発表会の感想をまとめていて気付いたこと |
11月22日 (水) |
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11月4日の発表会が終わって正会員のラボっ子に
打ち上げの時に書いてもらった感想文を昨日party通信として
まとめていた時、あらためて発見したことがありました。
自分のパートを一生懸命覚えて言った小学生がいました。
まだ体も小さいし、なかなか大きな声で言えたらいいなと励ましは
したけれどそうそう、大きな声がでるようにはなりません。本番でもその声は小さくて、会場に聞こえたかな?
舞台すぐ下にいた私でさえ、「あれ?言った?聞こえなかったなあ」と
思っていたのだけれど、感想文で
1:一番楽しかった場面はどこかな?という問いに
自分がしゃべる場面が楽しかったと書いていたのです。
そっかあ、本人が楽しかったんだから良かった良かった。
まだまだ小学生だもん。今、楽しめているならこの子は充分だなあって書きまとめながら思ったのでした。人に聞こえるように言わなくちゃという思いはよその発表を見たりして「小さい声では聞こえないなあ。声は出さなくっちゃ会場のみんなには聞こえないんだなあ」って自分で納得できた時にだせるようになるでしょう。
他にも、人の前で面白い事をするのに快感を覚える子供がいる。
その子が感想文にやっぱり、ちょっとはずかしがりやさんなら
引いてしまう様な海の生物の動きを寝転がってする場面が楽しかったと
書いている。
舞台上で寝転がってやるエビの役だから会場からは見えていたのか
見えてはいなかったのか全く関係なくその子は楽しかったんでしょう。
また感動したのは 4:自分以外でがんばったなあって思う人は誰かな?どんなところを
そう思ったのかな?っていう問いに
ほとんどの子がある特定の女の子の名まえで書いていた。
名前をあげて書くのがやっぱり同じ小学生でテレがあるのかな?
主役。。。。。とか、ドゥリトル先生。。。。とかいう役の名前を
あげて書いていた男の子達がいて、ちょっとしたその距離のとり方を
した書き方に苦笑したのでした。
でもその同じ問いに対してちょっと驚きの事がわかったのです。
ラボ歴の長い子供達がなんと書いていたと思われますか?
高校生は「幼児さん。その想像力」::::それはまるでtutorと同じ
目線です。
ラボ歴9-10年になる子供達は「みんな。いっしょうけんめいだった」
「全員」と書いてくれていました。これもtutorである私の目線と
一緒だったのです。
まとめていてうれしくなりました。
感じる気持ちが自分を認める気持ちだけから誰かさんを認める気持ちへ移り、それから全体へと
変わっていくのをまとめていた数時間で感じ取ることが
出来たのでした。
とってもあたたかい気持ちになりました。
発表会を迎えるまではいろいろあるけれどやはりその中で毎回、
子供達は英語を聞き取るだけでなくお話を楽しんだり自分で表現できる
喜びを味わったり、他の子を思いやれる体験をしていっていたな、この度も。。。とわかりました。うれしかったですねえ、とっても。
そうそう。感想文をお願いしたお母様がたの中には休会中の中学生の
部分参加にも気付いて喜んでくださった方もいらっしゃいました。
私も2ヶ月ぶりに突然呼びつけて突然partyTシャツ持って来てくれた彼の姿はごほうびのように嬉しかったのでありました。
「あー、元気にしていたんだね」って。
「我が子はよくやった。ほめてやりたい!{その通り!!}」から「我が子のまわりのあの子もこの子もやっているねえ、がんばっているねえ」そして、また「お休み中の子供までもどうしているのかしら?」ってママ達も色々な目線で子供達をみんなが見て下さっている。
感想文まとめているだけだけで幸せな気持ちになりました。
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Re:発表会の感想をまとめていて気付いたこと(11月22日)
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kumagorouさん (2006年11月23日 11時13分)
何だか感動!のお話です。
そうやって仲間のことを見られるのって、すてきですよね。
大人でもなかなか難しいのに、きちんと仲間を認められる子どもたち。
本当に感動!です!!
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Re:発表会の感想をまとめていて気付いたこと(11月22日)
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ポイポイさん (2006年11月23日 20時00分)
いつもkumagorouさんの日記にはそのあたたかい目線に
感激させられているポイポイです。
子供達ってすごいですよね。
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