新刊についての ぼやき・・・ |
01月15日 (火) |
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他パーティが、新刊の「ライオンと魔女と大きなたんす」に取り組んでいる様子を見聞きしては、
いかん、いかん、出遅れている・・・と内心、思っていた私です。
年末から既にターキッシュデライト(別名ロクム)を購入して、パーティの子達に食べさせてあげた、とか
すごいのになると、ターキッシュデライトを自分でお作りになった!とか・・・
テューター方のお話を楽しむ姿勢に、落ち込む日々でした。
(自家製と聞いて、すかさずそれを食べさせていただいている私の図々しさだけは人一倍スゴい。)
考えれば考えるほど、確かにクリスマスの時期にピッタリな作品です。
「ナルニアという国にはクリスマスが無い」と言えば、幼いキディさんでさえも
「これはほっておけない」とばかりにピピッと反応してしまいますよね。
あ~、年末に「発表会だから」と言い訳せず、クリスマス会などで取り上げるなど、
テューターとしてもっと努力すべきだった。
いやいや、11月の時点でもっとナルニア国物語の読み聞かせなど、しておくべきだったと
遡って反省しきりだったのですが、
嬉しいことに、キディクラスの2名の女子が揃って「大きなたんす、やりたい!」と言ってくれて、
こんな私の気持ちが救われました。
二人のルーシーは、とっても成りきっていて、私1人でやっているタンスの扉を開けて入ってくる時も、
毛皮をかき分けている時も、外へ出たら一面雪だった時も、とても素晴らしかったです。
本当はやりたくないと言っていた女王役も、テューターがエドマンド役だったから誰もいないので、
女子二人がやってくれましたが、それもものすごい迫力。
冷たい感じや威張っている感じが良く出ています。おまけに台詞もちゃんと言ってるし。
あ~ 小学生クラスでも早くやりたいなぁ~
(でも、聞込みが浅いと、こうはいかないかな?)
キディさんは、言うまでもなくターキッシュデライトなんて知らないわけですが、
前後の文脈で、「とんでもなく美味しいお菓子」と認識したようで、
その理解力や想像力こそが大人になって役立つ力だなぁと、嬉しく思いました。
小学生の息子は、CDを聞いて「エドマンド、ほんとむかつく!」と言っていましたが、
息子よりたくさん聞いている(と思われる)この二人は、
「エドマンドは本当は優しいお兄さんなんだよ。女王が悪いんだよ。」と自分なりに分析していました。
息子の率直な感想も、もちろん彼らしくて良いのですが、二人の分析もなかなか鋭い。
ところで、昨日は7年ぶりの二桁台の積雪量。大雪でしたね。
「昨日は雪で遊んだ?」と私が聞く前から、
「昨日は雪だったでしょう。すごかったよね。ゆきむすめやりた~い。」とか
「たんすの中、入ったみたいだった。」などと言っていました。
こういう時には、本当に鳥肌モノだなぁと思います。
雪を見て、たんすの中に入ったみたいだったと聞いても、ナルニア国物語を知らない人にとっては
なんのこっちゃ、という感じですが、
この豊かな感性と、知識。本当に素晴らしいですよね。
知らなきゃ、ただの雪ですから。
プレイルームのお母さんは、「うわ~、今日はぐりとぐらみたいに足跡つけて遊ぼう!」と
おっしゃっていたし。
雪の出て来るお話をたくさん知っていて、
それと前後して雪を実際に触るという体験があり、それらがぴぴっとリンクして、
「おお~これが雪か~」
「こんなに冷たい思いをして作った雪だるまがゆきむすめになったのか」
「この落とし穴は誰が作ったんだろう?足跡だ!」
「キックキックトントン」
「たんすを出たら、こんな雪景色だったんだ!」・・・
と発見三昧です。
それを、一緒に共有してくれる人が、幼稚園や学校に居ないと残念ですよね。
家族とテューターしか分かってくれないと淋しい!!!
募集しなきゃ、募集。(と自分に言う)
同じ幼稚園にも、同じ小学校にも、こんなに豊かな物語世界を持ってる子がたくさんいたら、
そりゃ話も尽きないってもんです。
ふと振返ると、私の周りにはラボっ子(しかもかなりライブラリーを聞いている)がたくさんいたな~
私自身はラボを知らなかったけれども、たくさん本を読んでいたから、
それを共有できる人を無意識に探していたら、ラボっ子にぶつかった・・・
あるいはラボっ子に見込まれた、という感じだったのでしょう。
彼らは本当に物知りで、人間的にも素晴らしかったから、同い年なのに本当に尊敬できました。
「どんな本が面白い?」とお勧めを聞くのも、必ず同級生のラボっ子たちでした。
彼らのお陰で、今、私がテューターをやっているんだろうなぁと思います。
うちの小さなラボっ子たちにも、そんな風に、英語力はもちろん、人間味があって
コミュニケーション力のある、素敵な人になってもらいたいです。
もっともっと新しいライブラリーとの出会いで、世界が広がりますように!
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Re:新刊についての ぼやき・・・(01月15日)
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さっちゃんさん (2013年01月16日 13時51分)
Basshiさんの周りには、そんなにラボっこがいたんですね。
実は私の友人にも一人。後からわかりました。
地理の好きな彼女、大学を卒業し、海外へ
いったり、イギリス人と結婚しとなぜ?と思ってました。
私がラボ・テューターになったと伝えたら、
私、ラボをしてたのと聞き、何だか納得でした。
ライオンと魔女と大きなタンス、うちもこれから、
出遅れたは無く大丈夫ですよ。
その子たちがそのお話に出会ったときがそのとき。
新刊がでたタイミング、出る前など焦らなくて
いいんじゃないかな。
子どもたちから、これからどんな話が聞けるか
楽しみです。特におとといの大雪からイメージする
ものあるでしょうね。
今年もよろしくお願いします。
地区もお世話になります。
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Re:Re:新刊についての ぼやき・・・(01月15日)
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Basshiさん (2013年01月16日 15時59分)
さっちゃんさんへ
>Basshiさんの周りには、そんなにラボっこがいたんですね。
実は私の友人にも一人。後からわかりました。
→私もそうです。卒業してから「あの子も、あの子も・・・」という具合に
わかった次第です。
>私、ラボをしてたのと聞き、何だか納得でした。
→そうですよね。普通の人にはない力や説明できない魅力があるので、私も友人に対して
そうだったんだーと妙に納得しました。
>ライオンと魔女と大きなタンス、うちもこれから、
出遅れたは無く大丈夫ですよ。
その子たちがそのお話に出会ったときがそのとき。
→もちろんそうですよね。子供たちはゆっくり自分のタイミングで出会ってますよね。
私自身が「待ちに待った新刊!」という感じで、ば~んと飛び込みたいタイプなもので。
タイミングを逃すと、どうしても既刊の好きなライブラリーになってしまいそうな気がし
て。笑
>子どもたちから、これからどんな話が聞けるか楽しみです。
特におとといの大雪からイメージするものあるでしょうね。
→そうですね。普段は降らない、そして積もらない雪に、とても貴重な体験ができて
ラボっ子ならではのイメージが膨らんでいることでしょうね!
>今年もよろしくお願いします。
地区もお世話になります。
→こちらこそ、宜しくお願い申し上げます。
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Re:新刊についての ぼやき・・・(01月15日)
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マーシャ嬢さん (2013年01月17日 00時03分)
Basshiさん、こんにちは。
Basshiさんはいつもいつも頑張ってらっしゃるなあと読ませてもらって
ました。
新刊、クリスマス発表会終わったらと思っていたので年が明けてやっと
取り組み始めましたが、出遅れたなんて全く思ってなかったので大丈夫
ですよー。
ターキッシュデライト、私が興味津々で買ってみちゃいましたが。
ラボっ子たち、お話の世界と現実の世界とで行ったり来たりできちゃう
ところがほんと素敵ですよね。子ども時代にこういう体験をたくさんで
きるってしあわせだなあと思います^^
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Re:Re:新刊についての ぼやき・・・(01月15日)
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Basshiさん (2013年01月17日 12時14分)
マーシャ嬢さんへ
>Basshiさん、こんにちは。
→書き込みありがとうございます!
>Basshiさんはいつもいつも頑張ってらっしゃるなあと読ませてもらって
ました。
→今回は自分の中での反省だったので、ぼやきというタイトルにしちゃいました。
頑張ってたら、ぼやかないで済むのですけれども。
>新刊、クリスマス発表会終わったらと思っていたので年が明けてやっと
取り組み始めましたが、出遅れたなんて全く思ってなかったので大丈夫
ですよー。
→私が出遅れて反省・・・なんて書いたので、
皆さんに励ましのお言葉をいただいちゃっていますが、
私自身、決して落ち込んでるという訳ではないのです。(苦笑)
私の性質上、早い段階でソワソワしておかないと、
気持ちが乗らないまま時間が過ぎてしまうタイプなもので~
>ターキッシュデライト、私が興味津々で買ってみちゃいましたが。
→やっぱり! 皆さん、ご自身が楽しむとかご自身の興味のアンテナの感度が高い!
そういう意味で、私は今年出遅れたのです~。感度が鈍っていたのです。
例年だったら誰より先に買って食べてると思います。
(先に食べたかっただけ?という誤解を招きそうな書き方ですが。笑)
>ラボっ子たち、お話の世界と現実の世界とで行ったり来たりできちゃう
ところがほんと素敵ですよね。
→本当ですよね。きっと、そういう(食べてみるなどの)実体験がなくても、
自由自在に時を超え、現実と仮想の世界を行って帰って来れるというのは、
想像力の賜物ですね。
>子ども時代にこういう体験をたくさんできるってしあわせだなあと思います^^
→良い言葉ですね。「たくさんできる」って事が幸せなんだよなと、しみじみ頷きました。
ラボやってない子だって体験はしているんでしょうけれど、
ラボっ子は「たくさん」しているから、それが幸せな事で、とても心に豊かな栄養となって
いるでしょうね。
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