幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
■■■ 運営事務局より ■■■
ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
「ラボ・パーティ」に関わる皆さんのコミュニティ・ネットワークです。
「ラボ・パーティ」については 公式サイト  をご覧ください。
ラボ公式HPTOP新着一覧英語・語学ランダム新規登録戻る 0241172
  
Home
Diary
Profile
BBS
Bookmarks
Schedule
メール
・メッセージを送る
・友達に教える
ページ一覧
・ 2019☆マザーグースひろば開催情報
・ チームビルド「ラクーンサークル」
・ たがみパーティ見学はこちら!
[一覧] << 前の日記 | 次の日記 >>
森林浴、そして、こども浴~感性を研ぎすますキャンプ 08月09日 ()
頭の中に映像や音を繰り返し再現している。
3泊4日のできごとのあれこれを思い出して、浸っている。

最高にすばらしい思い出となった、今年のキャンプ。


こどもたちのことば から~

「ねえ、いぐいぐ、今は朝?昼?それとも夕方?どっち?」(小1:とんとん)

「いぐいぐ、これ(朝食に出たジャム)、お父さんにおみやげで持って帰っていい?」(小2:りょうへい)

「ぼく、キャンプ初めてだけど、これで最後だと思う。ぼくんちお金があんまりないから。」
ーーこどもはそんなこと、心配しないでいいんだよ。
「心配しちゃうんだよ、ぼく。ぼくのお年玉とか、あげたくなっちゃう。」(同)

ーー(私の実家に近いパーティの子に)大阪帰ったとき、いつか遊びに行くね。
「うん、わかった。がんばりや。」(小3:なっつ)

「いぐいぐ、見て。売店でペンダント買ってきた。弟におみやげであげるの。
 このえんぴつはバザーで買ったよ。弟の好きなキャラクターだったから。」(小2:なっちゃん)

「おかあさんに会いたい。おうちに帰りたい。ああ、ジュースが飲みたいよ。」(小4:ゆうゆう)


ーーその葉っぱ、気をつけないと手を切るよ。
「ぼく学校まで毎日1時間の道、この草を触りながら行っとるんよ。
これで手え切っとったら、石川県○○町になんか住めんのよ。
ここを、こうやってスジをとったら、ここが一番固いところやけん、
ここをこうやってシュッてやったら切れるから気をつけんならんけど、
ほかのところは大丈夫やけん、なんも心配せんでいいんよ。」(小2:けんと)

(姉妹ロッジに貼ってあった、登場人物のキャラクター分析のまとめ )
『ロージー→→”ラボい”・・・想像力が豊かで、なんでも楽しむことができる。』


こどもたちのきらめくことばの数々、
こどもたちの瑞々しい感性に触れて、
体の芯まで癒されていく。
鈍っていた感性がよみがえる。
頭がクリアになり、心が透き通ってゆく感じ。

こんなに、こどもたちの目線に上がって行ける感覚はひさしぶりだ。




そして我が子、フウのことば から

「変わったことがあったよ。一番初めに仲良くなった子が、2日目の夜、フウから離れて別の子とばっかりいるようになった。
フウは突然でびっくりしたけど、他の子にも声をかけてがんばって友達つくったんだ。
でもその子、最後に帽子にサインしてって言ってきてくれたから、フウのこと嫌いになったとか悪気があったとかではなかったみたい。」


「Mちゃんは、”ママに会いたい”って泣いたりもしたけど、
がんばってロッジの子に、”初めまして、○○です。ともだちになってね”、って声をかけていてえらいなって思ったよ。」

「不安になったとき、シニアが抱きしめてくれたり、ごはん無理しないで残してもいいよ、って言ってくれたんだよ。泣きそうになるくらい、うれしかった。」

「高学年プログラムで聞いた”こわい話の会”で、
呪われるからしばらくは夜中に目が覚めても窓際を見てはいけないって言われたのに、
そういえば昨日の夜、暑くて窓開けちゃった!
あと、布団から足を出してはいけないって。
もらった魔除けの札は、言われた通り、財布にいれてあるんだけど。。。」

「最後の日、かあさんがロッジまで写真とりに来てくれたとき、ひさしぶりに会って、
ほんとは抱きつきたかったよ。かあさーん!って。
なのに、かあさんすぐ行っちゃったでしょ~。」

そのとき一緒に写真に入ってもらったシニアが、「えっ?フウ、ラボ屋だったの?!」と驚いていた。
フウは、自分がラボ屋であることを言わなかったようだ。

そして。
キャンプどころかラボもやめたいと言っていたナギ。
男の子だからか、ほとんど語らない。

ーーキャンプ行きたくないってずっ~と言っていたけど、すごく楽しそうだったね。
  安心したよ。
「え、そんなこと、言ってないよ。キャンプ楽しみだなーって、言ったんだよ。」
この返事には、開いた口がふさがらなかった。。。

「(ラボ・ハットの在籍年数バッジを見ながら)7年バッジはいつもらえるの?」
ーー来年だね。でも続けていたら、だよ。
「やめないよ。バッジ、もらう。」


こどもたちは、
年齢の小さい大きいを問わず、誰もが不安を抱いてキャンプに参加している。
家ではわがままが通るが、ここではそうはいかない。
神経を集中させ、これから起きることに耳をすませる。
自分を律し、ぎりぎりのところで自分の立ち位置を見つけようとしている。
自分が自分であるということに、これほどエネルギーを費やす場所や経験って、
そうないよね。

そのことが、彼らを大きく成長させることは、もう、まちがいない。

がんばれ…、がんばれ…と、
輪の外にいる子を少しずつ、少しずつ、前へ押し出す。
だんだん、その子らしさが見えてくる。

こどもってすごい。



『ロージーちゃんのひみつ』の
”日のあたる町で”の続きの歌詞をこどもたちが考えた。
ギターのできるシニア、”がいこつ”が、即興で曲をつけてくれた。

これが、また、すごい。

日のあたる町で 私は生きている
Oh~ 私はあたたかい太陽
みんなとなかよく暮らしてる
ひかげにいる子を明るく照らしてあげる
この町も やさしくそめていく



シニアの”ありんこ”も、”がいこつ”も、
イキイキとした姿で、こどもたちの前に立っていた。
すなおに悩み、迷いながら。



ありがとう。

みんな、また、

キャンプで会おうね。
<< 前の日記 | 次の日記 >>
Copyright(C)2002 Labo Teaching Information Center.All rights reserved.