幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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マーシャ嬢の日記
マーシャ嬢の日記 [全260件] 161件~170件 表示 << 前の10件 | 次の10件 >>
だるまちゃんとかみなりちゃん 2 06月13日 (月)
 今日は午前中保護者会、夕方はパーティでラボの一日でした。
貴重なお時間をいただきどうもありがとうございました。
今日は事務局のNさんもお呼びし、ざっくばらんにおしゃべりをしました。
 震災後初めての保護者会でしたが、地震のこと、避難所のこと、こどもたちのこと、津波で亡くなったラボっ子のこと、そして今日参加された保護者のご両親がいわきに住んでいらっしゃるということもあり、原発のことや放射能、政府の対応への憤り・・・漠然とした不安など色々な話がでました。
 
 子どもたちが自分の気持ちや考えを言えるというのは大切なことです、という話がでましたが、大人もどこかで表現できる場というのは必要だとなと思います。こうして顔をつき合わせて話をする機会は時折つくらないと・・・・と思いました。
 
 さて、木曜日、私の都合で今日にパーティを振り替えさせてもらうことにしました。
 ここしばらくお休みが続いていたTくん、今日は久しぶりに元気そうな顔を見せてくれました。
 なかなか来れなかったTくんにお母さんがおうちで話を聞くと「パーティのみんなとは遊びたいけど、かくれんぼとかやりたいことができない」・・。
 Tくんは、面白いと思ったこと以外はなかなか輪の中に入ってこなかったり、あれもこれもいやだ、ということが多く、テューターの頭を結構悩ませてくれ、手を変え品を変え、興味を持たせる投げかけはしてきましたがなかなかヒットしなてくれません。
 「じゃあ、自分のやりたいことを提案してみたら?」
 というお母さんの言葉に
「じゃ、言ってみる」

 なので、今日のラボで来るなり「かくれんぼがしたい!」と言ったTくんでした。
 「Tくん、今だるまちゃんやってたんだけど、先週もHide &
 seekやって楽しんだんだよー。今日もやろう。」と言うと満面の笑みをうかべるのでした。

 ソングバードは結局ほとんど一緒にできず、NaoくんとNanaちゃんで主にワイワイ楽しんでいたのですが、
「だるまちゃんとかみなりちゃん、Hide & seekやろう。」との言葉に
急にシャキンとし、すっごく張り切っていたTくん。
 汗だくで楽しんでいました。

 その後はだるまちゃんちのご馳走をみんなで描きました^^
だるまちゃんごちそう

 ニコニコで終わろうと思ったらNanaちゃんの描いた絵にTくんが大きくバッテンを書いてしまってもめて終わってしまって残念ー。

 今日はGood byeの歌の代わりにだるまちゃんがおみやげもらって帰るシーンで本当にGood byeしました。
 「おみやげはお家に帰ってからあけてね」
 Tくんは早速開けてしまったけど、Naoくんは約束どおり開けずにお家に帰ってくれました。
 「最後(わあ、このクッキーつのがはえてる!)のセリフ、お家で忘れないでね」、と付け加えて。

 これまで何度このクッキーを焼いたことでしょう。
子どもたちの記憶の中に美味しいにおいと共にのこってくれてるといいな。

 さあ、来週はどんな手を打ってTくんを輪の中に呼び寄せよう・・・。
元気な子どもたちに元気をもらいました^^ 1 05月15日 ()
 木曜日は久しぶりのラボでした。ブランクを感じさせない元気な子どもたちとのラボは私を元気にしてくれました!

4月7日の余震のショックもだいぶ大きかったけれど、最近余震も減ってきてまた気持ちが少しずつ元に戻ってこれたような気がします。

 去年来たシャペロンが持ってきてくれたEveryday wordsという間違え探しのような絵本を毎回楽しんでいます。
 今週はshaps・・・circle,square,triangle・・・
それからハバードおばさんの絵本も、そのナンセンスさをみんなで楽しみました。
 Helloの後は、 Blue bell,blue bell...人数が少ないので輪が小さく、あちこちくぐったり、くぐらせなかったり、楽しく盛り上がってOh,I am tired!!

 盛り上がりすぎちゃったので、お次は座ってParede of colors
トイレットペーパーの芯に折り紙を巻きつけて歌をよく聞いてSit down(倒したり)stand up(立たせたり)しました。
 結構早いのでよーく聞いてないと聞き逃しちゃうんです。
1年生たちも頑張ってました。
ナーサリーライムを少し楽しんだ後は「わらじをひろったきつね」

 やるはずだった5周年の発表の”かぶ”のあとに流れてくる「わらじ」
 最初だからとテューターが絵本を見せながらお話たどりをしていると
 「Knock,knock,knock」「Who's there?」
英語も日本語も一緒にセリフが口からついて出てくるNaoくん。
前からこのお話やってみたいって言ってたけど、本当によく聴いていたことがわかり、とってもとっても嬉しくなっちゃいました。

 そこで、ドア越しにオニがノックし、誰がノックしたか当てるゲームをやって盛り上がりました。
 みんな声を変えたりするかなーと思いきや、そうでもないのでもちろんすぐわかっちゃいます。
 でも、なんだかそれをやること自体が楽しいのか何度も何度もやりましたー。

 来週は最後の場面をやってみようという相談までで終わりの時間になってしまったので、Come butter,comeでキャンディをもらって
Good byeとなりました。
 
 子どもたちと一緒になって動いたり同じ目線で一生懸命考えたりしてぐったりすることもあるのだけれど、本当にとても純粋な子どもたちと
一緒に笑ったりこんな風にかかわり合えるって幸せだな~とつくづくパーティを再開できた喜びをかみ締めることができました。

 お迎えにきたママとは、玄関に常に置いてある大きな持ち出し用リュックの話題にやっぱり花が咲きました。
 次の大きな地震がきたら、いよいようちの建物も耐えられるか心配・・・。みんな思いは同じです。備えはやっぱり大切です!


 
入学・進級おめでとう 4 04月07日 (木)
 先日、臨時地区研として可能な人だけで集まりました。
みなさんの顔を見ることができてほっとしました。
しかしその反面、それぞれのテューターが直面した厳しい現実の辛さや九死に一生を得るような体験話に何度か泣きそうになったり、これから乗り越えていかなければならないたくさんのことが山積みなのだということもひしひしと感じました。
 
 まだ大きな余震の可能性もあること、ほとんどの公共施設は当面使用できそうもないこと、大切なお子さんたちを預かる私たちは、もしもの時のことを考えておかなければならないこと、子どもたちは今できるだけ家族のそばにおいておくべきではないか・・・。
色々な話からやはり仙台地区としては、4月は活動は休止し、5月連休明けからできるパーティから活動を開始していく、ということになりました。ただ、テューターが各家庭と連絡を取り、個人的にラボっ子を集めて子どもたちがほっとする時間をつくるなどの活動はしても構わないということになりました。

 来週からは小学校も始まるということで、子どもたちの進級と入学をお祝いしてあげたかったので、震災以来始めてラボっ子たちが我が家へ集まりました。イースターのお祝いも兼ねて。
 
 うちは人数が少ないので暇な時間に子どもたちに名前の消しゴムはんこをせっせと作ってプレゼントとして用意してました。

 久しぶりに集まったラボっ子たちは元気いっぱいでした。
イースターの英語絵本を読みました。
”Often candles are lit to remind peaple that after darkness
comes light,and after death comes new life.”
”Easter is also a time of hope and joy"
 事前にこの文章を読んで、イースターのように、この震災の後にはきっと必ず明るい兆しが見えてくるはず、とこのことばが今重く感じられました。

 ソングバードで体を動かし、ずっと笑っていた子どもたち。
 イースターエッグは卵に好きな絵を描いて好きな色に染めて乾かしました。blueがとてもきれいな色になりました!

 それからエッグロールゲーム、パン食い競争ならぬホットクロスバンズ食い競争をして楽しみました。
 ホットクロスバンズ、毎年焼いてるけど今年はどうしよう、と思いながらもやっぱり昨日の夜、夜なべして作ってしまいました^^

 それから進級と入学のお祝いをママたちからとテューターから。
 
 
 ラボママとも久しぶりにゆっくりおしゃべりができて私にとっても楽しい時間となりました。

 一見元に戻ったような気もしてきたこの頃ですが、やっぱりみんな「何をしていてもなんとなく落ち着かないですね」、というのが本当の気持ちのようです。

時間はかかりそうですが、色々な面での復興の日が早くやってきまようにと願うばかりです。



 
子どもの心 6 04月02日 ()
 テレビのニュースの中で、被災者たちの精神的なケアが必要、と看護師さんやお医者さんが被災者たちの話を聞いてはケアに当っている、そんな特集を放送していた。

 震災後に山形に避難し、仙台に戻ってきて学校の体育館のお掃除ボランティアに行った時、同じようにしばらく大変な思いをした人たちと会えて話をしてとてもほっとしました。

 翌々日久しぶりに登校、登園してお友だちに会えた子どもたちもとても嬉しそうでした。
 
 あの日を境に生活が一変し、全ての予定がキャンセル。やっと少しずつ以前の生活に戻りつつあるのものの、ピンと張りつめていた糸がぷつんと切れたかのような気持ちを「結びなおさなきゃ」と、この日記を書くことで私は気持ちの整理をしているのかもしれません。

 今日もパート仲間の人が「街の中、バスを待つ中、みんな震災の話をしていて聞こうとしてなくても耳に入ってきちゃうんですよねー。」と言っていました。
 大人は人に話すことで癒されようとしているのでしょう。

 でも、子どもは大人のようにうまくことばで自分の気持ちを表現でsきません。

 地震直後、夫の実家で子どもたちが「地震ごっこ」「津波ごっこ」をして遊んでいました。
  
 子どもは大人のように自分の気持ちをうまくことばで表現することができないため、自分の体験を遊びの中に落とし込みながら消化し、遊びを通して心のケアをするのだそうです。
 大人はこうした遊びにまゆをひそめてしましがちですが、こういった遊びをしているのを見たとしても、決して叱らず優しく受け止めてあげることが大切なのだそうです。

 しかし、私、その時はつい「津波でなくなった人もいるのに」と子どもに言ってしまって、反省しています。

 トイレに一人で行くのを怖がったり、夜中に突然泣いたり・・・そんなこともありました。

 子どもたちにはできるだけ楽しいことをさせてあげたり、友だちと遊ばせてあげたり、できるだけ今までの生活のリズムを戻してあげること、大丈夫だよとやさしく声をかけたりスキンシップをしてあげることが必要だそうです。

 公園に来る子もすこしずつ増えてきたようです。
もっと被害のひどかった地域の子どもたちも早く学校へ通ったりしていつもの日常生活に戻れますように。
支援物資 2 03月31日 (木)
 うちの学校のPTA本部から、『仙台市の中でも被害の大きかった宮城野区と若林区に支援物資を送るので衣類や文房具、ランドセルといったものを提供してください』、と先週お便りがきました。
 同じ親の立場で「これなら使える」と思うよい状態の美品、文房具や下着などに関しては未使用のもの、とあった。
 衣類はなかなかよい状態のものがなく、少ししかなかったのですが、ノートや定規、鉛筆など未使用のものや仕分け用の段ボールや未使用タオルなど何点か持っていきました。あと今日はベビー布団一式。

 その日はお手伝いに行けなかったのですが、まだ仕分け作業が残っていたようで、今日は子どもたちと一緒にお手伝いに行ってきました。
 何か少しでも自分にできることをしようと思って。

 「留守番も嫌だけど行くのも嫌だ」というぐずぐず言っていた息子を何とか連れ出して行きました。彼は作業していた体育館の入り口でしばーらくすねていたり、やっと入ったかと思ったらどこかでぶつけて手が痛いと泣いたりとたりだったのですが、最後は手伝ってくれました。
 

 例えば女児の衣類なら例えば、「半そでサイズ100まで」、「110~120」などを全て箱番号が決められていて細かく仕分けして数を数えて箱詰めしました。

 結構着古してるなあと思うものもあれば、新品、新品同様のきれいな状態のものもありました。
 
 こういうもを必要としている人のもとに届き、役立ちますように。

 そうそう、ラボは来週から始めることにしました!
発表会は延期ですが、楽しくイースターエッグでも作ろうかと思っています。
 
 
待ち遠しいガスやさん 2 03月29日 (火)
 「えもりさんちガスきた?」
 ママ友からのメールに「○○さんのおうち、ガスきたの!?うちはまだよー。」と返信すると、やはり彼女のお家もまだで、出かける時もマンションのお友だちに「来たら教えてね!!」と声かけあったとのこと。
 この地区は28日から順次復旧作業だったのですが、残念ながら今日もガスやさんの訪問なし。
 「ピンポーン」となるたび
 「あ、ガスやさん!」と子どもみたいにインターホンに出ていた私でした。
 洗い物もお湯で洗い流せて、お風呂にゆっくりつかれる日がくるまでもう少し辛抱です。お湯が水道から出るってなんてありがたいんでしょう。
 先週、頑張ってカセットコンロで何度もお湯を沸かし、子どもたちに
「今日はお風呂いれてあげるね!」と言ったものの、お風呂にたまったのは数センチ。
 「ごめーん、お風呂のお湯ってたくさんいるんだったねえ」と
間抜けな母でした。

 今日、夫が仕事で石巻まで行ってきたそうですが、想像以上の風景だったそうです。うちのリビングのテレビは地震で壊れて映らないので(地デジ対応買ったばかりだったのに・・)山形に居たとき見たテレビの映像と新聞でしか被害の様子を見ていないので、実際見て津波の恐ろしさを感じてきたようです。
 石巻のYテューターの娘さんに安否確認できて以来連絡をしていなかったので、心配になって今日メールを送ってみました。
 でももう自宅に戻って電気も通っているとのこと。配給と買出しで食料も大丈夫と返信があり、ほっとしました。

 よくなってきたねーと安心してご飯を食べていると今日もまた強めの余震がありました。
 さすがにこどもたちもぱっとストーブを消したり身の安全を確保したりるようになってきました。
 心臓に悪いですが、今回の地震ですばやい行動や適切な判断、普段からのシュミレーションは大切で、備えあれば憂いなしとは本当だな~と
思いました。
東北関東大震災 6 03月28日 (月)
 あの巨大地震が起きてから早いもので2週間以上たちました。
あの瞬間から全てが変わってしまい、この先どうなるんだろう??と不安を抱えて過ごしていましたが、やっと今落ち着いてきたところです。
 
 あの時、私は週に何度かパートで働いている近くの市立博物館の中にいました。地球がどうにかなってしまうのではないかと思うくらいの強い揺れにかなりの恐怖を感じました。しかも今回の地震は長くて・・。耐震工事をしたばかりの建物だったので大丈夫とは思ったものの、上からガラスが落ちてきたりはしていました。
 職員の方と最後の見回りをして外へ避難。
建物に居た方全員の身の安全を確認したりしばらく様子を見た後、荷物を持って家の方へ歩きましたが、何より心配だったのは「もし息子が学校が早めに終わって11階の自宅にひとりでいたらどうしよう」ということ。そのまままっすぐ学校に行くと、幸い先生やまだ引渡しされていない他の子どもたちと一緒でした。
 問題は下の娘を山の上の幼稚園までどうお迎えに行くかと言うこと。目の前の道が渋滞しており、学校であったクラスの子のママに幼稚園へ登る途中の道が土砂崩れで通行できないらしい、と聞き、息子を体育館に置いて歩くかと迷いました。その日は寒く、ちょうど雪も降ってきたので、息子と一緒に車で行けるところまで行くことにしました。
 やはり超渋滞していて少しずつしか進まず、かといってUターンもできないし車をその辺にも置いていけないし・・・。あたりも暗くなってきてしまい、「これではいつつくかわからない!」と思って、通りかかった別の幼稚園の駐車場に「娘の幼稚園に迎えにいきたいんです」とお願いをして置かせてもらい、真っ暗な夜道を歩きました。
 でも7時過ぎには無事たどり着いて娘を引き取ることができました。
2人の子どもと会えて何よりほっとした瞬間でした。

 余震の続く中マンションで過ごすのも怖かったので、車の中で子どもたちを待たせ、真っ暗な階段を登り、割れた食器や倒れた家具、水槽の水や冷蔵庫から飛び出した食料で足の踏み場もないほどの家の中からパンと飲み物、毛布などだけどうにか取り出し、全部抱えて子どものもとへ戻り、3人で一緒に避難所になっていた小学校の体育館に移動しました。もうすでに人でいっぱいでしたがどうにかスペースを確保し子どもたちを毛布にくるみ、パンを食べさせて寝かせました。
 よくテレビでは災害の時の避難所の様子を見たことありましたが、
 実際自分が避難することになったのは初めてです。体育館の寒かったこと。子どもは横になれましたが、私は横になるスペースもなくて。
その日一ノ関の方へ仕事で行っていた夫は、夜中の1時頃、車でどうにかこうにか帰ってくることができました。

 2日後に夫の実家の山形へ車で避難しに行くことができ、温かいお風呂にも入ることができました。涙しながら迎えてくれた義理の両親に感謝の気持ちでいっぱいです。
 1週間程滞在した後、仙台に戻ってきました。

 私の住んでいる地域ではガス以外は復旧し、仙台の街中のお店もかなり営業を始め、物資も早めにお店に入れば手に入れられるようになりました。
 
 しかし、仙台市内でも水道が復旧していないところもあるようですし、被害が大きく海に近い地域ではまだ避難所生活を送られている方もいるので、温かい食事が家で家族一緒に食べられるというだけでそれだけでも十分ありがたいことだと毎日思います。
 家族が皆無事で家もあるというのがどんなに幸せかとつくづく思います。

 娘の入学式も11日には行えるそうで、ラボはしばらくお休みしていましたが、学校が始まると同時くらいには再開ができそうです。

 ただ、4月2日に榎森パーティの5周年発表会をする予定だったのは延期とすることにしました。
 もちろんラボっ子たちはみんな無事で元気だったのですが、会場がまだ避難所として使われており今後使用できるめどがついてないということ、そして何よりお祝い発表に駆けつけてくださるはずだった方々がみんな来られる状況ではないとういうことが理由です。
 いつも私を励まし支え続けて下さってるOテューターとラボっ子のAちゃんが神奈川から仙台まで来て、去年の国際交流体験談を話してくれるはずでした。
 元テューターで開設当初から私の辛いとき苦しい時に相談にのってくれている同期Sさんとうちの子たちと幼馴染同然のHちゃん、Tちゃんもお祝い来てくれることになってました。
 同じ地区のテューターに「これを入会のきっかけにしていきたいんです」と声をかけると、みなさん応援してくださり、
3パーティ合同でラボっ子たちにもお祝いに歌の発表もしてもらうはずでした。
 去年シニアとして応援に来てくれた石巻のYパーティのCちゃんにもお祝い発表にきてくれることになっていたのですが、Yテューターの車も携帯も流されてしまうほどの津波にあわれたそうです。
 そして、これまでにえもりパーティに2回もパーティ支援に来てくれた東松島市のTくんにも「是非来てね」と震災の数日前に電話で話したばかりのTくん、まだ行方不明のまま消息がわかりません。
「何でもやりますよ」といつもの明るい声がまだ耳に残っていて、どうかどこかで避難して生きていてほしいと願わない日はありません。
どうかどうか彼の無事の知らせが届きますように。

 参加して下さる予定だった方がみんなが笑顔で集まれる日に5周年発表会を開きたいと思っています。
時期が随分先になってしまうかもしれませんが、その時はどうかよろしくお願いいたします。

 久しぶりに開いたひろばでリジータさんのHPを見ました。飯澤テューターの報告を読んで本当に頭の下がる思いです。
 また、学校の校長先生がお便りで、『水道がとまって溢れかえったトイレまでプールの水を汲み出すのに寒い中多くの人が協力してくれたこと、地域の方々や保護者の方々が炊き出しをしたり差し入れをしてくれたことなどを「タイガーマスク現象」というようなもののレベルを超えた、人間としての根源的な優しさやたくましさをそこに見ることができました。』と書いてあったのを読みました。
 そういうものを読んで、自分の家族のことだけで精一杯だった自分を振り返り「私ももっと人のために何かできたんじゃないか」「私にも何かできることをしなくちゃ」という気持ちになりました。

 そんな思いもあり、HPへも書き込みをしました。
 でもまだ子どもたちを置いてどこかへボランティアへ・・・ということはできないので、せめて学校で募ったボランティア活動に子どもと参加したりPTAとしての支援物資を提供したり義捐金を出したりといったレベルですが、自分にできることをしていこうと思います。

 東北が復興し、またみんなと元気に笑顔で会える日が早くきますように。

 当たり前の日常が当たり前ではなく、いかに幸せなことかと感じます。心配し応援してくれている家族や親戚、友人、ラボで出会った仲間、全ての方に感謝しています。
読み聞かせ 02月03日 (木)
 私と絵本を結んでくれたもの・・・それがラボ。

 ”子どもたちのわくわくした輝く瞳に出会うためにも一緒に活動しませんか?”と全保護者に呼びかけをし、集まった方々と立ち上がった学校の読み聞かせボランティアの会。1月から全学年で読み聞かせをスタートしてから今日が3回目の読み聞かせでした。
 各クラスで子どもたちが楽しんでいる様子が伺える。先生方も喜んでくださっていて、5年生のクラスでは感想文まで読んだ方にプレゼントしてくれたそう。
 集まっているお母さん方も子どもたちのために素敵な本を選書してきてくださっていて、みなさんの熱意が感じられる。また、自分の知らない本を紹介してもらえるのもとても嬉しい。

 今日は息子のクラスで「きょうはなんのひ?」を読んできた。
読み手の私もほんわかした温かい気持ちになれる。
 素直な感想を寄せてくれる子どもたちに感動してしまう。

再来週は初の6年生、卒業を前に何を読もうかしら。

 今日のラボでは前回紹介してもらった「ものぐさトミー」を読み聞かせ。大爆笑する子どもたちにこちらもおかしくなるくらい。
 
 4月の5周年発表会で発表する「かぶ」。少ない人数でどう表現するのかが課題で毎回すったもんだあり・・・。すったもんだありながらも
毎回飽きずにひっぱってひっぱって。
 毎日毎日かぶのたねに水をやり続けるように、『おおきくなあれ』と私は子どもたちにおはなしという名の心の栄養を与え続けているのだなあと思う。

 おはなしや絵本の力を借りて、子どもたちの世界と繋がれる喜びを感じながら私も自分の心に栄養を与え続けなくちゃ。
 

 

 
ハロウィンパーティ 10月23日 ()
 今週、少し早めのハロウィンパーティをしました。
歌や素語りの発表もあったので、どうやらお母さんがいないほうが堂々と発表できる、とのことでTくんもNaoくんも1人で参加となりました。
 Rの始めのことばに始まり、
 ♪ Old MacDonald had a farm
 ♪ Dry bones
 ♪ Green Green
 ☆個人発表
・Naoくん:Animal talk・・とてもはっきりと歌ってくれました!
                堂々としていて立派でした。 
・Tくん:Humpty Dumpty・・毎回のラボでも「恥ずかしい」「言いたくない」「英語ではいえない」とソングバードなども歌うことはほんどないTくん。今日も「やっぱやんない」なんていうかなあ・・と思っていたけど、ちゃんと唱えていたTくん。成長が感じられてちょっとうるうるのテューターでした。
・Nana:Humpty Dumpty・・去年はやっぱり発表できなかったけど
             今年は頑張ったね!
・R:はるかぜとぷう(TR6まで)・・・毎晩毎晩聞き続けたとぷう。
                 英日のCDではあったけれどちゃん
                 と覚えていたのがわかりました。
                 素語り挑戦もこれで数回目。体に
                 染み込むように英語がinputされ、
                 自然にoutputしているように感じ
                 ます。もちろんひとつひとつの意
                 味なんてわかってないけれど確実
                 に聴く耳が育ってると思いました
  
 みんな頑張っていたのでテューターはできる限り大きな拍手を送りました。

 お次はハロウィンの絵本を見てハロウィンのおはなし。
 その後はお待ちかねのゲームの時間。
 BINGOにApple Bobbing,4 corners
 
 最後のゲームでうちの子たちの兄妹喧嘩が始まり、Trick or Treat
のバッグ作りを始めることに。いろんな形のパスタやシールで紙袋を飾りました。

 それと同時に今年は仮装コンテストの投票をしてみました。しかしちびっ子ばかり少人数のグループ、絶対1人の優勝者だけではなんだかんだ問題起きそうなので、「かっこいいで賞」「かわいいで賞」「ハロウィンにぴったりで賞」「Good ideaで賞」ともれなく賞をもらえるようにしてみました。
 最後はお菓子をもらって、投票結果を発表し、テューターお手製ハロウィンクッキーをそれぞれにプレゼントして終了。

 みんな楽しんでくれたようです。
ハロウィン

私だけが子どもたちの姿を見るのはもったいないようだったけれど、わが子以外の子どもたちの成長を感じられるのがテューターの仕事の醍醐味なのでしょうね。
ワフ家の壁ぬりと読み聞かせ 5 10月08日 (金)
 今はワフ家月曜日のテーマ活動に取り組んでるこどもたち。
ソングバードとナーサリーで体をたくさん動かしたあとは、今日のお楽しみになっていたワフ家の壁ぬり遊びです。
 みんなのリクエストで「水色」があがったので、水色の水性ペイントと家にあった黄色のものを用意しました。
 シートをひいて、段ボールを出すと、おのおの塗り始め!
最初、楽しく塗っていたのですが、息子RとTくんが言い合いを始めました。「水色でぬりたい!」Rと黄色と水色を混ぜて「緑がいい!」とどこも緑にしようとしたTくん。
 まさにワフのヘンリーとアンの喧嘩のよう。
とうとうTくんが部屋の隅に入り込んで「Rくんが水色がいいって。ぼくは水色じゃいやなんだ。緑にしたいんだ。こんなことになるならこなきゃ良かった」とおいおいおお泣き。
 1年生のTくんは誰に対しても強い口調で発言するけれど実はとても傷つきやすく、鬼ごっこで捕まっても泣いてたことも・・・。
 
 「アンとヘンリーみたいにそれぞれ別のスペースを塗ればよかったねえ」「じゃあそろそろティータイムにする?」
 優しい年長さんのNくんも「Tくん、ほら緑になったよ」と声をかけてくれた。Nくんありがとねー。
 
  その後みんなでお茶しながらも時々「緑がいい」「水色で塗りたい」と突然泣き出す2人。
 でも最後は泣き止みなんとか終了。
 ほんと兄弟げんかそのものという感じで、本気で怒っている2人には悪いけど笑っちゃうくらいほほえましくも・・・。うちでは毎日繰り広げられている光景だけれど、特に一人っ子のTくんには何でも自分の思い通りにいかない体験もいっぱい味わって成長していってほしいなと思いました。

そんなTくん。つい先日は、休んでばっかりだったTくんにお母さんが「
もうラボ辞める?」と言うと急にCD聞き出して「いや、辞めない」と言っていたとのこと。
 Tくんが自分からCDを聞くという話は久しぶりの報告だったので、嬉しかったです。
 今日は子どもたちも私もペンキまみれ。体張ってラボやってるなあと毎回感じます^^
 「すみません、あちこちペンキついてますが・・」とお母さんたちに謝っても「大丈夫大丈夫」とおおらかなお返事に感謝です。

 そうそう、今日は朝からとても嬉しいことがありました。
息子の学年で月一回やっている朝の読み聞かせ。
 今日は「校長先生が是非ご挨拶したいそうです」と主任の先生。
朝の読み聞かせの後、校長室に通されました。
 「地域の方やお母さん方がこうして子どもたちに絵本を読んでくださるというのは子どもたちはとても喜ぶんですよ。是非他の学年にもお願いしたいし、多くの方にお声かけていただいて続けてほしいです」とのこと。
 学年主任の先生も「低学年に限らず高学年にも是非絵本を読んでください。自分で読むけれど読んでもらうという体験は子どもたちにとってとても嬉しいことだとおもいますよ。」

 今日私が持っていったのは安野光雅さんの「さよならさんかく」
これを読む前に「今日は朝から晩だった」のわらべ歌をやったらとても喜んでいたこどもたち。
 
 ことば遊びならラボでたくさんしている子どもたち。もっともっとことば遊びしたくなります。

ひとりで始めた読み聞かせも賛同してくださるお母さん仲間がひとり、ふたりと増えてきた。
やっと学校側から是非にと言われるようになり、撒いた種がやっと芽を出してきたような気がしました。
 
 ラボの芽はもうちょっと時間がかかりそうだけど、いつか芽が出て実がなる日が来るまでもう少し体はっても頑張ってみよう、そう思った朝の出来事でした。
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