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ラボ・テューターの会会報No.129に掲載されました 07月21日 (水)
平成版「ちょっとヤバい」



「ラボって何?」

 5年前、子供に英語を習わせたいという思いから英語教育に関するものを探していた。

インターネットや、街の広告、コマーシャル等、友人の話しも聞いた。いくつか体験にも行ってみたが、入会に至るところまではいかなかった。。

 私は長い間、主人の仕事の関係で海外に住んでいた。学生の頃はけっして英語が好きな方ではなく、海外駐在中も、いわゆる「お勉強」になるとすぐ眠くなってしまう。ESLの授業での宿題も頭を抱えていた。ある時、英作文を作っている際に、やけくそで「モンスター」を登場させた。それ以来、このモンスターはクラスの人気者になり、私の英作の宿題を皆が楽しみにしてくれるようになった。勿論、私自身も苦手だった英作文を作るのが嫌ではなくなっていった。。

 楽しく英語が習得できる場所。工夫。それがなにより理想である。どこか、良いところはないかな~。

 そして3年前、私はやっとラボと出会えた。それは、三重県総合文化会館で行われた「絵本フェスティバル」だった。そこにラボが参画していて、私はそこでチラシを頂いてきた。。




 
「地域にラボを!」。

 ラボという名前をもっと人々に知って欲しいと思う。ラボと聞くと科学実験室かと思ってしまう。せめて、「ラボ?聞いた事はある。英語でしょ?」という反応に変わってくれることをイメージして、今年は地域でもっと活動をしていきたい。

手始めに何をしようかと思っている時に以前私がラボに出会った場所、県総文で「子どもの権利フォーラム・マタニティーフェスティバル」にブース出店のお話を頂いた。ラボとやっと出会えた場所でもあったし、あの時の、“もっと早く出会いたかった”という想いが蘇ってきた。

自分から事を起こす。代表になる。という事に不安があった。ラボ経験の浅い私に、出来るのか?「やります。」と言ってしまったが、どうしよう・・    私の心配をよそに、何人かのテューターからメールが届いた。「お手伝いしますから、言ってくださいね!」と。嬉しかった。いつもは言われた事をしているといった具合だった私が、逆になって初めて皆さんの考えや気持ちが伝わってきた。準備を考え、当日の2日間を手分けしてブースとミニステージを無事に終えることが出来た。

 皆で形にしたことで、私の中で何かが少しずつ変わってきた。自分には何が出来るのか?どう工夫していくか?




「種まき」

すぐ何かに繋がったり、何かが見えるわけではない事は何に対しても同じである。

「中高大生フェスティバル」ではそのプロセスを見ることができたような気がした。中学生から大学生。人生の中の節目でもあり、悩みの多い時代。心の成長と身体の成長。そして英語の成長。動きや言葉の中でそれぞれの時代の子供たちが自分を表現している。

「こんな素晴らしいものってある?」

 感動に出会えるチャンス。こんなチャンスを人々のアンテナに受信してもらえるように、発信していきたい。もっと世間に伝えていきたいと思った。ラボの素晴らしさは、私の中で成長し続けている。初めのうちは、収入を得る為の手段。わが子に英語を習得させる為に出会った教育機関のひとつであった。でも今は、今風で言う「ちょっと、ヤバい!」感覚。(注*平成版はカッコイイの意味もある)

 
以前、駅に隣接している公共施設を、三重のラボっ子たちの国際交流の活動場所として、使用料免除のお願いをした。

都会でもなく、ちょっと田舎の駅に隣接されているその場所は、細長い三重県の中心部近くにあり、便利も良いし、危険度も少なく、お店もわずかだが入っていて大変便利だ。そこなら、親御さんも安心して子供を送り出せる。この気持ちをわかって頂きたく施設確保に奔走した。人が人に伝え、想いが届く。直接ご尽力を頂いた方は、ラボの事を以前からご存知で、巡り巡ってその人のお力添えを頂き、ご理解が得られ「子供の育成のために活動している団体」という事で、使用料無料措置がおりた。

 私は、パーティ開設時とほぼ同時期に、地域の方に頼まれ、福祉事業の手伝いをしている。

海外から帰国してから、日本の生活に疎外感があり馴染めないこともあったのだが、地域との関わりが増えると人脈も出来てくる。そんな中で、周囲にいる人が動いてくれた時に、人と人のつながりの大切さが見えてきた。なにげない日常にも、未来につながる道を歩いている。「すべての道はローマに通ず」みたいな・・・いつかきっと太い道に合流するような気がする。




「一寸先より、未来に目を向け」

昨年度より近隣の小学校へ臨時講師として英語を教えに行っている。小学生は確実に低学年から英語を習っている子供が増えている。そして反面、「習っていないから知らん、わからん」と口も、耳も、目もふさいでしまう子供もいる。「知っとるよ!習っとるもん」って鼻高々に言う子と両極端である。英語の格差はこれからどんどん広がるんだろうなーと、複雑な気分になる。現状は中学で習う勉強が2年間前倒しになっているだけのようだ。

挨拶の英語が言えても、日本語で挨拶はしない。Helloを言っても、目を見ていない。

これからは今まで以上に沢山の人たちが、英語を話すことができるようになるだろう。でも、そこに心のある言葉を持っているのだろうか?その土地の歴史を知っていなければわからない話題もあるし、口にしてはいけないこと、習慣の違いだってある。

そんな未来をいろいろイメージしていると、紙の上で「お勉強」として習得した言語を生かすより、お話やナーサリーライムを通して、その国の歴史や背景を知る。日本語や日本の文化も感じることのできラボ!の英語習得課程をもっと世の中に伝えるべきだと思うようになった。
「心を育てる・・・」とか、「コミュニケーションを大事に・・・」とか、こういう言葉はよく耳にするが、本当にそれが育てば嬉しい。スキンシップの下手な日本人は人と手をつなぐことも既に低学年で出来ていない。2年生で男の子と女の子は手をつなぎたがらない子もいるのには驚かされる。4年生ではクラスは真っ二つに分かれている所もある。な~んか淋しいな・・

フォークダンスでウキウキしていた自分を想い出す。好きな子の前で音楽が止まるとがっかりしていたあの頃の想いをどうにか伝えたい。  
輪になって、自然に手をつなぐラボっ子を見て嬉しくなると同時に安心した。当たり前だと思っていた事が、当り前ではない時代に、ラボは普通に、普通の顔でやっている。

「これって普通じゃない?」「これってやっぱり、ちょっとヤバい」「これってちょっとすごくない?」と私の心は叫んでいる。
もっとラボを地域に広めていきたい。

そして、10年後は「おばさん」じゃなくて、先輩ラボテューターのように、「ラボさん」と地域の人に声をかけて頂けるように、私の目標にしたいと思っている。



Re:ラボ・テューターの会会報No.129に掲載されました(07月21日)
Junkoさん (2010年07月22日 11時21分)

内容からほとばしりでる情熱を感じます!
三重地区はこれから楽しみですね!
Re:ラボ・テューターの会会報No.129に掲載されました(07月21日)
キキさん (2010年07月25日 17時50分)

感想をありがとうございます。地域にラボを知ってもらいたいと
思います。どうぞこれからも沢山教えてください。
Re:Re:ラボ・テューターの会会報No.129に掲載されました(07月21日)
Junkoさん (2010年07月25日 19時24分)

キキさんへ
 こちらこそ!
 昨年にひきつづき
 第3日目のキキさんのコスチュームを期待しています。(笑)
 私? すごいよ~!
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