幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
■■■ 運営事務局より ■■■
ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
「ラボ・パーティ」に関わる皆さんのコミュニティ・ネットワークです。
「ラボ・パーティ」については 公式サイト  をご覧ください。
ラボ公式HPTOP新着一覧こども・子育て・教育ランダム新規登録戻る 0308772
  
Home
Diary
Profile
BBS
Bookmarks
Schedule
メール
・メッセージを送る
・友達に教える
ページ一覧
・ 英検にチャレンジ5級
現在ページはありません。
・ ラボ・テューターになったわけ
現在ページはありません。
[一覧] << 前の日記 | 次の日記 >>
本物の英語力 07月05日 (水)
『本物の英語力』鳥飼玖美子  (講談社現代新書)

読みました!ニュースで英会話でお馴染みの鳥飼さんの著書の最新版。とても面白かったです~。

まず大切なのは、自分が主体的に使える英語を目指すこと、自分に興味のある内容を英語で学ぶことが大切だということ。

そして、最後の方に若田さんの英語力について触れています。


『英語が必須の宇宙飛行士。若田光一さんはインタビューで宇宙飛行関連の特殊な用語が猛烈な速さで話されるので訓練では仲間のパイロットや管制官の英語が聞き取れず、「頑張っているのに英語が分からないで困った」「これで宇宙に行かれるのだろうかと悔しかった」と語っています。その後、「分からないなら、分かるようになるしかない」と覚悟を決め、ジェット練習機操縦中のやり取りを録音し、それを繰り返し聴いて自分でもシャドーイングのように繰り返して同じことを言ってみたのだそうです。若田さんが飛行中、後ろの席でブツブツつぶやくので、何をしていたのかと聞くと「管制官とのやり取りを半数し録音しているのだと。さらに分からなかった内容を質問する。『こいつはスゴイ』と思ったね。世界トップの才能がありながら努力している」と一緒に訓練を受けたNASA飛行士が語っています。
「習うより、慣れろ」という格言がありますが、外国語学習にはむしろ「慣れるまで、習え」が必要かもしれません。
「慣れる」というのは、つまり、いちいち英語の単語やセンテンスの組み立てなどを考えないで、自動的に出てくるようになる「自動化automaticity」を指すわけですが、それには、どうしても「習う」つまり情報処理が習慣化するまで練習することが欠かせません。練習しないで慣れることは外国語ではありえないのです。若田さんは、それをしっていたのか、自然に話せるようになるまで練習を繰り返す「慣れるまで、習う」を実践したようです。』


若田さんはきっとラボのテーマ活動でやっていたことを実践していたのではと思ってしまったのは私だけ?

子どもたちはいちいち意味を考えずに
繰り返し聴いて"自動的に言葉がでてくるようになるまで繰り返すことをやっています。なかなか全員が、という訳ではないかもしれませんが、
口をついてセリフやナレーションが出てくる子はそれだけ繰り返し聴いてアウトプットをしている子です。



『英語学習の成否を決めるのは、自ら未知と出会い、緊張感を持って努力を継続できるかということです、それができるような力は、英語が専門であろうと別の分野での仕事であろうと、どのような場でも必ず生きるはずだと、英語を駆使するさまざまな人々を見て確信しています。
「自立した学習者」として、常に新たな出会いを求め、自らの進む道を切り拓くことが、英語学習です。英語を学ぶことが自分にとってどのような意味を持つのかを考え、自立的に、地道に、着実に、学習を継続したいものです。』

そんな締めくくりでしたが、子どもたちに伝えるだけでなく、自らも貪欲に学び続け、未知と出会ってたくさんの発見をしていきたいなーと思いました^^

みなさん、ご一読あれ。
<< 前の日記 | 次の日記 >>
Copyright(C)2002 Labo Teaching Information Center.All rights reserved.