユーモアたっぷりにおっしゃったのですよ。
もう、その話を聞いて待ち合わせ場所にいた仲間と大喝采、大笑いするとともに私はとても深く感心してしまったのです。
鈴木孝夫先生は常に紙の上の学問でなく、言語生態学者としての日々の実践を粛々とされ、しかもその体験をユーモア小噺みたいに楽しいものに変えてくれていたのです。
先生は常々、電力はむだにしてはいけない、電気をつかいすぎる、とおっしゃっていました。
私も東日本大震災の後は、節電にとても気をむけていましたが
ふと気が付くと地球温暖化防止へ努力がたりないと思うことが
ふえました。
先生に教えをいただいたということは、実践してはじめて教えをうけとったっていうことになるんだと思います。
肝に銘じます、鈴木孝夫先生。
鈴木孝夫先生、あの話も書いてというものがあったら、また夢で教えてくださいね~。
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