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ニッポンの皇帝の御殿見学!? |
09月23日 (火) |
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今、『ナイチンゲール』に取り組んでいます。
昔々、皇帝のいらっしゃる国がおおはやりだったころ、
中国もやっぱり皇帝のいらっしゃる国でした。
そして・・・・日本の皇帝からの贈物・・・
と言うことで、
ラボっ子たちと、これは中国の何時代? 日本では??
と、時代考証をしています(^^)
きっと飛鳥時代、いや奈良時代・・・
中国との交流が盛んだった飛鳥・奈良時代。
もう一度自分達の住んでいる奈良の歴史をひも解いています。
さて、
2010年に平安遷都1300年祭が開催されます。
全国的に批判にさらされた「せんとくん」がキャラクターです(~~;)
その会場となる平城旧跡に今、1300年ぶりに大極殿が再建されています。
その工事期間最後の現地見学会が21日~23日と開催されていました。
行ってきました。
遠くに見えるのが朱雀門
こんなに遠くですが、周りには屋根つきの回廊が繋がっていたのです!
そして、
本日見学できたのは
大極殿の屋根です。
地上27m・・・私たちの立っている所は約19m。
二度と見ることは出来ない景色です!
別棟で朱雀門の建築手順をとても克明にVTRにしてあるのを上映してあり、くぎを使わず見事に木々を組み合わせる技術に圧倒されました。
今まで、見上げて「すごいなあ!」と思っていたものを、建築方法を詳しく解説され、その実物をすぐ目の前に見ることが出来、感激でした。
ここに使われている木は吉野・熊野の杉との事。
そして、切った木をヘリコプターで1本ずつ運ぶ様子はなんだか信貴山縁起だったかの仙人が念力で吉野の杉を空から飛ばしてきた!と言うお話が思い起こされてちょっとにやりっとしてしまいました(><)
帰りに、途中下車して唐招提寺に。
修理中の金堂の覆いが取り払われて以前と変わらぬ姿になっていました。
漆喰が塗り替えられて白くなっているかな~。
屋根と鴟尾は、葺き替えられています。
そして、創建時(1250年ぐらい前)の鴟尾と、鎌倉時代に作られた鴟尾が、新宝蔵に収蔵されていて見学する事が出来ました。
平城京大極殿の平成の真新しい鴟尾と、3つの時代のものを一日で見ることの出来た貴重な一日でした。
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