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来週に控えている支部発表会オーディションに向けて、昨日今日とパーティ合宿を行いました。実は11年にして初めてのパーティ合宿。
年2回の交流合宿があるので、なんとなく敬遠していたパーティ合宿でしたが、今回は目的がはっきりしているので否応なく実施。
やってみて思ったのは「意外と楽。」
この時期なので参加者数が減ってしまったこともあるのですが、食事もお風呂も少人数でさっと済ませられるし、総参加者数に対してシニアクラスの割合が高いので小さい子たちのフォローもしやすかったし。
交流合宿で100人以上の運営をしているので、これには拍子抜けするほど。
高大生も交流合宿に慣れているので、事前にほとんど運営についての打ち合わせをしていないにもかかわらず、こちらから支持をしなくても気を利かせて行動してくれていました。これを10年前にやっていたら大変だったのでしょうが、11年の蓄積のたまものですね。
キャンプから帰ったばかりの小学生たちのかわいい『いたごち隊』もよかったです。今年の新作「マルモリ」バージョンも見せてもらいました。
夜は中高大生と反省会。
今取り組んでいる「アリス」のテーマ活動について、深い話し合いをすることができました。こうしてじっくり話し合うことができるのもパーティ合宿の良さだと発見しました。
ついでに中学生に向けてキャンソンの講習会までして、熱い夜を過ごしました。
ただ、シニアクラスの参加者が男の子だけだったので、小さい子が多い女の子部屋の対応を私一人でしなければならなかったのはちょっと負担でしたが。
18日はちょうどレイナの誕生日でしたので、レイナママがバースデーケーキを差し入れしてくれました。なんとアリスの手作りデコケーキ!
これにはほかの子たちも大喜び。
今回のことでパーティ合宿へのハードルが低くなったので、今後は気負わずに実施してみようかなと思います。
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いとしろから戻って、息継ぐ暇なくくろひめ5班です(^_^;)
またしても、バス引率。
一度に2つも引率バッグが手元にあることはこの先もないだろうと思い、記念に写真を残しました。(笑)
今年は夏休みに入ってからお天気が不安定な日が続きましたが、5班は連日晴れ!晴れ!晴れ!
キャンプファイアーの前にちょっとだけぽつぽつ来ましたが、結局降られることなく全プログラムを終えることができました。
サマーキャンプらしいキャンプができて、とても楽しかったです。
参加者数はなんと5班が一番多かったそうで、これは今までの傾向とはずいぶん違います。高学年(中高大生)が参加しやすい班なので、小1から大学生までそろったバランスのいいロッジでした。男の子も多かったし。
ソングバーズもいっぱい楽しみ、別れの集いでは鳴き声の大合唱。これほどみんなが泣いたロッジは記憶にないくらいです。
コーチもシニアメイトもフレッシュが多かったようですが、お天気にも恵まれ5班にもなるとプログラムも落ち着いてくるので、順調に過ごすことができたいいキャンプでした。
今年は小1を2人連れて行ったのでちょっと手はかかりましたが、自分のパーティの子どもたちがロッジで過ごす様子を直に見ることができてよかったです。でも帰りのバスで大学生のJに2人の話をしていたら、「うちのロッジも小1が2人いたけど、テューター一緒じゃなかったよ。でも、ちゃんとしていたよ。テューターいないほうが自分でできるんじゃない?」と言われて、そうかなぁと考えてしまいました。まぁ、どのみち来年はひとり立ちしてもらいますから。今年はテューターのお楽しみだったということで。
そうそう。
5班には蔵王キャンプが中止になったため、東北のパーティも多数参加していました。トンチン1にも福島からのテューターがいらしたのでいろいろお話をしていたのですが、その中で私がラボっ子時代に国際交流に参加した時のバディが福島のラボっ子だった話をしたところ、彼女が所属していたと思われるパーティが判明し、テューターの代理で引率されてきた娘さんを紹介してもらいました。娘さんがテューターに確認をしてくださり、確かに彼女が所属していたことと、今は結婚して東京にいらっしゃることを教えてくださいました。
実は数年前に実家で彼女からの年賀状を見つけ、その住所を見てびっくり。主人の本家がある町だったのです。不思議な縁を感じてから彼女の消息が気になっていたのですが、こんな形で所属のパーティにつながることができてとてもうれしいです。
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3日から1泊2日で「いとしろ山と川の学校」に参加する首都圏のラボっ子42人を引率して、岐阜県郡上市のいとしろに行ってきました。
首都圏の国内交流委員長が持ち回りで往路と復路の引率をするそうで、「へぇ、そんなこともするんだ~?」と思っているうちに、往路の引率になっていました。
まぁ、いとしろはテューターが参加できないキャンプ地なので、現地の様子を見ることができる数少ない機会として行ってまいりました。
さすがに1人で42人を新幹線で移動させるのは神経を使いましたが、無事名古屋につくことができ、そこからは他支部からの参加者も加わってバス3台でいとしろへ移動。約3時間の道のりでした。
小3から参加できるキャンプで、実際に3年生の参加者の割合も多かったのですが、みんなほかのキャンプ地に慣れていて長期キャンプに参加したいという猛者たちなので、バスの中も和気あいあいと言った感じでした。
私はよくウインターのスキーキャンプに参加していて、そちらの参加者と年齢、男女構成などがよく似ているのですが、大きな違いは「キャンプ好き」が多いことでしょうか。スキー班はキャンプが苦手でスキーにつられて参加している子が多いのですが、こちらは根っからのキャンプ好きという感じがします。
さて、いとしろに到着すると、まずスキー場のふもとで開校式。
お世話になる民宿のご主人をはじめ、市の観光課関係の方も見えていて、現地と協力して行われているキャンプということが感じられました。
参加者は93人。スタッフを入れても100人ちょっとのキャンプです。
ロッジ(民宿)は6つに分かれており、それぞれに男女のシニアメイトが一人づつ。そして大学生コーチが5人。
一つのロッジにキャンパーが16人前後ですので、くろひめに比べるとゆったりとしていて、スタッフも手厚い感じを受けます。
6つの民宿はいとしろの集落に点在していて、大きく「下在所」ブロックと「中在所」ブロックに3軒ずつ分かれています。本部となる「たにや」さんは中在所のほうにあるのですが、下在所から中在所は1キロほど離れているので、移動はちょっと大変です。コーチは一人を除いて各自1つの民宿を担当しているのですが、食事や睡眠は本部でするので、下在所担当のコーチは行ったり来たり大変そうでした。
民宿は本当に昔からある民家を改装したところで、宿舎というよりもよそのお家という感じです。最初は「おじゃまします。」と言って入りました。(^_^;)
民宿の方々は本当にいい方ばかりで、子どもたちのことをいろいろと心配して世話してくださっていました。
お食事は全部の民宿で統一メニューだそうですが、おいしい食事でした。なにより配膳までしてくださるのでそれだけでも感激です。(くろひめは食事の準備が戦場だから・・・)
さらにお風呂も準備してくださるので、「これがキャンプ?」と言いたくなるほどゆったりしていました。(そう考えると、くろひめは過酷なんだなぁ)
子どもたちももともとキャンプ慣れしている子たちですが、時間的にも余裕があってゆったりと過ごしている印象です。
基本的なロッジでのプログラムはほかのキャンプとあまり変わりませんが、野外でのいとしろという集落全体をフィールドにした活動はダイナミックで面白そうでした。こうやって7日の間に、子どもたちはいとしろの住人になっていくのでしょうね。
ちなみにいとしろには白山(はくさん)信仰の拠点となる神社(中居神社)があり、イザナギ・イザナミ、アマテラス、スサノオ、ニニギノミコト、イワナガヒメが祀ってありました。国生みを知っている子には面白いと思います。
これから、田んぼで泥んこ遊びをしたり、川で泳いだり、花火をしたりとお楽しみがたくさんあるそうです。
こんな風にして1週間をすごせたら、かけがえのない夏の思い出になるでしょうね。
今まで遠隔地の長期キャンプへの送り出しにあまり関心がなかったのですが、これを機にパーティのラボっ子へも強く勧めていこうと思います。
また、ここへきてラボのキャンプ運営ノウハウのすばらしさを実感することにもなりました。いとしろは今年で4年目だそうですが、これだけのキャンプを計画立案、実施するには相当のキャリアが必要です。付け焼刃の団体がこの規模のキャンプを運営できるとは到底思えません。
改めて「ただの英語教室じゃない」と感じるに至りました。
でも、全部根っこはひとつ。「強い子どもを育てる」ってところにつながっているのでしょうね。ことばに強い子、コミュニケーションに強い子、状況判断に強い子、精神的に強い子・・・etc.。
英語教室なのに「なんでキャンプ?」と思われそうですが、「だからキャンプ」って言いたいですね。
余談ですが、帰りに郡上白鳥駅まで送ってもらい、高速バスの時間まで余裕があったので駅前の喫茶店でお茶をすることにしたのですが、コーヒー1杯頼んだつもりがなんと中京名物「モーニング」付き!知識としてはあったものの、その気もなく注文したところに付いてきたので大興奮しました。異文化体験です。(笑)
そして、名古屋からの新幹線の中で、民宿の方が作ってくださったおにぎりを食べながら「あぁ、他人が自分のために握ってくれたおにぎりは何年振りだろう・・・」とたにやのご主人の顔を思い浮かべながら一人胸を熱くしていたのでした。
大人にとっても素敵な経験ができたいとしろでした。
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今年のサマーキャンプのテーマである「ももたろう」。
来週は支部のシニアメイト面接もあるので、聞き込んでおこうと思い何度もリピートしているのですが、聞いているうちに頭の中に思い浮かぶ図がなぜかRPGのドラクエの画面(それもかなり初期の)。
ドラクエはやったことはないのですが、世代としては子どもの頃かなり流行ったので何となくイメージがあり、ももたろうを聞いているとそのイメージが重なります。
おそらくあのいきなり盛り上がる音楽と、行動のみを表す単調な語りのせいなのでしょう。
>モモタロウハ キジニ アッタ
>モモタロウハ キジヲ ナカマニシタ
ほら、何となくそんな感じでしょ?(笑)
鬼退治の時にいきなり激しくなるBGMはあたかも敵に出くわしたときに流れる音楽のようだし。
発刊前に筆者の中村知子氏の講演で、日本の昔話は行動のみのシンプルな文章で構成されているというお話を伺いましたが、大ヒットしたドラクエのようなRPGの下地は、もしかしたらこんな昔話なのかもしれませんね。
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キャンプが明けて間髪いれずですが、冬の交流合宿を実施してまいりました。
以前に「立ち上げるのに気合がいる」と書いた合宿です。
なんだかんだでもう当日です。
今年はわがパーティからは小3~小6、10人が参加しました。(でも全員初参加!)
さすがにこの時期なので1人2人はキャンセルになるかと思っていましたが、全員元気に参加してきました。
今年は「スーホの白い馬」をテーマにし、「言葉に感情をのせる」ことを目標に取り組みました。
4グループに分かれての活動で、それぞれのグループでは中1~高1のジュニアリーダー2名が進行をします。
そのほかに全体の進行やそれぞれのグループのジュニアリーダーを監督指導する高大生のコーチが3名います。
午前中に集合し、まずはグループに分かれて仲間作り。17~8人のグループに分かれての活動です。
昼食後には事務局員北倉さんのワークショップ。北倉さんはこの1月から他支部へ異動になったため、これが北関での最後の仕事になったそうです。
自分の表情をいろいろ作ったり、スーホの感情をグラフにしたり、二人一組でスーホと白馬役になって「死なないでくれ」の台詞を言ったり。
ちょっと時間が足りなかったところもありましたが、このワークショップを受けてそれぞれのグループで10分ほどシーンを選んで2日目の午後に発表しました。
選んだシーンも、表現もよく考えてあり、また声もよく出ていました。
1日目の午後にはコーチが考えた「草原運動会」で体を動かし、グループの仲もぐっと近づきました。
夜は小5以上を集めて、高学年プログラム。
今回中~大生のグループ「チーム中高大」に8名が参加しており、その最年長でこの春卒業する大学4年生に自分のラボ人生を振り返って話をしてもらったり、それぞれのグループで反省をした上で、翌日の活動で自分がどうかかわるのかを一人ひとりが考える時間を持ちました。
その間、3~4年生はお風呂に入ったり、やはりグループに分かれてテューターによる低学年プログラムでゲームをしたり、こちらも反省会をしたりしていました。
一日目が終わり、運営ミーティングをジュニアリーダー、コーチ、テューターで行いました。
ジュニアリーダーたちはこの日のために2回の打ち合わせ、そして電話によるペアミーティングを重ねてきましたが、実際に活動を進行してみると思ったとおりにはできず、さまざまな反省点があげられました。
自分が前に出られず、パートナーに頼りがちになってしまったり、共通ソングのフォークソングを教えようにも男女ペアを組むことを拒否する小学生たちに手を焼いたり、言うことをきいてくれないと嘆いたり。
そんなジュニアリーダーたちに、キャンプシニア経験のあるコーチたちから適切なアドバイスがあり、その後改めて翌日のプログラムの練り直し、自分たちの姿勢の見直しなどをして、2日目にはずいぶんとジュニアリーダーたちが変わっていく様子が見えました。
この合宿では2つの目的があります。
1つは小学校中~高学年にもっとテーマ活動を好きになってもらい、物語を深く感じてもらうこと。
もう1つは中学生~高校生年代のリーダーシップを育てることです。
今回の合宿でも、濃厚な活動の中で目的が達成できたのではないかと感じています。
またそうした様子を通して、わたしたちテューターも研修をさせてもらっています。
「ラボは楽しい」と思ってもらえれば、英語力もリーダー性も社会力も身につくことをわたしたちテューターは肌で感じて知っています。
いろいろな活動を通して、子どもたちに「ラボは楽しい」「ラボが好き」と思ってもらえるよう、努めていきたいと思います。
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今年も新年早々、ウインターキャンプスキー班に参加してきました。
目玉はなんと言っても、新築された集雲堂!
ロッジがナイル2だったのですが、新集雲堂はナイル2の向かいなので、ロッジの入口に立つと目の前にぴかぴかの集雲堂が!
感動して思わず声を上げてしまいました。
子どもたちのほうは何のことやらいまいちピンときていないようで、いぶかしげな表情で見ていましたが。
昨年夏に黒姫登頂して古い集雲堂に宿泊したのですが、網戸が破れていて虫ががんがん入ってきたので
「せめて網戸くらい直してほしい。」と思ったものですが、廃棄寸前では直しちゃくれないですよね・・・。
最後に前の集雲堂に泊まれてよかったような、でも新しいほうにも泊まって見たいような、複雑な気分です。
新集雲堂には夜のスキー班開営式で初めて入りましたが、板張りの明るい室内でとってもきれいでした。
トイレも自動点灯でおっどろき~!!
これからの活動が楽しみになる建物でした。
一方で、もともとのラボランドの形が変わっていく寂しさも感じましたが。
さて、黒姫は今年は少し雪が少ないということでしたが、それでも一面の雪景色。雪のない地域からやってきたラボっ子には十分すぎるほど。
たしかにメインストリートは雪がなくて土が見えていたりしたので、例年に比べると少ないと感じました。
でもスキー場もほぼ問題ない積雪で、さらっさらのパウダースノー。
スキーも十分満喫できました。
今回ひとつうれしいことがありました。
同じ地区のKパーティにいる中2のIくんは小4からスキー班に参加して今年で5回目。
怖がり屋で初めて参加したときは一人でスキーを滑らせることができず、結局最後までインストラクターさんに引っ張ってもらっていたのですが、それでも毎年懲りずに参加し続け今年ついにわたしと同じ一番上のクラスにやってきたのです。相変わらず怖がり屋でスピードを出すことにはしり込みしていましたが、それでも上級者コースを降りることにも成功。
滑り方を見ていると、習ってきた基本を忠実に守っていることがわかりました。
おっとりした子ですが、こうしてひとつひとつマイペースに積み上げてモノにしていくタイプだということがわかり、また、ここまでじっくり続けてきたことに感心しました。
ラボっ子の成長を垣間見ることができたうれしい瞬間でした。
ラボ活動は本当に多岐に渡っているので普段の活動以外でもふとしたことで子どもたちの成長に立ち会うことがあり、そうした出来事がパワーを与えてくれるな~と思います。
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今日は1週間早いハロウィン・ナイトをやりました。
(来週は支部発表会があるので。)
この時期は地区発表会が迫っているので、ハロウィンと言ってもお楽しみ程度です。今日も、1時半から5時間合同練習をした後のイベントでしたが、お友達や兄弟も参加してびっくりするくらいにぎやかでした。
いつからか、ハロウィンでは肝試しをするのがうちのパーティの恒例になってしまいました。
脅し役は中高大生クラスのメンバーです。今年も地区発表の練習そっちのけでハロウィンの企画を練っていました。肝試しの内容も年々グレードアップしているような気がします。休会中の受験生まで招集をかけて手伝わせました。我ながら、ラボとして力を入れるところが間違っているような気がするのですが、もはやこれもパーティカラーと考えるべきなのかもしれません。
参加者達が「全然怖くなかった~!!!」とかなり興奮気味にいっていたところを見ると、けっこう怖かったみたいです。
今年はそれに加え、中学生の「ケーキバイキングしたい」の一言から、ご父母にお願いしてケーキ・お菓子バイキングをしました。
1時半から合同練習をしているこどもたちがもたないと思っての企画でしたが、思いのほかたくさんのお菓子が用意され、お菓子でおなかをいっぱいにしたこどもたちが「もう、晩ご飯食べられない。」と嬉しそうに言っていました。年に一回のこと・・・お許しいただきたい。
ジャックオーランタンのカービングもしようと思ったのですが、用意したかぼちゃがめちゃめちゃ硬くて、とても切ったり彫ったりできなかったので、急遽デコレーションに変更。ちょっと残念でした。前に彫ったときはけっこう簡単に切れたのだけど・・・。種類が違うのでしょうか。
合同からの流れと言うこともあり、準備もままならずめちゃくちゃな感じのハロウィン・ナイトでしたが、ご父母の協力もあり、なんとか無事(若干名、けが人も出ましたが)終わることができたのでほっと一息ついたところです。
それと、遅くまで大変な後片付けをしっかりやってくれた中高大生の存在なくしては、この企画はできないなといつも感じています。
ラボの行事はキャンプなどにしてもそうですが、高学年年代の見えないがんばりのおかげで幼児・小学生達が楽しめていることが多々あります。今は「楽しい」だけを享受してくれればいいと思いますが、そこで終わりにせず、いつか裏方にまわる日までしっかりとラボを続けてほしいと思います。
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秋の訪れはどこへやら、まだまだ夏の暑さ真っ盛りの今日この頃ですが、こんどはもう冬の話です。
夏にも地域のパーティと交流合宿は行っていますが、冬は期の近いテューターとかれこれ8年ほど前から交流合宿を行っています。
小学校高学年の交流とテーマ活動を主軸にし、中学生年代のリーダーシップを育てる場にもなっています。
その合宿の第一回の打ち合わせを今日行いました。
夏の合宿と違い、この合宿はテューターもかなりの苦労を覚悟して臨んでいます。(夏の合宿が楽と言うわけではないのですが。)
変な例えですが、夏の合宿は力技と言う感じ。その一瞬にえいや!って力をこめれば多少無理があってもなんとかやり切れる感じです。
それに比べて、冬の合宿は持久走。ここから始まって、常に状況を見ながら当日まで気を抜かずに走り続ける感じです。なので、合宿の始まりはいつも気が重いのです。毎年「今年は参加するのやめておこうかなぁ」と悩んだりもします。でも、結局参加してしまうのは、苦労した分だけ子どもたちの笑顔が見られるからでしょうね。
テーマ活動を通して仲間を作ることができた小学生達、まるでキャンプのシニアメイトのようにグループ活動を運営した中学生達、そしてその中学生達を叱咤激励しつつ導き、当日の全体プログラムを運営する高校生達。それぞれが達成感を感じ見せてくれる最高の笑顔が毎年私たちテューターを奮い立たせてくれるように思います。
まぁ、ラボ活動はたいていそうなんですけどね。
この活動を続けていく意義を肝に銘じて、今年も一歩を踏み出しました。
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今日は中高大生クラスのあと、残ったラボっ子といっしょに高校生クイズの終わりの方だけ見ました。
決勝は開成対浦和。
浦和は地元でもあるし、卒業生がパーティにもいるので親近感を持って応援しましたが、残念ながら準優勝でした。
でも、この決勝に残るチームの知識の量は本当にすごいですね。
人間って、どこまで知識を吸収できるのだろうと不思議になります。
その決勝戦の問題は東大生でも正答率が1%だったのですが、1問目は「ギリシャ神話でパエトーンが落ちた川の名前が付いた星座」でした。
これは、ラボっ子だったら正答率50%くらい行くのではないでしょうか?ラボをやっていると、いろいろなお話にまつわる知識が広がっていきます。こうした、直接物語りにかかわる知識もそうですが、たとえばこの夏のキャンプの共通テーマだった「たぬき」ではアフリカについてずいぶん見識が広がったような気がします。
お話を一つ深めようとするたびに、そこにまつわる知識が波紋のように広がって自分の中に落ちていきます。そうして得た知識がいつの間にか「常識」のように自分の中にあるのが面白いなぁと時々感じています。
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全然涼しくならないのに、夏休みも終わりですね。
伊藤パーティも今週から通常クラスに戻りました。
この夏、私は2度も黒姫サマーキャンプに参加しました。
1班と4班ですが、1班では黒姫登頂に挑戦!
いつかは!と言う思いがあったので、達成感がありました。
黒姫登頂に入ると1日目の夜から別行動になってしまい全体的なプログラムが見られないのですが、その分は4班でばっちりフォローできたので問題なし。1班と4班でのプログラムの充実度の違いなんかも見られて、いい経験になりました。あと、ここしばらくサマーに行けなかったので、他のロッジマザーがいる状況が久しぶりだったのですが(ウインターは毎年参加しているけど、いつも一人対応だった。)、キャンプでの他支部のテューターとの交流は本当にいい刺激になるとあらためて実感してきました。一人じゃないとこんなに楽だったかと言うことも・・・。
こどもたちも初参加組も含めて、みんな楽しい思い出をたくさん作ったようで、来年も行く!と意気込んでいました。
キャンプに参加するとラボ活動への意識もぐんと高くなるし、社会性も育つように思います。もっともっと参加を呼びかけないとね!
パーティでは2度の「一日ラボ」を行いました。
普段は会場もばらばら、5クラスで活動していますが、夏休みは一日ラボと題して全員いっしょの活動をします。
ラボ活動をする際「交流」は常に最重要ポイントと考えています。
パーティの中でも日ごろいっしょに活動をしないラボっ子同士の交流を第一に考え、1回目の午前中はとにかく好きなように遊ぶ時間に当てました。特に今年は春に丹野パーティを引き継いだため、まだ会ったことがない同士なんてのもたくさんいました。
2回の1日ラボを通して、だいぶお互いを知ることができたようですし、逆に以前の交流が生きて、別のクラスの子と終始べったりという組み合わせも見られて、よっしゃよっしゃと言う気分でした。
先週末は地域合宿。
近隣9パーティ、総勢200名近い人数での合宿です。
昨年は小川町の施設で自然を楽しむ活動に重きをおきましたが、今年は再び上尾に戻り、テーマ活動を中心とした活動をしました。
例年以上に高大生の参加があり、その活躍が光る合宿となりました。
ここでも、パーティ内交流もしっかりできたようです。
同じグループに別のクラスの子同士が入っていたので、同じパーティでも初対面なんて組み合わせもありましたが、2日間ともに活動することで、ずいぶん仲良くなれたようです。もちろん他のパーティの子との交流もできたようで、感想文に友達ができたことの喜びを書く子が今までで一番多かったように思います。ソングバーズもテーマ活動もとても楽しめたようで、テューターの狙いががっちりはまったといったところでしょうか。国際交流の報告も思っていた以上に子どもたちの心に残ったようです。「中学生になったらオーストラリアに行きたい!」という小2の子の声も聞くことができました。(ちなみに、オーストラリアは高校生しか行けませんが、そんなことを言ってせっかくの気持ちをしぼませてはもったいないので、あえて指摘しません。)
キャンプ同様、この合宿もよき交流の場、成長の場となっています。
夏休みはこのほかにキャンプ準備会やらキャンプ事後活動やら合宿準備会やらいろいろと活動しました。国際交流に参加していたシオリも無事帰国しました。こちらの報告はもう少し先になりそうですが。
充実した夏活動を終え、気合を入れて秋からの活動に取り組めそうです。
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