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テーマ活動発表会 |
01月09日 (火) |
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先日、ふと年末の発表会のことを思い出しながら「どうして、感動するんだろう。発表自体がすごい!!というのではなかったのに。」と思った。
私が子供のことやった劇発表では、最初から演出が決まっていて先生の指示通りに動くことを何度も練習した。多分今の幼稚園・保育園等での発表会も同じだろうと思う。だから、何度も練習すればある程度決まった時に、決まった場所で台詞を言えるようになるのだろう。
ラボの発表は演出が決まっていないのでCDの音声や絵本を頼りに話し合って決めていく。発表会までの約3ヶ月間、最低週に一度は集まり動く(回数にすると12回以上)。普通、これだけやればできて当たり前と思われそうだが、そうはいかない。だって、演出が決まっていないから発表会前日でも動きが変わってしまうから。お話のCDを何度も何度も聞いているうちに、「ここCDのイメージと違う」となれば当日だってありうるのだ。
年末の発表会では「おおかみと七ひきの小やぎ」を発表した。発表会の1週間前のパーティで「おおかみは井戸を覗き込んだ途端、落ちるんだよ。」と、おおかみ役以外の子が見ていて変だと言い出した。それで、おおかみ役もそう思って動き方を変えると、また他の子が「3人(年中・年長・小1)が寝て体全体を使って井戸を作っていいるけど、おおかみが落ちた途端、サッと立っておおかみを隠したほうが”どぶん”と落ちたように見えるよ。」と言い出した。意見が出れば、やってみて、みんなで「そうしよう。」となれば動きが変わる。実際に今回も前日でも表現が変わった。
だから、知らない人が見ると「何をやっているのかからない。」と思われそうな発表でも、自分から動いて、みんなでひとつのものを表現できただけで感動してしまうなかな。
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