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4年前、英語はできるに越したことはないけれど、まあそう意気込んで習わせなくても、と思っていた私は、子どものお友達のお母さんに誘われるまま、ラボのお試しに行ってみました。音楽・歌や物語・絵本を楽しみながら、英語に親しんでいる子どもたちの姿がありました。そしておおらかに、子どもたちを包み込むような、笑顔の素敵なテューター(指導者)。説明を聞くと、教材(ライブラリー)は私たち親世代が幼かった頃から、子どもたちが親しんできた絵本や物語が扱われていることにも、信頼が置けました。小学校で読み聞かせボランティアをしており、絵本の講座にはよく出かけておりますが、必ず推薦される絵本や物語がたくさん入っているのです。
そして入会してみると、そのライブラリーを使って行う「テーマ活動」と呼ばれる劇ごっこ(演劇活動)は、体を動かして、お話の世界に入り込んで、自分なりに表現する、子どもはもちろん、大人にとっても充実した楽しいものでした(未就園のお子さんは親御さんも一緒に踊ったり、劇ごっこをします)。楽しみながら、セリフとして口にした言葉(英語も日本語も)が、そのまま少しずつ身についていくのです。
また、毎回のパーティ(週1回のレッスン)では、異年齢の子どもたちが、面倒を見たり見られたり、刺激し合ったりして、楽しそうに遊びながら、一緒に歌ったり踊ったり。ラボのキャンプや合宿に行けば、高校生や大学生たちが運営を任され、素晴らしいリーダーとして活躍しています。彼らへのあこがれは目標となって、大人に指導されることより、数倍も子どもたちの成長を促します。そうした縦長の子どもたちのふれあいも、今の子どもたちの置かれている環境では、なかなか得られない貴重な体験です。
主に夏休みに、各地域や全国規模のキャンプや合宿が行われ、少しずつ一人立ちへの準備をし、中学生以上になると、1ヶ月間の海外ホームステイのプログラムもあります。現在小学4年生の長男も、目標として意識し始めています。
私たち大人がやってきたような、机に向かって読んだり書いたり、暗記したりというのではなく、まず耳から入って、体を通して、感じて、楽しんで、口にして、母国語としての日本語と同じように身についていく、英語をはじめとした外国語。様々な活動を通して、友達や仲間を作り、人とのコミュニケーションが大好きになっていく。異年齢の子ども同士の中で、練れていく人との関わり方。いろんな個性の中で、自分自身を表現していく力もつく。そんな多様な活動を我が子と一緒に体験しながら、大人でも育っていくことのできるラボが大好きになり、迷いながらもテューターになる決心をしました。背中を押してくれたのは、物語の中で、変化を受け入れていく登場人物たち(『空のかけらを入れてやいたパイ』)や、一緒に研修を受けた仲間たち、そしてラボで育ちつつある3人の我が子たちです。こうした豊かな物語や音楽(ライブラリー)、そしてたくさんの人との出会いが待っています。本を読むのも大好きになります。
ぜひ、私たちの仲間になっていただいて、子どもたちと一緒に、未来に向かって育ち合っていきませんか?
ラボ・テューター 伊藤敦子
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