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 黒岩PのあれこれVol2
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ロミオとジュリエットに心を打たれ・・・ 12月06日 ()
時のたつのは早いもの。もう12月になってしまいました。今年は、

永遠のお別れをすることが多く、なかなか気持ちの整理がつけられず

ホームページもご無沙汰になってしまいました。

でも、子供達との蜜月が私を支えてくれたので、黒岩Pのクリスマス発表

会への様子をアップすることにしました。

何時ものように23日(祝)に2時~6時、町会会館で行います。見学は自

由ですが、もし外部の方でごらんになりたい方は、テューターまでお申

し出ください。

キディクラスは、「きょうはみんなでクマがりだ!」

小学生グループは「ながぐつをはいたネコ」

中高大生グループは「ロミオとジュリエット・最終幕」を発表します。

くまがりは、今回絵本をスミからスミまで何度も見ながら、こどもたち

と想像を膨らませました。おかげで今までテューターも気がつかなかっ

たことをたくさん発見。子供達の絵本を見る目は、まるで3次元のものを

見るようだということに改めて気がつきました。見えないところや、後

ろ側まで想像しているのです。好きな場面を絵にしてみたり、クマが現

れる、あの”One shiny wet nose"から始まるところ、鼻から次第に

クマになるような、仕掛け絵本(ページに穴を空けていくもの)をみん

なそれぞれ作ったり・・・と音の楽しさのみならず、視覚的なところで

もこのお話を楽しんでいます。おかげで、全員大きな声で口ずさめるほ

どになりました。きっと、このお話が好きになってくれたに違いありま

せん。

小学生グループの「Puss in Boots」は、ネコの小3のS君と小6のYちゃん

が大奮闘です。お話を通した後の感想で、子供達の中から「お話の中に

入ってなかった」とか、「お話の中に入っていたよ」という声が聞こえ

始めました。つまり、お話の中の登場人物になりきっていると、たとえ

CDにないことばを言ったり、動いたりしても、物語から外れることがな

い、という意味なんです。つまり、そういうときの子供達は、日常では

なく、物語の世界の中で自由に遊んでいるということです。ネコになり

きったS君、カラバス公爵のY君が、ネコを食べてしまうか・・・と独り

言をいったとき、「食べないでくれ~!食べないでおくれよ~!」と

懇願していました。このS君、やんちゃざかりで、なかなかテーマ活動

に身が入らないところがあったのですが、今回の成長振りには目を見張

るものがありました。素晴らしいのは、グループの中で、一人でもそう

いう子がでると、全体のムードまであがっていくという相乗効果が見ら

れる事です。おかげで、みんなとても楽しみはじめ、主にナレーション

担当になった同じ小3のH君は、うさぎやネズミや山男といった、主役で

はないけど、大事な役をとっても楽しそうにこなしています。Yちゃんの

「このお話、いまの小学生グループにぴったりだね!」という言葉を聞

き、深くうなずくテューターでした。

中高大生は「ロミオとジュリエット・最終幕」。いよいよ、です。いつ

かこのお話をやってみたかった。でも、子供達がやろう、といわなけれ

ば、どんなお話もできっこありません。ついにそのチャンスが来たので

す!テューター冥利に尽きるというものです。夏休み明けから、1話~

4話をとおしてず~っと取組んできました。こんなにライブラリーを

活用しつくしたのは初めて、というほど。動いては崩し、動いては話し

合い、とうとう最終幕に、オリジナルのナレーションをつけて発表する

というところにこぎつけました。主役のロミオは高1のR。西遊記の

ゴクウ以来の大役です、といえば黒岩Pをご存知の方は「あぁ、あの

子」とお分かりかも。今まで、わりとシャイなイメージの彼が、この

数ヶ月で大変身です。お母様も「ぜぇったい、嫌がると思ってました~

!」というほど、ロミオにはむかないかと思われた彼ですが、テュータ

ーは、ひそかに「いや、絶対(多分?)いける!」と思っていたとおり

になりました。聞き込みの多さは半端ではなく、お母様いわく「家の中

(Rがいるところに)いつもテーマ活動の友が転がっているんですよ」

というほど、打ち込んでくれています。おかげでロミオのセリフはCD

を超えて、彼の声として皆の心に響いてくるように・・・すごい進歩で

す。ジュリエットは同じく高1のYちゃん。こちらは演劇部ということも

あり、堅実なジュリエットのはず・・・なんですが、以前のPで、仮死

状態のジュリエットをやっているうち、うたた寝をしてしまい・・・

「ジュリエット!ジュリエット!Yちゃん!!起きて!起きなさい!」

という声でようやく目を覚まして起き上がった彼女。寝ぼけたのか

いきなりテーマ活動の友を目の前数センチ(強い近眼なので)に近づけ

みんなの声を無視して、ロミオのロマンチックな熱演を台無し?

に・・・・おかげで大笑いの幕切れになったりと本当に長いこと楽しみ

かつ真剣にぶつかり、取組んできました。23日の発表まで、まだまだ

荒削りなところも在りますが、子供達がこのお話をとてもとても大切に

思っているのが分かります。それは、セリフをいつくしむように語る

ロミオのRに代表されています。

その様子を見るテューターは、毎週金曜の夜になると、心を打たれ癒さ

れ、パーティを終えられるのでした。こんなに幸せなことはそうそうあ

りませんよね。

クリスマスの発表会、楽しみにしていてくださいね。
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