幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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「何の音かなあ?」から起こったこと 12月20日 ()
小学生グループは今「ジョン万次郎物語」2話に取り組んでいます。

昨日のテーマ活動の中でひとつ、印象に残ったこと。
ハワイで、ジョン万と伝蔵たちが話をしている間、周りの表現をどうしよう?というとき、最初は畑仕事をしていました。ハワイの人たちの暮らしを想像し、きっと畑はあるだろうということでそう動いていました。
仕切りを6年生がしてくれていたので、私は低学年の間をうろうろしていたのですが、2年生のRちゃんが私に「なんか音がキイキイ音が聞こえるんだけど、何の音かなあ?」と言ってくれました。
「Rちゃんは何だと思う?」「うーん、船の音?」
ということで、みんなにその疑問を話して音に注目して聴いてみることにしました。
鳥の声、波の音、が聞こえるねという発見があり、ここは浜辺なのではないか?ということで、周りの表現が、「畑仕事をする人々」から「砂浜に打ち寄せる波」に変わりました。
また「波の表現」では、それぞれ自分の知っている波を身体で表現していました。

人々の暮らしぶりを想像して畑仕事をする、音から想像して波を表現する、どちらが正解ということはありません。
RちゃんがCDを良く聴いて、疑問に思ったことを口に出すことで、みんなでその疑問を共有して場面の理解を深めていく、
共通理解に基づいて表現をすることができたというのが、とても良かったと思いました。

今回は「音」からの発見でしたが、これが「言葉」からの発見ですと、「国語精読」「長文読解」をそれとは認識せずにしていることになります。
ラボっ子は、国語でも英語でも「長文読解」が得意な子が多いですが、「ラボライブラリーを精聴する」ことの積み重ねの現れだと思います。
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