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Labo Partyでは、「ことば」「物語」「交流」を三本柱に、子ども達を育てていますが、その中でも交流には、国内外、様々なものがあります。こちらの地区では、20年以上、毎年「留学生交流会」を実施しています。中学生以上の子ども達が実行委員となり、世界の様々な国から日本へ学びに来ている方々をお招きして、いろいろなテーマについて話し合ったり、日本文化紹介をしています。
今年は、パーティから三家族の方々が、アラブ首長国連邦、モンゴル、インドネシアからの留学生の方をお家に招く機会を得て、日本のご家庭を味わっていただきました。ホームビジットは、交流会後の午後から夜にかけての時間ですが、どのご家庭もとても深い交流ができた様子です。
その中で、インドネシアからの19歳の方を受け入れした小学生のM君が、一緒に絵日記を書いたというエピソードをいただき、今回、お母様に、是非!とお願いして内容を送っていただきました。

「日本はどうですか?インドネシアと何が変わっていましたか?・・・次はどんな国に行きたいですか?」と問いかけるとI君は「日本は優秀できれいな国です。来日してから、時間を大切にするのと環境を守ることになりました。日本の文化や日本人の習慣を知って、日本人の考え方が分かるようになりました。次は視野を広げたり、人生を学ぶために、欧米の国々だけでなく、貧しい国々に行ってみたいと思います。I君もぜひインドネシアへ来て下さい」ときれいな日本語で書いてありました。
お母様が添えて下さったメッセージも素敵です。
「彼が『貧しい国々に行ってみたい』と書いていることに感銘を受けました。自分は満たされている、恵まれていると理解しているのだなと。日本ではその環境が当たり前過ぎて、もっと世界を知ろう!と奮い立つ動機もあまり無いかもしれません。彼は自国に足りない部分を分かっているから、そういう知りたい、学びたい欲求が高いのだと思います」
本当に受け入れを通して、その国の人の目で日本を見ることができる貴重な機会になったと思います。
I君は、将来、インドネシアにインドネシア人の手による自動車メーカーを設立したいという夢があるそうです。M君は「I君が来てくださいって言ってくれたから、ぼく、インドネシアにホームスティする」と言っているそうです。これからもご家族でI君の将来を応援されるそうです。私達も応援したいです!
たった一日の交流でしたが、子ども達を大きく成長させる日になったと思います。
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Halloween Partyでの個人発表会も、今年で14回目。心を込めて語れた子ども達、本当によく頑張りました。大好きなお話のCDを何度も聞きながらシャドーイングをしている内に、口も英語を話すことに慣れてくるところが不思議です。
今年、国際交流に参加したT君(中2)、次のようなSpeechをしてくれました。心がつながった瞬間、ホームスティがあっという間に感じたという素敵なお話でした。獣医さんだったホストペアレンツにとって、彼が時間をかけて描きあげた"How,Hippo!"の素敵な絵本は、最高のプレゼントになったことでしょう。1年前のハロウインで素語りをした時に、既にそのご縁が始まっていたようにも感じます。
 
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I went to Illinois State in America.My host family's name is 〇〇.They have dad, mom, one sister, one brother and my host. Actually my host parents are veterinarians. So I went to the veterinary clinic many times. One day I watched operation for dogs. It was interesting. We went many places in this summer. For example their school, bowling alley, Lincoln museum and so on. I enjoyed every place. And my best memory is that I was able to be a member of ○○family.I thought "this homestay is so long" in the middle of my homestay. By the way I told my host family and their friends the story of "How Hippo!" on before two days end of the homestay. My host family looked very happy to get the book. I felt "one month passed by in a brink for me" when I hugged my host family and heard "thank you". The experience that I spent with 〇〇family is my treasure in my life. So I want to see my host family again.
Everyone planning to participate in Labo Exchange program, enjoy your homestay!
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お月見の季節は、いつも有名なNursery Rhyme "Hey diddle diddle,cat and fiddle~”を取り上げることにしています。コルデコットが、このNurseryに物語の絵を添えたように、幼児クラスで、子ども達にお話を創ってみることができる?と投げかけたところ、即興で語ってくれました。
「ネコがバイオリン好きで弾いていたら、隣の牧場で牛が月をジャンプしようとした。それを見ていた犬が、『月はとれないよ』と笑った。スプーンが『いじわるな犬だね』って言って、お皿が『じゃ、優しい人のところへ行こうよ』と言って、ふたりは別のところへ行った」(年長男子)
「あるところに、有名な猫がいました。バイオリンを弾くのが上手でした。その夜、お月様が言いました。「明日は、町の音楽会があります。あなたも出たら?」猫は、「うん」と言いました。牛は、ギターを最初に弾くから、猫は、時間がいっぱいあって練習もたくさんできました。音楽会では、犬は、指揮者でした。スプーンとお皿はお客さんでした。ふたりは手をつないで踊りました。猫さんが勝ちました。」(年長女子)
大人には、こんな即興のお話づくりはできません。とても素敵だと感じました!
I see the moon~も取り上げたく、子ども達にお月様を見て感じたことを教えてね!と伝えてあるのですが、今年は、なかなかきれいに見られる日が少ないですね。子どもの頃、よくお月様を見ていると、本当に、お月様がこちらを見つめているような気持ちになったことを思い出します。
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ラボの子ども達は、「おはなしにっき」をご入会と同時にもらいます。プレイルームから各クラスでは、可能な限り毎回、物語をたっぷり楽しんだ後に、お話日記に、その時の自分の気持ちに素直に、納得のゆく絵を思いっきり描く時間をとっています。
テュ-タ-達の研修で、「おはなしにっき」が必要になり、最近、新調したお子さんには、以前つかわれていたお話日記を持参していただくようにお願いしました。ある年長の男の子さんのお話日記を見ていましたら、最後のページに、素敵な英語の詩が書かれていました。
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Come with me, and you'll be
In a world of pure imagination
Take a look and you'll see
Into your imagination
We'll begin, with a spin
Traveling in a world of my creation
What we'll see will defy explanation
If you want to view paradise
Simply look around and view it
Anything you want to, do it
Want to change the world?
There's nothing to it
There is no life I know
To compare with pure imagination
Living there
You'll be free
If you truly
Wish to be
Dear~ love, mom
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まぁ、なんて素敵な詩でしょう!
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、映画『チョコレート工場の秘密』で歌われる"Pure Imagination"の歌詞だそうです。
さっそくお母様に尋ねたところ、「この詩を聞いて感動し、子どもならではのpure imaginationを大切にしてほしいと思いましたし、何よりラボに通じている!と思いましたので、~へのメッセージも兼ねてノートに書くことに」していらっしゃるとのこと。しかも1冊だけではなく、全てのお話日記の最後のページにこの言葉を書いていらっしゃるとのこと!
さらに「~のpure imaginationを大事にしなきゃいけない義務があると私が忘れないためにも...。チョコレート工場の秘密はライブラリーにいつかなるといいなぁと密かに思っています!」とも書いて下さいました。
脱帽すると同時に、感激、感動致しました。
テュ-タ-こそ、子ども達の“Pure Imagination”を本当に大切にすべきだと感じました!
お母様、素敵なメッセージも、ありがとうございます!
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来る日曜日、いよいよ年に一度の地区発表会です。伊藤パーティは、“A Midsummer Night's Dream”『夏の夜の夢』を幼児から大学生まで50名で発表します。幼児さんは、小学生クラスに入っているメンバーが出演します。クラスでは、いつもいろいろな場面で笑いが絶えず、小学生達もHelenaやHermiaなどの恋人達を、時に男子も女役になって、全身で楽しんでいました。特に人気が高いのが、Puck!小学生男子8名が希望したため、1名は、全体を、他の7名は、3場面に分かれて登場することになりました。もっといたずらっぽくていいかなぁ~と思いますが、一生懸命にOberon様に仕えて走り回っています。職人達のシーンも、昨年夏は、幼児達だけで、「女役は嫌だ!」と本気で言い合っていたことが印象的です。女の子達は、妖精になって、まるでバレリーナなように飛び回っています。歌もとっても素敵なこのライブラリーは、45分なのですが、誰も長いと感じた子がいないのが不思議です。舞台の上でも、いつも通り、楽しい発表になることを祈っています!
他にも、『ピーター・パン』『白雪姫』『ふしぎの国のアリス』『ピノッキオ』『雪渡り』と、たくさんの物語の発表を英語・日本語で、見ることができます!舞台の上で、堂々と元気いっぱいに英語を語る子ども達の様子を見に入らして下さい!
入場無料。9:40開場、10時開演、17時終了予定です。等々力駅前。
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今朝、たまたまテレビをつけていたら、オノマトペの研究者が、記憶の定着方法で、「感情」がのることで忘れなくなるという話をしていました。そういえば、脳科学者も唱えている有名な記憶術の一つだと思い出しました。
今、小学生以上のクラスで(本当は幼児達も全員入れたいところですが)子ども達が『夏の夜の夢』の発表へ向けて、半ば遊んでいるようにCDの音の流れる中で取り組んでいます。大きい子たちはもちろん、小さい子たちも、いつの間にか英語を口ずさんでいます。
「幼児の時代は、英単語を100個覚えるよりも、100のお話をつくりだせるように」をずっと心の中でつぶやきながら、ラボに取り組んできました。中学生になれば、いろいろな単語を一日で覚えられるようになります。幼児~小学生時代には、その時代にしかできないこと、「想像すること」「音を聴きとること」「聞こえた音を真似して発音してみようとすること」「お友達と一緒に思いっきり遊ぶこと」を大切にしたいと思っています。
『夏の夜の夢』に取り組んでいても、小学校低学年の子たちがイメージ豊かに、「きっとここで妖精たちもふざけて一緒にお芝居をしているよ!」など想像したことを話してくれます。中学生達も、やや理論的ですが、イメージした内容を話し合っています。大きくなるにつれて、何か想像を楽しむ時間的な余裕がなくなるように感じています。
ラボの時間は、子ども達にとって、豊かな発想、イメージを楽しく膨らませることができる空間にしたいと思っています。子ども時代に授かった貴重な力です。
仲間との楽しい空間の中で、いろいろな楽しい英語の音を聴き口ずさみ、家でも口ずさむ中で、「記憶」という副産物が生まれていくようにと願っています。鍛えられた「想像力」は、きっと未来を創造する大きな力の源になると信じています。
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10月22日、70名の子ども達が、一日に個人発表を実施しました。2部制の間に、ポトラックパーティとゲームコーナー巡り(貴重なパーティ内交流)を挟むため、どうしても日付をまたぐことができず、保護者の皆様には、年に一度の行事として、長時間に亘るのですが、ご了承いただき、私の勝手を見過ごしていただいております。この個人発表会が、10年以上やめられずにいることには、様々な理由があります。
小学生以下は、歌や素語りなどですが、中学生以上は、全員英語スピーチを奨励しています。ただし、来年、国際交流に参加する子は、素語り【主に、英語(と日本語)で一つの物語を心をこめて語ること】(可能なお子さんは、ここで全話完成)。ウインターキャンプシニアを目指す高校生は、そのテーマの素語りを奨めています。
今年は、パーティから初めてオレゴンキャンプに参加した子がいたこともあり(オレゴンの大自然を映したいという思いから)、数々の写真をスクリーンに映しながら、横でスピーチをすることに挑戦してみました。結果として、やや映像に目が行ってしまい、「言葉」に集中できなかった面がある一方、小学生の子ども達には、写真を通して国際交流を実感してもらえる機会にはなったかと思います。
今年、北米交流に参加した中1の6名は、小学生だった1年前と比べると、飛躍的に英語の語りがよりナチュラルになり、人前で話すことがあまり得意で無かった子も、体験からあふれ出る思いを堂々と英語で語っていたことに、深く感動しました。スピーチのタイトル"The best time, the best friend and the BEST HOST!!"、"My Best Memories"、"Another Family"からも、その思いが十分に伝わっていました。
国際交流参加者以外は、テーマが自由なため、部活について語る子が多いのですが、今回は、好きな芸能人、女子校について、茶道具を一つ一つ紹介するなどユニークな内容もありました。他には、国連の環境サミットで12歳の子が語った有名なスピーチを暗唱した中学生や、スチーブ・ジョブズがスタンフォード大学で行った有名なスピーチを力強く語った大学生もいました。また、中には、高校生が、二年前に国際交流で出会った大阪の友人宅へ夏休みに行き再会を果たした素敵な内容のスピーチや歌を披露したり、大学生が、学んでいる応用言語学についてパワーポイントを使いながら、フリーに語るなど、本当にスピーチだけでも、盛りだくさんでした。
注意してもらいたいこととして、保護者の皆様には、子ども達、それぞれ得意不得意があり、持って生まれた個性がある中、全員ひとりひとりが、皆、「一歩」は踏み出す力を持っていることを伝え、お子さんが、昨年に比べ、どれほど頑張ったか、その一歩を見つめて褒めてもらいたいと伝えています。
今回、一話全てを語ることができたお子さんも、さらに相手により伝わる「語り」を極めることができると信じています。今回、4行にしたお子さんは、次回は飛躍できる大チャンスです!
とはいえ、長時間の発表全てをじっと見ていることは、小学生達にとっては大変です。対策として、発表を見ながら記入できるシートを渡し、発表者の名前に印をつけたり、クイズに答えたり、感想を書いてもらうなどしています。今年、そこに前向きな言葉が様々書かれていることにあらためて気づき、驚きました。
「~ちゃんが大きな声で言えていた」「~君が感情が入っていた」。自分の発表については、「あまり言えなかったので、次、がんばりたいです」「はじめての発表会でドキドキしたけど、とっても楽しかったので、次はいろいろなことに挑戦したいです」「大きな声で言えました。なので、次は、まちがえないように言いたいです!」「もっとやる所を短くして、ちゃんと全部言いたい。良い所は、ちょっとだけど覚えられた」・・・子ども達は、人に言われるのではなく、自分で気づいて、次回への目標をもてているのです!
「発表を見ること」が、どれほど大きな学びになっているかと実感しました。
全員が、順調に素語りに取り組んでいるかというと、決してそうではありません。気分が乗らない時期は、誰にでもあります。そんなお子さんには、どんなに短くてもいいから発表してみない?と持ちかけます。とにかく参加して、仲間の発表を見てもらいたいというのが狙いです。お母様には、本人がやりたくなるまで「待ちましょう」と声をかけています。
今回、どうしても人前では嫌だと言って、舞台裏で、こっそりと、私にだけ発表をしてくれた年長の男の子さんがいました。しっかりと『夏の夜の夢』のボトム達のシーンをかなり長く語ってくれました。とても嬉しい貴重な時間でした。
他にも、一時、英語を話すことに苦手意識をもってしまい、しばらく発表をパスし続けていたお子さんが、今回、ほとんど一話近くを語ったり、やはり、ずっと発表が恥ずかしくて、お姉さんの後ろに隠れていた男の子が、中学生になって、一話全てを美しい発音で語るなど、子ども達が、自分で一つ山を越えた結果に、たくさん出会えました。
こうした子ども達ひとりひとりの「小さな一歩」を全員でシェアできる貴重な機会でもあるため、可能な限りは、続けたいと思っています。
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黒姫キャンプは1班に参加しました。今年のテーマはシェイクスピア原作の『夏の夜の夢』!緑の葉に囲まれた木陰でのテーマ活動は、そよ風を感じながら、とても気持ちよく、パック役の子たちが、思いっきり遠くまで自由に走り回っていたことが印象的でした。高校生シニアメイト達が描いた登場人物の相関図や、共通Songなどが挿絵と共に丁寧に書かれた模造紙が貼ってあるロッジの中で、子ども達一人ひとりが、自己紹介をするところから、3泊4日が始まります。
今年、参加したメンバーも、初めて出会う仲間と名刺交換をし、お互いにNicknameで呼び合うところから始まり、自分で野外活動を選択し、積極的に仲間と協力して、ひとつのロッジが家族になる体験をしてきました。
皆、お家に帰って、ご家族にキャンプの報告をしたと思いますが、小4のある男の子は、「ラボランドがアテネの森になったこと、らぼ汁づくり、増水していた苗名滝が楽しかったこと。毎日友だちが増えるからもっと泊まっていたかったこと」などを話されたそうです。
「毎日、友だちが増える」...簡単な言葉ですが、生きていく上で、これほど大切なことはないのではと、感じ入りました。
この力が十分、養われるのが、ラボのキャンプの大きな特徴の一つです。これは、一つの能力ともいえるかと思いますが、自分の殻を破って、積極的に相手に関わっていく力がなければ、初対面の仲間と友だちになっていけません。これはまた、国際交流に関わっていく上での礎にもなる力です。
少し話が変わりますが、子どもが大学生ぐらいになってくると、「友だち」の存在がいかに大切かと、実感させられます。親の助言よりも、近い先輩や仲間からの客観的なアドバイスで人生が変わっていくことも大きくあり得ます。友だちに助けられることも多くあります。
ラボには、家族で参加できるファミリーキャンプから、春、夏、冬とキャンプがあります。是非、お子さんを、今後とも、キャンプに積極的に出していただきたいと願っています。
子ども達には、自ら人生の宝物を見つけられる人に育ってもらいたいですね。
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二つの幼児グループで、名作〝Peter Pan”をおもいっきり楽しんでいます。いつも市販の絵本なども使い、少しだけ導入をしますが、どのお子さんも、登場人物のことはよくご存じです。以前から、幼児さん達とPeter Panを楽しむときに用意するのが「妖精の粉」。ちょっときれいな粉を手につけると「ほんとに飛べるの?」といぶかりながらも、Ⅰ話のCDを流し始めて、「飛ぶよ!」と声がけすると、全員、すっと心が飛んでお部屋の中を走り回ります。
あとは、海賊たちHook船長になる子達がいれば、大砲の準備。いない時は、私がHook船長になって、飛んでいる子ども達を、手の望遠鏡で追いかけます。みんなPeterを先頭にNeverlandを目指して飛んでいます。ダーリング家のシーンは、「ちょっとお話はもどるよ」と声がけをして、みんなで寝ながらCDの音に耳を澄まします。
Acornのネックレスをつけて、パーティに来る女の子さん達もいます。気持ちは既にWendy。先日は、3歳のお子さんも、Ⅱ話を楽しんだあと、お話日記に描いた岩の絵を私に見せながら、一生懸命、海賊岩の説明をしてくれました。
Peter Pan全体で、どこの場面が好き?と尋ねると、やはり最初の飛ぶシーンと、最後の闘いのシーンが人気です。Peterが船室に忍び込むところから、海賊たちが次々と倒されていくところ、WendyとPeterが入れ替わるところも、幼児さん達だけで十分に楽しむことができます。子ども達の集中力と真剣さは最高潮に達しています。
子ども達も自分で気が付かないうちに、ところどころCDに合わせて語っています。Hook船長役のお子さんが〝Gone?”「行っちまったか?」~となりきっているかと思えば、Peter役の子も〝Cock-a-doodle-doo!"と、こちらが何も言わなくても、海賊をやっつけたあとに船室の中で叫んでいます。
闘いのシーンになると、じっとしていたWendy役の女の子達も、我慢できなくなって、「今は、Peter Panになっていい?」と私に尋ねてきて、一緒に海賊たちと闘っています。
最後はHook以外全員が、ひとりずつCrocodileになって、Hookを呑み込もうと床を這って大きく手をひろげています。このシーンも大好きです。
見学していらっしゃったお母様からも「ピーター・パン、今日もみんな楽しんでましたね!本当に物語のチカラってすごいですよね。男の子も女の子も夢中になっていて!!」とメールをいただきました。
体験にいらっしゃった方も「このCDを(わが子に)聴かせたい」とおっしゃってくださいました。
幼児の時代にしかできないことを。今は、しっかり物語に浸る体験を!と思っています。
英語は、自然についてきます。
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ここ数年、毎年、Family Campへ、幼児さんの親子さんが参加されています!今年は、Bear Huntで、ロッジに到着すると、玄関の上り口には、既にmudがあるなど、ロッジの中全体がBear Huntの世界になっていたそうです!お母様よりいただいた感想をご紹介させていただきます。
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「ファミリーキャンプ、とてもよかったです。ロッジには、名古屋で28年チューターをされているという方がお嬢さん、お孫さんと一緒に参加されており、その他の参加者の方々も、みなさんお父様方も含めとても気さく方たちでしたので、すぐにリラックスして過ごすことができました。
YとSも、シニアのお姉さんやロッジの小学生のお姉ちゃん達に
たくさん遊んでもらい、楽しかったようです。
ロッジでのソングバードやテーマ活動でも、Yがいつも以上に
入り込んで楽しんでいて、すごく濃い時間になっていたと思います。
びっくりするほどよく踊って歌っていました^^
また、シニアメイトさん達の働きぶりには、主人もわたしも
感心しきりでした。
何人かと懇親会でゆっくりお話しましたが、みんなしっかりしてますね!
あるシニアの女の子は、ラボのテーマ活動では、「みんなが
意見を出し、みんなそれを受け止めて、折衷案をどんどん出していったりする」、「自分だけ黙っているのはつまらないから、どんどん参加して
みんなで作り上げていくのが好き」という話しをしてくれました。
各自が個を発揮しながらチームで何かを成し遂げる、というのは
今の時代、会社組織で仕事をすることの根幹ともいえることかと
思うのですが、なかなかそれが実現できてない会社や組織が
たくさんあり、またそれができる個人もそんなに多くはいない、
というのが実情かと思います。
主人は外資系ファームで仕事をしていますが、そういうことを
常日頃感じているようで(学歴はすばらしいけど、仕事ができない
若い人が多いと・・・)、そのシニアメイトさんが「個を発揮しつつ、チームで何かをやる面白さ」(ご本人はこういう表現をしていたわけではないですが)を熱く語っていたことに非常に感心していました。
彼女以外にも同じようなことを話してくれたシニアの男の子がいて、
ラボのカルチャーというか、風土とでもいうのでしょうか、
それがとても素晴らしいね、と主人は言っていました。
一日目は大部屋でみんなで寝ることに、正直ちょっと抵抗がありましたが
(なにしろ、そんなことは大学のサークル合宿以来だったので!)
たまには親も子どもと一緒に不自由さを感じ、それを楽しめるようでいたいな、と思いました。子どもだけに何かをやらせよう、というのも
勝手な話ですよね。このキャンプを通じ、たくさんの他のご家族と
ご一緒させていただくことで、私たち夫婦もたくさん勉強になりました。
YやSも普段は見せないたくましい面やしっかりした面を
見せてくれましたし、今回のキャンプをとおして、
子育てがもう少し気楽にできるようになる感じがしました。
できたら、ぜひ来年もまた参加したいです。
ハイロープのバディブリッジでは見事失敗しましたので、
来年はリベンジです!
長くなってしまいましたが、自然、縦割り、大家族、不自由さ、今の東京の生活では経験しにくい「大切にしたいこと」がギュッと凝縮されているキャンプだと感じました。そこに楽しい歌とお話があるのですから、これ以上のものはないですよね。本当に貴重な2泊3日でした。
ありがとうございました!」
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ラボの真髄を感じていただけて、本当によかったです!貴重なご感想をありがとうございました!(^-^)
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