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キャンプから帰ってきました。1 03月30日 (水)
黒姫スプリングキャンプ2班から戻りました。

今年はウインターと見まごうほど雪の多いスプリングキャンプでした。
と言っても、テューターとしてスプリングに参加したのは初めて。
大きい子が多いのは知っていたけれど、九州や四国からの参加者が
多いことに驚きました。ロッジの中はいろいろな方言が飛び交い、
標準語なんてすっ飛びましたね。新鮮でした。

シニア発表


サマーやウインターに比べると全体的なプログラムも緩やかで
のんびりとしたキャンプを楽しめました。
2日目はテーマ活動ワークショップがあったのですが、
そのひとつに特別ワークショップとして、木島タロー氏の
ゴスペルワークショップがありました。

集雲堂に入ると、軽快なピアノ(キーボード)の演奏が迎えてくれ、
始まる前からなんだかわくわくします。
木島さんは私が想像していたよりはるかに若い方でした。
インカムマイクをつけて演奏をしながらのワークショップ。
自己紹介もそこそこに「ラボっこのみなさん、歌ってください!」
と、「ひとつしかない地球」の伴奏を弾き始めます。
そのテンションとリズムにあっという間に乗せられて
まずはひとつしかない地球の大斉唱。
それから女性をソプラノとアルトに分け、男性は全員テノールで
いよいよゴスペルワークショップの始まりです。
曲はライブラリー「ひとつしかない地球」に収録されている
今回の共通ソング"Ezekiel saw the wheel" 。
この曲自体とても歌いやすく、ロッジの中でいつも誰かしらが
口ずさみ、それを聞いて周りも歌いだしていました。
発音のこと、音のだし方など、パート別に少しずつ指導を
していただいた後は全員で合唱。
木島さんはソプラノの音まで自分で歌ってしまいます。
演奏の楽しいリズムと木島さんの歌声に乗せられて
なんだか自分が黒人の太ったおばさんになったような気分です。
とにかく声を出すのが気持ちいい。
歌が終わるといったん座って、ゴスペルの歴史についても
お話を伺いました。ゴスペルが黒人霊歌から発していること。
その黒人がアメリカに奴隷として運ばれた悲しい歴史。
自分たちの宗教も楽器の演奏も禁じられた世界で、
唯一自分の持つ声だけで、許された賛美歌を歌うことから
はじまったゴスペル。しかしその裏には神を讃えるほかにも
自分たちの希望や白人たちへの愚痴、暗号めいた意味合いが
含められていたことなど、奥の深さを知ることができました。
お話の後はもう一曲、"We shall over come"と言う曲を歌いました。
ご存知の方も多いかと思いますが、今回指導いただいたのはもちろん
ゴスペルバージョンです。裏打ちリズムを取りながら同じ歌詞を繰り返したり、
なんだかとってもそれっぽくて楽しくかったです。
最後に木島さんは「ゴスペルは間違いなくキリスト教と言う宗教の歌ではあるけれども、
宗教が訴える"この宗教が唯一無二の正しい宗教であるからこの宗教を信仰しなさい"
というメッセージはまったく意味がないことなので、
そのことを理解して恐れず宗教とも付き合ってみてください」と言う言葉で
ワークショップを締めくくりました。
ぴったり2時間、あっという間でとても楽しい時間でした。
プロの方だなぁと感激しました。
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