ヘンリー8世勉強会 |
01月13日 (月) |
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1月13日、彩の国芸術劇場にてシェイクピア、ヘンリー8世の勉強会4回シリーズ。コーディネイターは河合祥一朗氏。
2月のヘンリー8世の舞台の前にエリザベス朝の時代の作家たちの裏話、ヘンリー8世の戯曲の説明。
戯曲の中にTRUE, TRUTHが出てくるが TRUTH=GOD の意があるそうで、
真実とは神である。正しいと思って行動することは真実であり恐れることはない。
ヘンリー8世は フィッシャーとの共作だそうだ、そして一番のセリフは そのフィッシャーが書いた枢機卿のセリフとのこと。
エリザベス朝の時代は稼ぐために作家たちは2人、3人、4人でも次々と物語を
続けて書いていって、筋が変わってしまうこともあったようだが戯曲が当たることで
収入。
シェイクスピア作品が大好きな人たちが今日も会場を満席にして、当日券は
ないほどの盛況。
ALL IS TRUE の題名での映画が5月に上演されるとのこと、楽しみ。
すべてが真実、シェイクスピアが死の間際で何を考えていたのか、そんな映画らしい。
第2回はラボの総会と重なり、残念。
シェイクスピアはテンペストが最後の作品で段筆。彩の国のシェイクスピア作品舞台もヘンリー8世とジョン王でおわる。とっても残念。
シェイクスピアの後を受けての作家、ジョン・フィッシャーとはどんな人物で
どんな作品を書いたのか、興味があるがシェイクスピアのように有名にならずにいるのはなぜ?
河合先生はフィッシャーの作品を翻訳してみようかな・・と。
ハムレットのなかにも TRUE 真実は・・・のセリフがでてくる、シェイクスピアは
TRUE 、真実とは・・・をテーマにしていたのかもしれないと思う勉強会だった。
真実とは・・・・虚構とは・・・・
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