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正倉院展へ |
11月04日 (火) |
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ナイチンゲールのお話の時代はきっと中国は唐時代、日本は飛鳥、奈良時代・・・とパーティのみんなで時代考証。
開催中の正倉院展に色んなヒントがまだまだあるのでは・・・と、行ってきました。
有りました。
金のスリッパ・・・では、ないけれど聖武天皇がはいていたであろう刺繍された錦の靴。 同じものが新疆ウイグル地区にもあるということなのできっとこんな形だったのでは?
また、金銅幡(こんどうのばん)には、金銅でできた鈴が沢山付いています。中国の皇帝の庭の珍しい花についていた鈴もこんなだったかな~
その他
紫皮裁文珠玉飾刺繍羅帯残欠(むらさきがわさいもんしゅぎょくかざりしゅしゅうらのおびざんけつ)・・・細かい刺繍に細かい組みひもで縁取りし、色ガラスや真珠、水晶などを現在のストラップのように沢山飾り付けてあります。
丸い水晶を組みひもでくくってストラップのようにしてある結び方が最古の結びの起源・・・などとの解説に、凡人には改めて文化財研究の奥深さを学ばされました。
椰子の実・・・ユーモラスな目と口のある椰子の実、中は漆のようなものを塗っています。南方から海流に乗って漂着したのを日本で加工したとか、南方産の製品が輸入されたとかの説があります。・・・ということですが、こんな楽しいものも1300年も大事に保存されていることに、思わずにっこり(^^)
続修正倉院古文書第十九巻(経師等不参解・きょうしとうふさんげ)・・・写経所に勤務する写経生の休暇願や、欠勤届など。・・・さまざまな理由が記されていて、病気で休んでいたが、もう少し治療しなければ命に関わる、とか、家の修理をするので休ませて欲しいとか、欠勤の始末書を仲間の連名で上司に許しを願い出ているものなど、その時代の人々の生活が浮かんできてほほえましいものでした。
3時間かけてゆっくり見て回ったのでまだまだ紹介したいものは沢山あるのですが、きりがないので・・・
正倉院展は11月10日までです。
是非是非実物を見に行ってみよう!!
今日の入場は30分待ちでした。今度の土日は多いかな・・・。
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