尺には尺を・・最後の演出に感謝 |
05月26日 (木) |
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昨日から始まったシェイクスピア・シリーズ32弾「尺には尺を」measure for measure を観てきましたぁ
アンジェロがイザベラの兄クローディオを死刑から救う代わりにイザベラを誘う、
堅物で通してるアンジェロがイザベラに恋しての取引の舞台装置はレースのカーテン。
シェイクスピア作品の蜷川演出は舞台装置が楽しみの一つでもある。今回は派手さは
ないがレースのカーテンで気持ちの表現をしてる装置はさすが!
ヴィンセンショーの貫禄、イザベラの初々しさ、アンジェロの若さ、ルーチオの
おしゃべり、キャラクターが立ち上がってました。
開演前には舞台装置のすべてがみえる、舞台裏までも見せながら役者たちはリラックスしたり役者どうしで話していたり、声を出して練習していたり、たぶん舞台袖や裏で
役者たちの過ごしている様子を見せながら。
そして開演の時には衣装がでてきて自分の衣装を着て、舞台に勢ぞろいをした。
ここから3時間の舞台の幕開け。
蜷川氏の演出も今回32弾まで。
献花台が設けられ、記帳をしてきた。シェイクスピアの4弾リア王からずっと欠かさずに観てきた。
蜷川さんがまだ居るような、廊下を歩いているような、舞台の脇からみているような、
そんな気持ちになった。
舞台最後のカーテンコールには蜷川さんの遺影といっしょに役者たちが舞台に・・・
胸に詰まるものがあった(/_;)
今回の舞台では蜷川氏が育てた若い役者「さいたまネクストシアター」のメンバーたちが半分の数の出演をしていたのが印象的。
ネクストシアターの面々の活躍が楽しみ。蜷川氏に感謝。
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Re:尺には尺を・・最後の演出に感謝(05月26日)
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HITACHIさん (2016年05月28日 19時00分)
ご覧になったなんて、羨ましいです。
東京での「マクベス」は見られたのですが、とうとう埼玉には
行けないうちに、、、。
ご病気を抱えていらしても、精力的に演出されていらっしゃるお姿を
TV等で拝見していたのですのに、突然に。残念です。
薫陶を受けられた俳優さん達に、是非頑張ってほしいですね。
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