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”スサノオ”発表レポート 01月25日 (月)
今は、昔、、、

と言えるほど、日にちが過ぎ去ってしまいました~
2009年11月8日の中部支部テーマ活動大会出演『スサノオ』レポートをまとめたいと思いつつ、、、

発表の次の日に、強行スケジュールで、三男が滞在していたニュージーランドのタウランガに訪問し、駆け足ながらもNZの風に体ごと馴染んでしまったら、竜宮城から戻ってきた浦島太郎のごとく、すっかり現世の速さについていけない私であります。(アップを怠けていた言い訳!?)

けれども、先週、中部支部の総会にて、あるテューターさんから、『スサノオ』の発表に触れて、こんな事を聞かれました。
 
国分さんが、あの『スサノオ』を発表するにあたり、子供たちと一緒に大切にされてきた事は何ですか?ぜひ、お聞きしたいです。

わ~!! たくさんあります。 とても一言で語りつくせないほど。
しかも、3歳から17歳までのラボっこ一人一人が、物語の中で、そして仲間と共に成長していくドラマがあって、そして、その成長曲線は、明らかに、発表後の今も、いや、今の方がぐぐっと姿、形に現れているのです。
と、『スサノオ』に出てくるセンキチのおばあさんのように、ポツリポツリと語ったのですが、、、うまく伝わったのかは定かではありませんが。。。

ここで、逆戻りしながら、少し、足跡を残しておきたいと思います。
     
     
      ≪スサノオにたどり着くまで≫

2008年の発表で、『15少年漂流記』に取り組み、どちらかというと虚構ではあるけれど、リアリティな子供たちの姿を疑似体験した。
さらに、さかのぼり人間の歴史書であり、深層な部分で人間の基になっている物語、神話に挑戦してみようという意見が出た。
ギリシャ神話、ギルガメッシュ(メソポタミアの神話)、ドュルガ(バリ島)など選択枝はあるが、
でも、やはり、日本人としての精神的な核であり、その割には、戦後の教育の中で端っこに追いやられたままになっている日本神話(古事記)にしようと話は落ち着いた。

けれども、今の国分パーティのメンバー構成から考えると、幼児から小学生がほとんどのパーティで、ヤマタノオロチ退治は、小さい子は怖がるかも、、、高校生男子を欠いている現状、男子が活躍すべきテーマだけど、、、どこまで深く味わえるか、、、など不安材料はいっぱいだったが、中学生男子の意見を尊重して決定。

        ≪第一回合同ラボ≫

それぞれのグループで、『スサノオ』に取り組み始めた。幼児グループは、わかりやすいところから、絵本『日本の神話 赤羽末吉、船崎勝彦著 あかね書房』の一巻『くにのはじまり』から丁寧にゆっくりと「スサノオ」へのアプローチを始めた。
新聞紙でヤマタのオロチ作りをしたり、スサノオの剣を作ったり、楽しめる部分から少しづつ、この物語に近づいた。

小学生グループも、『マンガ古事記 石森章太郎著』を貸出、『もののけ姫』やら、『千と千尋の神かくし』やら、ギリシャ神話やらとの対比、比較、共通点やら思いつくまま、湧きだたせるべくひたすら聴いて、動き
興味が持てる部分、テーマを聞いて感じたり、疑問に思ったりしたところが、ふつふつと噴き出してくるのを互いに刺激しあった。

      ≪8月に第一回合同ラボ≫
4つのグループが一堂に会し、好き勝手に一斉に『スサノオ』に合わせて、好きなものに成り切り動き、言葉を発した。

すると、一人ひとりの心に湧きおこってきた疑問、思いが、それぞれの口から勢いよく飛び始めた。

●オロチはどこにどうやって潜んでいたの?
●なんで、寒い時に起きてやってくる?
●皮膚は固い?なんで、木とか生えているの?
●八つの山にまたがるほどの大きさなのに、どうやってズタズタにできたの?
●なんでオロチの血は鉄錆色なの?

●お酒は何日もかかって作ったのに、間に合ったの?

●オロチの中から出てきたのは、後の草なぎの剣?立派ってどのくらい?その剣もやっぱり鉄錆色?

●スサノオは空の国(姉神の国)を追い出された時、持ち物を全部取り上げられたのに、オロチをやっつける剣は、なんであったの?

●8という数字にこだわるのはなぜ?西洋は7という数字が多いよね?

●空の国は雲でできた国?雲より高いという意味?

●スサノオのお母さんは、スサノオを置いてなぜ地下の国へ行ったの?

●姉神は、なぜすぐにスサノオを疑ったの?

●誓いをたてさせられただけで、なぜ、あれほどスサノオは暴れたの?

●なぜ、カタツムリの歌を子供たちは歌っているのか?

●つむじ風が吹いたとき、なぜ、スサノオが来たと、ひとりの男の子は言ったの?

●霜月祭りってなに?お祭りは秋が多いのに、なぜ寒い11月なの?

●なんのためにお湯をかけるの?

●教会へ行くと神様は一人と言われるけど、神様はたくさんいるの?


これらの初めのころの疑問は、この場で、みんなの共有の疑問となり、
さらに、持ち帰り、まためいめいが、CDを聴きながら思いを巡らし、広げていくポイントとなっていった。

高校生が、大きなホワイトボードに書き込み、どのグループも共有できるように、目につくようにしておいた。
>>感想を掲示板へ
Re:”スサノオ”発表レポート(01月25日) >>返事を書く
がんこちゃんさん (2010年01月25日 21時12分)

メール、本当にありがとうございました。
返信 届いていますよね?
早速手配し、もう手元に届いております。
どこを読んでも言葉が深い! じっくり読みふけっております。

こんなに深く物語に取り組める国分パーティは本当に憧れのパーティです。
総会では深いお話が出来ませんでしたが、これからもHPにお邪魔させて下さいね。
国分さんから沢山学んで頑張ります!!
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