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みんなでみんなの成長を見る 09月10日 ()
きょうはパーティの夏活動報告会でした。 いろんな行事でほとんどの小5以上の子が欠席と分かっていたので、今年の夏初めてシニア体験をした大学生を中心にきょうのプログラムを小さい子たちだけで決めるとことにしました。 

ほとんどの子が何を発表するかは分かっていたので、その順番を決めるための話し合いをしました。 お父さん、お母さんには「キャンプでは初めて出会った子たちが、意見を出し合いながら家族になっていくので、その様子を想像してください」と言って、車座になって話し合う子どもたちを参観してもらったわけです。

下を向いて、なかなか意見を言わない状態が続きましたが、ぽつりぽつりと声が出てプログラムが完成しました。 

最初は素語り(小4以下はナーサリーライムかソングバード)
みんなが決めた順番で進んでいきます。

幼児でも、お父さんお母さんの前でたった一人で立つ姿がりりしかった。 にこにこ楽しくできた子。 緊張してテューターの「一緒に言いましょうか?」の声も耳に入らなかった子。 寸前までママから離れられなかったのに、みんなに聞こえる声で発表した子。 笑いながら走り回っていたのに、呼ばれる前にしっかり立って言い始めた子。 反抗期入り始めで素直にがんばりを見せようとしない子。 今年は参加者全員が最後までやりきりました。 テューターの「じゃ、また今度がんばろうね」ということばが出ませんでした。 みなさんの前に立って声を出すことがどんなにすごいことか・・・それぞれの成長が嬉しくなりました。

そして、長い時間みんなを静かにさせたのは「3びきのやぎのがらがらどん」を英語で全部語った小6のHくんでした。 いつも気にかかる子で私と大きい子たちの間では彼の成長を望む秘密のプロジェクト(?!)があるほどです。 ところが、、、いつもとは違う、その子の様子に皆は息を呑みました。 エドウィンの歌だけにしようとしていた大学生もそれに触発され、「ざしきぼっこ」で今まで発表できなかった場面を語ったほどです。 

Hくんは年少でラボに入りました。 年中になるころでしたか、このお話が大好きになり、I'm coming to gobble you up! と叫びながらテューターに飛び掛ってきていたのを思い出します。 

きょうは欠席ですが、もう一人、小5の女の子も今週「はらぺこあおむし」を英日で素語りを完成させていました。 止まりながらですが、何かを思い浮かべるように体を動かしながら語っていたのが印象的でした。 二人とも短期間で集中していたのは知っていますが、急に覚えようとしても覚えられるものではないですね。 もし、それをやるとしたら苦しくて仕方がありません。 共通して言えることは幼いときにその物語に出会っていること、そしてその物語が好きだということだと思います。 

ときに、のんびりして何も努力していないように見える子どもを大人は理解できず、いらだつこともあるかもしれません(失礼)。 私も親としては待てないことがたくさんありました。 でも、昨日できなかったことが突然きょうできるようになるためには、一生懸命がんばるだけじゃなくて、それを支える「好きだ」「楽しい」「自信ついた」体験の積み重ねも大事ではないでしょうか。

さて、プログラムはキャンプ報告に続きましたが、そこからも一人ひとりの成長が見てとれ、会場が笑顔になりました。 

ラボっ子仲間もご父母も、それぞれが喜び合える、励ましあえるってステキです。 ありがとうございました。 これからも一緒にみんなの成長を見ていきましょうね。     
Re:みんなでみんなの成長を見る(09月10日) ・
Samiさん (2006年09月21日 23時23分)

すばらしいですね。うちもだんだん素語りが定着してくるといいなあ、
と思っています。なかなか男の子はまだ知らん顔で。
はやくおーじゅんさんのところのように、みんなをうならせる
素語りがでてくるといいですね。
また遊びにきてくださいね。
Re:みんなでみんなの成長を見る
やめぴさん (2006年09月25日 14時16分)

 Hくん、ステキですね♪
 そうですかぁ。Hくんのがらがらどんの素語り、きっと味わい深いも
のだったと想像します。きっと、低学年さんやキディさんたちの目にも
印象深く、心に残ったことと思います。
 こういう報告を見れるひろば@って、いいですね。
 うちのパーティの小6にもHくんの勇姿を伝えたいと思います!
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