「毎日、友だちが増える」キャンプ |
08月07日 (日) |
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黒姫キャンプは1班に参加しました。今年のテーマはシェイクスピア原作の『夏の夜の夢』!緑の葉に囲まれた木陰でのテーマ活動は、そよ風を感じながら、とても気持ちよく、パック役の子たちが、思いっきり遠くまで自由に走り回っていたことが印象的でした。高校生シニアメイト達が描いた登場人物の相関図や、共通Songなどが挿絵と共に丁寧に書かれた模造紙が貼ってあるロッジの中で、子ども達一人ひとりが、自己紹介をするところから、3泊4日が始まります。
今年、参加したメンバーも、初めて出会う仲間と名刺交換をし、お互いにNicknameで呼び合うところから始まり、自分で野外活動を選択し、積極的に仲間と協力して、ひとつのロッジが家族になる体験をしてきました。
皆、お家に帰って、ご家族にキャンプの報告をしたと思いますが、小4のある男の子は、「ラボランドがアテネの森になったこと、らぼ汁づくり、増水していた苗名滝が楽しかったこと。毎日友だちが増えるからもっと泊まっていたかったこと」などを話されたそうです。
「毎日、友だちが増える」...簡単な言葉ですが、生きていく上で、これほど大切なことはないのではと、感じ入りました。
この力が十分、養われるのが、ラボのキャンプの大きな特徴の一つです。これは、一つの能力ともいえるかと思いますが、自分の殻を破って、積極的に相手に関わっていく力がなければ、初対面の仲間と友だちになっていけません。これはまた、国際交流に関わっていく上での礎にもなる力です。
少し話が変わりますが、子どもが大学生ぐらいになってくると、「友だち」の存在がいかに大切かと、実感させられます。親の助言よりも、近い先輩や仲間からの客観的なアドバイスで人生が変わっていくことも大きくあり得ます。友だちに助けられることも多くあります。
ラボには、家族で参加できるファミリーキャンプから、春、夏、冬とキャンプがあります。是非、お子さんを、今後とも、キャンプに積極的に出していただきたいと願っています。
子ども達には、自ら人生の宝物を見つけられる人に育ってもらいたいですね。
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