幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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アメリカ人の日本語学習法に学ぶ 03月31日 (火)
アメリカ人の男の子が我が家にスティして2ヶ月。あっという間でした。今回の受入れは、10年前頃に受け入れた3回とは異なり、気持ちの上で非常に楽でした。
彼自身が大人として行動できる子であったということも一因ですが、一番、大きなことは、私自身が、少しは年齢を重ね、自分が今、海外の青年を含む「若者達にできること」は何かを考えるようになったことです。

面白いことに、受入れを通して、一昨年の引率者としてのホームスティ体験がよみがえってくることが何度もありました。今回は、彼には申し訳ないほど、過度に気を遣わず、「家族の一員」として受け入れることが、自然にできたように感じています。

今回の受け入れの一番の理由は、国際交流でこれまでお世話になったラボの子ども達の御礼がしたいことと、もう一つは、休日にアジア各国をバックパックで回っている次男の恩返しをしたいという思いからでした。海外では、身も知らぬ日本の青年を、親切に受け入れてくれる大きな懐があると聞かされていました。それに比べて自分の考え方がいかに小さいかということも感じてきました。

今回、我が家にスティした彼は、本当に日本語を学ぶ意欲が高く、駅の雑踏で耳にした日本語を、その場で記憶し、自分で調べたり、私に尋ねたりしながら、どん欲なまでに日本語を習得していました。そんな彼に、日本人の英語習得について尋ねたところ、「楽しいことが一番でしょ」と即答でした。彼の日本語習得の方法は、日本人と一緒にお茶を飲んだり、遊んだりしながらでした。彼いわく、「日本語を文法から勉強していたら、ここまで話せるようにはなっていなかったと思う」とのこと。

彼が持ち歩くB6版ほどのノートには、調べた日本語の単語がぎっしり「英語」「ひらがな」「漢字」の順で書かれていて、彼は、ひとつひとつの単語を覚える際、「誰がどんな状況でどんな風に言ったか」を強く記憶していました。特に状況についてはメモしていませんが、夜遅くまで、ノートを見返しながら勉強をしているようでした。状況と一緒に覚えるということでは、ラボの物語に出てくる英語を覚える方法も、非常に似ていると感じました。文法からではなく、聞こえた文章、使われている状況から丸ごと自分のものにしていく彼の学習方法は、すぐに実用に結びつく言語習得方法でした。

時々、頼まれては、私が彼のノートの単語を言って、その単語を使った文を彼が状況を思い出しながら言ってみるということをしました。彼に日本語の言い回し方を尋ねられては、どうしてそのように言うのか、文法的にも説明が難しい場合が多々ありました。また「外国語習得は、単語が大事」とも言っていました。とにかく彼は日本語の語彙を難易にかかわらず、一語でも多く習得する努力をしていました。ラボの子ども達にも、ライブラリーに出てきた単語は、難易に関わらず、自分のものにしていってもらいたいと感じています。

彼の本当のところの居心地はどうだったのか分かりませんが、こちらとしては、十分に楽しく、様々なことを学べる機会となりました。今回、こうしたチャンスを得られたことに感謝しています。
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