幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
■■■ 運営事務局より ■■■
ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
「ラボ・パーティ」に関わる皆さんのコミュニティ・ネットワークです。
「ラボ・パーティ」については 公式サイト  をご覧ください。
ラボ公式HPTOP新着一覧こども・子育て・教育ランダム新規登録戻る 0430471
  
Home
Diary
Profile
BBS
Bookmarks
Schedule
メール
・メッセージを送る
・友達に教える
ページ一覧
・ 福音館のメルマガより(ライブラリー関連)の記事
 3びきのやぎのがらがらどん
 おおきなかぶ
 だるまちゃんとかみなりちゃん
 『ふるやのもり』
 『ぐりとぐら』
 【さんびきのこぶた】
 【ぐるんぱのようちえん】
・ テー活動とは?(ふしぎのくにのアリスさんHPより)
 【ライブラリーの年令に応じた聴き方を】
 【「はなのすきなうし」のロバート・ローソン】
 【「ヘルガの持参金」のトミー・デ・パオラ】
 レオ・レオニについて
 モーリス・センダックについて
 ウィリアム・スタイグについて
 ジョン・バーニンガムについて
・ 【英語が話せる子どもにするには・・・】  ・
 【英語のシャワーを浴びようよ!】
・ Tommy's Room
 My TolePaint
 My garden
 トールペイント(クリスマス編)
 My garden (Winter garden)
 Tommy's Garden('05 spring)
 季節のトールペイント
 Tommy's Garden('05 spring) 第2弾
 黒川つきえ教室作品展’05
 インドアガーデン
 ’05 Summer Garden
・ 国際交流
 【坂本 達さん講演録(2003年国際交流のつどいにて)】
 富永P国際交流の歩み
 【2003年国際交流ホームステイ(カリフォルニア州)】
 坂本 達さんインタビュー
 【カナダへ帰国する私からの手紙】
・ ドラマ教育
 演劇教育の可能性
 表現教育とは何か?
・ 子どもの社会力
 英語教育と日本人
 早期教育
 本物の学力
 子育てコーチング
 【故猿渡さんの作文「命を見つめて」】
 【なぜか途中で挫折する人の心理分析】
 【本物の英語力(文芸春秋10月号より)】
 不適応症候群
 【3ヶ月で英語をマスターするコツ】
 自分のいいところ
 子育てセミナー(とんちゃん流魔法のことばかけ)
 がばいばあちゃんの面白語録
 「成長の法則」
 見える学力・見えない学力
・ 今どきの大人と子どもの本の紹介
 私のおすすめ本
 子は親の鏡
 あそび歌
 おすすめ絵本
 そのまんまでいいよ
 1分間パパママ学
 【赤木かんこの『ねえ この本読んで』赤の巻】
 絵本力をつけよう!
 【福音館のメルマガ(松居直さんの文章より)】
 電池が切れるまでの詩
 クリスマス絵本
 【傍観(絵本の世界で遊べない子供たち)】
 12番目の天使
 【私が好きな相田みつをのことば】
 小沢俊夫さん講演録
 【幸せは赤ちゃん絵本から(福音館メルマガより)】
 【アンソニー・ブラウンの本】
 【ラチとらいおん】
 マザーグース関連
 ターシャ・テューダーの言葉
 赤毛のアン心がきれいになる言葉
 お勧め英語絵本
 子育てに絵本を!(山崎みどりさん講演会)
 小澤俊夫氏講演会「昔話の残酷性」
・ 富永P活動(交流会や発表会など
 2003年X'mas交流会
 春の合同合宿
 【グループの中で育つ子どもたち】
 【田島信元氏講演会&高2ラボっ子メッセージ】
 【ワークショップ「ラボで身についたこと・つくこと」】
 富永P10周年記念発表会
 【’04ラボサマーキャンプ(湯坪2班)】
 九重の花々
 【富永Pファミリー発表会&夏活動報告会】
 2004年クリスマス会
 ’05合同合宿
 鈴木孝夫氏講演会
 【’05ラボサマーキャンプ(in湯坪)】
 【’05富永P個人&ファミリー発表会】
 大学生キャラバン隊がやって来た~
 ラボ教育公開シンポジウム
 パネル討論『なぜ英語教育が人間教育なのか?』
Tommy's Garden
[一覧] << 前の日記 | 次の日記 >>
ジョン・バーニンガムの「わたしの絵本、わたしの人生」 02月11日 (月)
ラボの子どもたちも大好きな絵本「ガンピーさんのふなあそび」を描いたジョン・バーニンガムの自伝的本「わたしの絵本、わたしの人生」が届いたので、早速読んでしまいました。
最初のページに「かいじゅうたちのいるところ」で有名なモーリス・センダックがメッセージを書いている。『君の作品は美しくて、匂やかで、セクシーで、陽気で、神秘的だ。そしてしばしば、なんともステキにばかばかしい。』と賞賛し、
『思い返してみると、われわれふたりはずいぶん幸運だったね。~中略~60年代前半の刺激的な時代のさなかに『ボルカ はねなしガチョウのぼうけん』『かいじゅうたちのいるところ』(1963年)出版された。2冊ともまぎれもなく、あのめまぐるしくて、がむしゃらで、いきいきした絵本の時代の申し子だ』
など、文章が素敵で、センダックがどんな風に絵本にどう取り組んできたのか端的な文章で書かれていてとても興味深い。

「わたしの絵本、わたしの人生」を読むと、ジョン・バーニンガムがどう育って、どんな人生を歩んできたのか、どんな風に絵本の世界に入り、どんな絵本を作ってきたのかすべて分かるように、ジョン・バーニンガム自身が語ってくれていて、かなり面白くたっぷりとバーニンガムの世界を堪能できた。
昨年10月に大丸ミュージアム梅田で、絵本原画展があっていたが、今年は大丸ミュージアム東京で、1月31日~2月18日までジョン・バーニンガム絵本原画展があっている。
は~~~近くだったら絶対行くんだけど・・・
彼が描いた「はるなつあきふゆ」は、イギリスの田園風景にめぐる四季を描いた作品で「フレデリック」が見つけたお日さまの光や色やことばがたくさん見つけられて、手元に1冊置いておきたい絵本の一つですよね。絵本の中の大きな絵は、仕掛け絵本かと思っていたら、春夏秋冬のポスターになっていて切り取って壁に貼れるようになっていたんですね。
日々ガンピーさんに似てきていると話すバーニンガムは、幼少時代、トレーラーハウスで移動生活をしていたので、学校をしょっちゅう変わっていて、成績はあまり良くなかったみたいだけど、人里離れた山の中、果樹園や牧場で、様々な生き物と触れ合いながらの生活に魅了され、自然と動物に包まれて過ごした日々は、彼の豊かな作品世界を生み出す源になっているんですね。
2006年に出版された最新作『エドワルド せかいでいちばんおぞましいおとこのこ』では、大人たちが頭ごなしに怒る言葉で、どんどんおぞましくなっていくエドワルドだけど、同じことをしたのに、違ったことばを投げかけられて変わっていくエドワルド。言霊の重さみたいなものを、バーニンガム独特の世界で見せてくれている。読みながら「かいじゅうたちのいるところ」のマックスも、こんな風に理不尽な言葉や大人の態度でかいじゅうになって暴れていたのかな?なんてことを思いながら読みました。センダックとバーニンガムって育った国は違ったけれど、根本的な子どもに対するものの見方が同じなんじゃないのかな?

左のページに、ジョン・バーニンガムについてまとめてみたので、興味ある方はどうぞ!
>>感想を掲示板へ
<< 前の日記 | 次の日記 >>
Copyright(C)2002 Labo Teaching Information Center.All rights reserved.