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子どもが考える国際平和 06月26日 (火)
本日は「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」というものが開催されました。
中区の小学校と中学校の代表生徒が集まって、
「国際平和のために、今自分ができること」という共通テーマで綴った想いを3分以内でスピーチするというものです。

最初に目にした時には、5年生にしては難しいテーマだなぁという印象でした。
私は大人ですから、もちろん「今自分ができること」まで落としこむ事は簡単ですし
日々心掛けているような事でもありますが、
視点として書かれているヒントの言葉を読むと、「日本の平和」「国際平和」「国際理解」
「人権」「福祉」「環境」「平和募金活動」「国際貢献」「国際協力」等々・・・
政治家ですか?というような難しい議題に思えてきます。

息子も自分にとって馴染みの無い「国際貢献」とか「国際協力」という言葉の迫力に押されて、
すっかり難しく受け止めてしまい「わからないよ~」と泣き言を言っていましたが、

フィリピンやカンボジアに絵本を送る活動も(数冊だけれども)しているよね?
普段送る葉書はユニセフで買うようにしているよね?
こないだうちに来たインドネシアの大学生とお友達になった事って、実は国際理解なんじゃないの?
なんて話をしているうちに、少し落ち着いてきて、
自分でも駅前広場でやっていた「人権問題についての活動に」自分が署名した事などを思い出して
「あ、あれでもいいのか。」なんてつぶやいていましたが、
それでも、まだまだ難しく考えている様子でした。

「日本の平和って何?」と親子で話せただけでも、私にとっては充分嬉しいきっかけだったのですが、
日本の平和というと、すごく壮大になってしまうようで(笑)
「尖閣諸島?」と返ってきた言葉には、本当にわかってるのか?と笑ってしまいました。
平和というと戦争のない・・・とか大きく考えてしまって、遠い話になる所を
「今自分にできること」まで落としこむ所が素敵な主旨なのですよね。
色々話した結果、息子なりに「僕自身が喧嘩しないことか・・・」と良い事言っていたのに、
結局、少し格好つけたかったのか、数ある経験の中から
カンボジアに絵本を送っている事を題材にして作文を書いて提出していました。

今日のスピーチコンテストは、そんな生徒達が書いた作文から学校代表として1人選ばれて
集まるものなわけなのですが、
選ばれていないのに、どこまでも積極的な息子は(たぶん手を挙げずにはいられないタイプ)
その応援団としてコンテスト会場に見に行く5名の中の1名に入れたようで、
前日から随分楽しみにしていました。
ラボっ子らしいなあと嬉しく思ったのは、自分がスピーチするわけでもないのに、
応援することを心から楽しみにできること。これは本当に嬉しかった。

先生もおっしゃっていたようですが、「本当に応援する気持ちがある子が行った方がいい」
そりゃそうです。
授業を受けなくていいからとかでは困ります。

息子は、友人が原稿を覚えて皆の前で練習する姿にも感銘を受けたらしく、
毎日毎日様子を語ってくれました。

今日のスピーチも6年生7名、5年生2名、そして中三6名というボリュームだったようですが、
ひとつひとつの内容を本当に良く覚えて来ていて、
私のキディクラスが終わると同時に、ずーーーーーーっと内容を教えてくれました。

「いじめを克服して、その体験を生かして、いじめを無くす努力をしている」とか
「ありがとうを言うことを大切に」とか
とても実体験に基づいた素晴らしい国際平和スピーチだったようですが、
中でも感動したのが彼らの「表現力」だったというのが、息子らしいなぁと思いながら聞きました。

声の抑揚やテクニックではなく、「伝えたいという想いの強さだと思う」
・・・なんて、びっくりするほどカッコイイ事を言うので、
ラボのお陰で、育っているなぁ・・・としみじみしてしまいました。

ただ、言うとやるのは大違いで、この伝えたいという想いが強くても
なかなか表に出す事が難しかったりもするわけで、(だからラボで鍛えているとも言えるし)
こういう場数を踏み続ける事がいいのではないかと私は思います。
まぁ、なかなかスピーチコンテストに出る代表に選ばれるのは至難の業でしょうから
学校でのちょっとした発表や司会、ラボでの前に出る活動など、
色んな事にトライして表現力を身につけつつ、
ラボっ子には人の話を真剣に受け止める技量も身につけて欲しいなと思っています。

普段、作文は苦手な息子ですが、お芝居とかラボのT/A発表の感想文になると
途端に素晴らしい事を書き出します。
心が動いた時には、その想いが溢れて来るから、当然と言えば当然ですが。
今日もテューターから見て素晴らしい文章を書いていたように思いました。

中区の素晴らしい企画に感謝したいと思っています。
また本日スピーチに全力を尽くした小中学生にも拍手を送りたいと思います。
Re:子どもが考える国際平和(06月26日) ・
きょーこさんさん (2012年06月27日 09時44分)

素敵なイベントですね。
確かに難しそうなテーマだけど…
でも「12歳の伝説のスピーチ」(環境サミット)みたいに、
子どもが発するからこそハッとさせられる言葉ってありますもんね。

今日、私は中学校の読み聞かせで”Mottainai Grandma”を読んで
きました。(『もったいないばあさん』の対訳版)
マータイさんが世界に向けて「日本には、素晴らしい言葉があります」
って発信してくれたけど、日本の現実はどうだろう…という話も
交えて。
中学生の心に、何か残ったかなぁ~。。。
考える「機会」「場」…そんなものを少しずつ提供していきたいです。

ところで、息子さん。とってもいい子ですね♪
日記、時々読ませていただいて、すっかりファンになってます♡
Re:Re:子どもが考える国際平和(06月26日)
Basshiさん (2012年06月27日 15時46分)

きょーこさんへ
→書き込みありがとうございます。

>素敵なイベントですね。
子どもが発するからこそハッとさせられる言葉ってありますもんね。
→そうですよね。最近は大人(親)受けを考えてるなぁと感じるような
当たり障りの無い(使い古された)文章を小賢しく書く子が増えていると聞きますが、
ラボっ子のように拙くてもいいから「自分の言葉」を持っていて欲しいですよね。

>今日、私は中学校の読み聞かせで”Mottainai Grandma”を読んで
きました。(『もったいないばあさん』の対訳版)
中学生の心に、何か残ったかなぁ~。。。
考える「機会」「場」…そんなものを少しずつ提供していきたいです。
→「にじのたね」の実践ですね!素晴らしいです。

>ところで、息子さん。とってもいい子ですね♪
日記、時々読ませていただいて、すっかりファンになってます♡
→そう言ってもらえるように、いい所しか書いてません。(笑)
今は自分で前髪を切ってしまって、面白い顔になっているので、
私も知らず知らず笑顔になってしまって、
・・・結果、良い親子関係です。(髪型のお陰か?)

今後もどうぞ宜しくお願い致します。
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