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「悩み」という言葉が観させてもらって私が一番感じた事です。皆さんのテーマとずれていたらごめんなさいね。でも私は今回のロミオとジュリエットを観させてもらって、子どもと大人の境目にいるこの登場人物たちのその世代特有の「悩み」というのが感じられたように思います。大人になると何ともないこと、理解できること、自分をコントロールできる(してしまう)ことが、ロミオとジュリエットの年代ではひとつひとつが悩みとなっていく。
発表してくれた皆さんはその年代に近くライブラリーを聴くなかでその感情を受け入れ、理解し自分のものとしていたと思います。そのように皆さんの表情を観て感じました。きっと話し合った事、悩んだ事はいろいろあるのかと思いますが、中高大生の皆さんがこの物語で何を現したいのかがひとつになっていたと思います。
表現したいものがはっきりしている目をしていました。きっと毎週のパーティは充実していたのだと思います。
各役もしっかりしていましたね。個性豊かなキャラクターたちですが、皆さんがそれぞれ思う登場人物の感情を表現にまで移せていた事がやっぱり高学年生だなぁと思いました。
この役はこういう性格かな?この時はどう思っているのだろう…と思いめぐらせる事は出来るとしてもそれが見ている人に伝わるほどの表現となるかどうかは、簡単なものではないと思います。
ただセリフを覚えれば良いのではなく、その先。自分(その役)の言葉となっているかどうか。またはその心から出た言葉に自然と導かれる表情や表現になっているかを高学年の子にはこれからも目指していって欲しいと思います。そういった意味では今回のロミオとジュリエットはどの役も豊かな表情が観られ物語に引き込まれていきました。~澤木さんのコメントより~
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