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NHK教育テレビ「メディアがひらく教育の未来 : 教室にコミュニケーションを!」 11月07日 (金)
昨夜、バレーボールを見ていたが、CMで教育テレビにチャンネルを変えたら、丁度小学5年の担任の先生たちが何やら話をしていた。 「自分の思いがうまく伝えられなくて衝突してしまうようだ、、、。」とか。 確かに、その後登場してきた子どもたちは、仲間同士の話し合いも、大人への質問もうまくできない。 番組を初めから見ていなかったので、視点がずれているかもしれないが、先生たちは「コミュニケーション能力を育てる」ことをめあてとし、それをみんなで食べ物を育てる(野菜、米)ことから学んで欲しいと計画を立てたようだ。 

問題点: 人の話しを聞いて、それにつなげて話す事ができていない。

グループごとの話し合いを重ね、ディベート 「国産 vs 輸入」(?)
に臨む。 → うまくいかなかったのは、みんなの気持ちがバラバラだったからと子どもの感想。

・ 知らない人と話す。 (農家のおじさん、給食に納品する豆腐屋のおじさん、給食の調理師さん) → 用意していた質問事項を聞くだけで、話しを聞いて新たに気付いたこと、聞きたい事があったのに緊張して出来なかった。
終わってのお礼のことばは言っていたが、気持ちが入らなかったのはそのためか、、。 直後、記録係(ビデオ撮影係)の男の子が、「みんな、なんか自信なさそうで、声も小さくなっていたし、伝わっていなかった。」とはっきりみんなに言う。 リーダーらしい男の子は素直にそれを受け止め「もう一度行こうか。」 その後、このおじさんと何を話したかは分からないが、奥さんがおじさんを囲んだ笑顔のみんなの記念写真をカメラに収めていたので、子どもたちは気持ちをご夫婦に伝える事ができたのだろう。

・ 実際に野菜や米を育てながら、虫や鳥という敵と戦う。 前述のおじさんにも農薬のことや、いつも気にかけて野菜を見守らなくてはならないことを教えてもらっていた。 同時に、インターネットでいろいろと調べる。 (NHKホームページで探してみたら、発見! このことだったんだ。→ 教育番組の中で見つけた「学校放送 On Line」) 全国の小学校で米つくりに取り組んでいるところに掲示板を通して質問すると「第5回の農薬のところをみましたか?」 と返事が来る。 さっそくクリックして、写真、文字情報、映像まで見られる。 これが番組タイトルにあった「メディアがひらく、、」にあたるのだろう。 ここで、輸入野菜の農薬が残っていること、流通する前にそれを検査していることなども勉強していく。

一学期はうまくいかなかったディベートの行方:

前は一生懸命発表したのに、文句いわれてつらかったと静かな女の子が打ち明ける。 リーダー格の男の子は「言われる立場になったことないからさー。」と言いつつも次回は変わったらしい。 重要な意見を一件ずつ小さな紙に書いていく。 みんなで相談して同じことが重ならないようにした。 彼は本番で意見を言わず、もっぱら目配りしている。 輸入賛成派、国産賛成派も見違えるように一人一人が自信を持って発表している。 10分のディペートのあと、お互い最後にどうしてもいいたいことを相談して発表することになる。
先ほどの小さな紙をみんなで出して話し合い、その意見を目配りをしていたリーダーの彼に託した。 

ディペートの結末はわからないが、農家のおじさんに話しを聞いていたリーダーが「みんなの話しを聞いて、考えて、伝える事が出来たと思う。」 と言った。 いいこと言うなあ。 思わず、メモをした。 

最後に、みんなが作った野菜とお米をカレーライスにしてお世話になった大人たち(農家のおじさん他)を招待して、いい顔で食べてましたよ。

  
   
Re:NHK教育テレビ「メディアがひらく教育の未来 : 教室にコミュニケーションを!」(11月07日)
kumagorouさん (2003年11月07日 20時59分)

やはり ディベートって 信頼関係にある仲間の間で成立するものなんですよ
ね。
ラボでのディベート(テーマをきめるとき)では 何を言っても批判されるこ
とも 変だといわれることも無い・・(言ったとしても ふざけて言うくらい
で本気ではないのが解かる)。 そんな関係を作ることが 難しいんでしょう
ね~学校では。 微妙な上下関係があったりするもの。(子どもを見ていてそ
う思う)
やっぱり、そう考えるとラボってスゴイですよね。
それをテューターが教えてしているわけではないですもの。
改めて 実感。
やっぱ、ラボっていいわあ~(^^)と思ったのでした。
ありがとうございました。
Re:NHK教育テレビ「メディアがひらく教育の未来 : 教室にコミュニケーションを!」(11月07日)
ぼっくりさん (2003年11月08日 22時58分)

おーじゅんさんが書かれた番組の内容、ものすごくよくわかりました。
まるでわたしも視聴していたかの様に・・・

ディベートの事、よく言われますよね。シアトルにいた一年の間にも、
「日本では学校でディベートの授業ないの?」という話題、頻繁に出て
きました。こちらとしては、「アメリカではディベートの授業なんてあ
るの?」と最初思いましたが。

考えて、言葉にしてちゃんと伝える、って本当ーーーーに本当に簡単で
はないと当時も思いました。訓練に訓練を重ねないと(母国語でも)、
ディベートは出来ないと思いました。ディベートの良い所は、色々な立
場になって考える訓練だから、やはり人とのコミュニケーションに幅が
出るとか人付き合いもスムーズになるだろうとか、プラスなのではない
かと感じました。
でも、日本に帰ってからも、そんな事を再度考える機会もないままでし
たが、ラボパーティに出会った今は、子供達が知らず知らずそういう訓
練もしている、と思うと、そばでそれを見させてもらえるテューターと
いうのは、とてもすごい職業だなと思います。

おーじゅんさんの様な方が、テューターの先輩としていらして下さる事
は実にラッキー!!だと心から思います。

(My Pageの掲示板にも喜びのお返事を書きましたが、天まで届く木に登
りたくなる様なお言葉をありがとうございました・・・!これから何か
で落ち込んだ時には、ぜひあのメッセージを開いて見る事に致します。
月曜日は、こどもや家の事など重なり、新体制のお話もあるとの事でし
たので迷いましたが、お休みする事にしました。また次回、よろしくお
願い致します)
Re:NHK教育テレビ「メディアがひらく教育の未来 : 教室にコミュニケーションを!」(11月07日)
ぼっくりさん (2003年11月09日 16時02分)

またしつこくおじゃまして、すみません・・・。
実はおーじゅんさんのこちらのにっき、頭から離れないでいます。
考えて伝える、の前の「聞く」、という事に関しては自分自身にも本当
に必要な事で、おーじゅんさんのにっきを読んでから、また頭の中にず
っとあります。
リーダー格の男の子の姿勢、おとなとの関わり、作った野菜とお米のカ
レーライス招待会。聞いて考えて伝える。人との関わり。大人と子供の
関わり。大人同士の関わり。
ラボ活動の事。
色々と頭の中を巡ります。
ラボは一方で私のコミュニケーション修行の場です。やはりラボは出会
うべくして出会った、自分の人生にとても必要な事なのだと思います。
終始ひとりごとの様な事ばかり、書き込んでしまってすみません。
でも、このおーじゅんさんのにっきが何か、とっても大事な事へのきっ
かけを投げかけて下さったのかもしれず、続けて書き込ませていただき
ました。
Re:NHK教育テレビ「メディアがひらく教育の未来 : 教室にコミュニケーションを!」(11月07日)
kumagorouさん (2003年11月09日 20時04分)

おーじゅんさん、ありがとうございます。

ぼっくりさん同様、スゴク気になる内容です。
子ども同士の会話・・うちのパーティでは話し合いしていることがディベート
と言えるかどうかは??ですが とにかく、話し合いが成立するまでに5年か
かりました。
今年でテューター7年目(おーじゅんさんのたった半分!)ですが 5年を過
ぎた頃、はじめて「話し合いらしきもの」が成立するようになったところで
す。
この土台があってこそ 話し合いが成立していのだろうと感じています。
ラボで集るのは 基本的には1週間の1時間余りの時間でしかないんですも
の。
学校なら、もっとたくさんの時間を共有しているでしょうから いろんなこと
ができるのでしょうが、自分の子どもを見ていても 今の学校に多くは期待で
きない気がします。(もちろん、いいなあと思う内容もあるのですが)

自分の意見だけを 単にぶつけるだけではなく 色んなことを考えられる人に
なって欲しい・・やはり、言葉だけじゃない色んな活動の中でそれが出来るよ
うになっていくのでしょうね。

・・あ~~、何を書いているのか解からなくなってしまった・・。
とにかく、おーじゅんさんには感謝して また 色々と自分自身も勉強してい
かなくては・・・と反省した私です。
Re:NHK教育テレビ「メディアがひらく教育の未来 : 教室にコミュニケーションを!」(11月07日)
スミティさん (2003年11月09日 23時06分)

この日の番組は見られなかったのですが、シリーズで前回かその前を見
ました。それも良かったです。内容を伝えられなくて申し訳ないのです
が。
ラボの中高生活動の行かせるのではと思っています。

自己表現、といってもどういう自己表現の力を育てたいのか。
わたし個人としては、自分の言葉でメッセージを発信できる力を育てた
いと常々思っています。そこまでなかないかないのですが。でも、そこ
を意識して、ラボっ子たちを育てたいと思っています。その意味で、こ
の番組は、ヒントになるものが多い。

アンテナので方が・・・
また・・・

取り急ぎ感想を書かせていただきました。
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