幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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2011/10/19のパーティ報告 10月19日 (水)
<キディ>
そらいろのたね。
夢のようなお話。
人間とお友達のようにおしゃべりする動物たち。
たねから生えてくる小さな家!
だんだん大きくなってお城みたいになって、町中のこどもたち(大人はいない!)が
一緒に住めて、おまけに動物達も鳥達もみんな仲良く大家族になっていく。
まるでキディさんそのもののように、悪気のないキツネさんが当然の権利のように
「やっぱり返して」と言い、
それに対して、ゆうじ君もまた意外とあっさり「はい、どうぞ」と返す。
もちろん多少の戸惑いはあるけれど、ライブラリーのことばの中に、恨みのことばはない。
動物達も文句を言うような台詞はない。
ただキツネの家が太陽にぶつかる事を心配して、見ている様子が描かれている。
家が消えてしまった後も、もめる様子などは描かれていないし、
CDの音楽は始まりと同じように穏やか。

こんなファンタジーの世界をなんの障害もなく、受け止めてそのお話の世界の中で
どっぷりと遊びながら生きているキディさんたちは羨ましい位素敵ですね。

毎週、自然な流れで変化しているので、動物達が素直に家を明け渡さない時もあれば、
のびているキツネにむらがっていたずらをする時もあり・・・
そうかと思えば、キツネが起き上がると、みんなの顔が一斉に輝いて
そこからまた仲良く(なんの恨みもなく)一緒に飛行機で遊び出したりする時も。

毎週、ことばではなく全員の空気感で、キツネに対する反応も変わったりするし、
キツネ役が変わればもちろんキャラも変わり、それに対する反応も変わります。
「テーマ活動はナマモノ」と言うけれど、本当に毎回毎回が異なるナマモノです。

ただ役を変え、空気や解釈を変えて繰り返し遊んでいるように見える中でも、
聞込みに比例するようにことばへの気づきがあったり、想いが生まれたりしているようです。
台詞もキャッチボールになって、自然と役柄同士の目が合うようになっています。
CDの通りに流れるようになぞって動いていた最初の頃とは変わり、
お話からそれて、行間を読むように、想像を膨らませて独自の解釈で動くようにもなりました。

「これが正解」という動きや台詞の言い方の「演出」がないから、
頭が固いと自由気ままに動けない部分もたくさんあるお話なのに、ものすごく自由に
自然に動いています。

小学生クラスでは、人間は町に住んでて、動物は森にいるから・・・と絵を描いて
イメージを伝え合ったりする中から、動き(動線?)が変わって来たりしているけれど、
キディクラスでは、そういうコンセンサスは一切ないのに、誰か一人想いのある子が動けば
自然とそれにひっぱられるのか?
なんとなく、ほんとうになんとなく自然と同じような動きになっているのが面白いです。

今日はお休みでしたが、3年分溜まりに溜まったライブラリーが溢れ出るように出ているSo君を始め、
同じ様に今まで溜まった分が炸裂しているSaちゃんは英語も日本語も気持ちを同じように込めて言っているし、
おまけに動物の動きにもこだわって、工夫している様子に、皆が刺激を受けています。

一通り好きな動物を動いてみて、今は自分の想像する世界で楽しんでいるIちゃんは
今日はハロウィンの合同Pの際に空色の家を作ろうねと話した事で、余計に想像が膨らんだらしく、
空色の家の中に、プールを作ってそこに人魚姫も住み着くそうです。
そんなお家だったら素敵じゃない?と言った一言に、一本とられた気分でした。

積極的に自分から「私今はリスやるから。」「私、鳥になってるの。」と
笑顔で言ってくれるようになったMiちゃんには、純粋に嬉しい気持ちです。

以前しぶしぶゆうじ役をやった(他にやる人がいなかったから)時に
テューターから紙飛行機をもらったのが嬉しかったと言って、
「自分がやりたくないなーと思った役にも挑戦すると楽しいよ!」とみんなに
アドバイスしてくれているMaちゃんは、今日もみんなの為にひとはだ脱いでいました。

いつもわんぱく自由人なのに、いざテーマ活動が始まるとやっぱり色々な役をやりたくなって、
七変化するSe君は、最近台詞を言わなくちゃと思っているのか根が真面目なのか、
一生懸命台詞を口に出そう出そうと照れながらも頑張っています。
こうして台詞を言ってくれるお陰で、言われる側の役もとても言い易いのです。

今日お休みのKちゃんも、最近自己表現が上手になって、
動物も鳥もCDのことばをなぞるのではなく、自分から先になりきって次の場面に登場したりと
自分なりにお話が想像できている様子がよくわかります。
11月には合同で小学生と一緒に動くので、久々の再開に萎縮せずに、
今ののびのびを出してもらえたらと思っているところです。

キディさん達の心の中のそらいろの家がどんな風に育って、そして花びらが舞うように
消えてしまった時何を感じているのかを、寄り添って一緒に見ていきたいなと思っています。

<小学生>
学校の一泊合宿があり、Y君は疲れて寝てしまってお休みでした。
同じく合宿に参加したM君も「今日は疲れたから見てていい?」なんて言ってましたし
H君も「今日は行きたくない」と言っていた(母談)らしいのですが、
蓋を開けてみると・・・
やりたくないどころか、そらいろのたねを2回目も動きたいと言い、結局動きましたし、
最後のキツネののびている場面に至っては5回もやりました。

キツネがどこで目を覚ますか、あるいは覚まさないで終わるのか、を色んなパターンでやってみて、
それを互いに見て、一番しっくりくる形を選びたいとのことでした。
最終的には音楽の雰囲気に身をゆだねて、自然なタイミングで目を開けていましたが、
最後にキツネが「ごめんなさい」と照れ隠しに謝るとか、謝らないとか・・・
最後はキツネも一緒になって遊ぶとか、
短い時間で「遊ぼう!」「うん!」とすぐに仲直りするのは変だとか、
その変はまだまだ再考の余地がありそうです。

先週ドアを作って、100人、100匹、100羽を表現したいと言っていた部分は
なんだかドアの周りをぐるぐる回って、目が回って終わってしまった感じだったので、
来週またやってみようということになりました。

森があって町があって、ゆうじ君の家があって、庭があって・・・とイメージはあるし
動物たちがいっぱいいる所や家が壊れる場面をこんな風に表現してみたいという想いはあるものの
それをやってみると想い通りにならないところで苦労しているようですが、
それでもとにかく、ひたすら楽しそう。
時々、「ふざけてる?」とテューターに怒られてもめげずに、とにかくオーバーな位
動きまくっては汗をかいている男子達でした。

珍しくやりたい役が既に決まっているらしく、3人は今日決めてしまいました。
嬉しいことにH君はナレーションやりたい!と挑戦する気持ちで目を輝かせていて、
もっと長い部分も言ってみたい、でも恥ずかしいか・・・?なんて自問自答していました。
M君もゆうじ役を選んだからでずっぱりになって、ナレーション言えないんじゃない?とH君に言われると
「それでも言う。」「ゆうじがいなくても良さそうな場面を探す。」と言い張っていました。
一方、ナレーションは絶対やだ(前やったから)と言っているAちゃんは、一番CDを聞いているので、
実は一番言えるはず。実際に部分部分のナレーションを口ずさんだりしています。

小学生たちみんなこれからどう気持ちが変化するのか、楽しみに見守っていきたいと思っています。
何かにトライする気持ちを、応援していきます!!!
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