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幼児さんの名刺 |
09月09日 (土) |
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夏の合宿には普段グループが違ってまだはっきり名前を
知らない子同士も顔をあわせるし、もちろん他のpartyのラボっ子の
参加もあったから「みんな名刺を10枚以上持ってきて交換しましょうね」と言っていました。
幼児さんもワープロで作った立派なものや大きな本人の字で
手書きのもの、プリクラがはってあるようなものなど色々だった。
でもどちらにしろ、背後にご家庭の声かけの努力のあとや
まるままお母様の力のはいったあとが感じられて「恐れ入ります」と
いった感じだった。
思い出せば我が子が小さかった頃、やっぱり大きなお姉さんや大きな
お兄ちゃんたちが子供の名前を覚えてくれていて、声をかけてくれようものならそれだけで胸がいっぱいになるほどの感動を覚えた気がする。
だから名刺交換は結構普段つながりがなかなかない大きな子と小さな子の中や他のpartyの子との中を取り持つ小さな一つのきっかけにでもなればいいという思いで合宿の冒頭に各グループで展開されたのでした。
でもこのたびの合宿に体調がすぐれず参加できなかった幼稚園児さんが
1人いらっしゃった。
すごーく残念でありました。
お母様はとっても手先の器用な方で、それも細かい手仕事が上手で
大スキだそうで、実はこのたびの合宿用に今まで10年見たことのないようなお手製のけしごむハンコで作られたセンスの良い名刺を
用意していらっしゃったのでした。
、、で、合宿で配るはずだったその名刺を昨日のラボの時に
娘さんのHちゃんが皆に受け取ってねと一枚ずつくださったのでした。
淡い紫とピンクの二種類があってどちらも素敵。
みんなが一枚ずつ受け取っていたところ、ひとりの姫様が言いました。
「いらーーん。だってもっとってもどうしていいかわからんもーーーん。」ですと。
がっびーん。
そのあとあわてて2人の姫の間をとりもつ私を想像してください。
でもいらないといわれた彼女も「あ、そ、、、、。」てな感じで
別にめげてはいない様子。
そうか、そうよね。我が子が小さい頃もキャンプや合宿でもらった名刺がいつまでもテーブルの上に散乱していて結局整理してまとめて
とっておいてあげたのは私だよなあ。
それを大きくなってみていかにも自分がずっととっておいたかのように
時々みているけれど。
幼児さんってそうだよなあ。
自分の机を持っているわけでもないし、しまうところもないし。
幼児さんの名刺って本人達には必要はなかったのかなあ。
それみてうれしかったのは親の私だけだったのかなあ。
姫の一言で面白い幼児の本音に出会うことができました。
でもきっと大事にとっておくタイプのお子ちゃまもいるのでしょうけれど。
ちいさい頃からその辺まではっきりしていて恐れ入りました。
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