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今月のマザーグース Hey diddle diddle 09月22日 (金)

今月のマザーグース
(LABO PARTY Facebookより)

Hey diddle diddle
ヘイ ディドル ディドル

Hey diddle diddle,
The cat and the fiddle,
The cow jumped over the moon;
The little dog laughed
To see such sport,
And the dish ran away with the spoon.

ヘイ ディドル ディドル,
ネコのバイオリンひき,
メウシは 月をとびこした,
ちいさなイヌが 高わらい
見のがせぬ 見ものだわい,
そして おさらは おさじとにげた。


 内容はまったくのナンセンスですが,とても有名なマザーグースのひとつです。マザーグース収集家のオーピー夫妻が“Probably the best-known nonsense verse in the language, a considerable amount of nonsense has been written about it.” と書いたこともあり、「もっともよく知られたナンセンスな唄」といえるでしょう。ネコはエリザベス1世で、女王がネズミを扱うように廷臣たちをとりさばいていた様子を風刺しているという説もありますが,真相は定かではありません。「おさらはおさじとにげた」の部分は,駆け落ちを伝える記事のタイトルにもよく使われます。

 マザーグースは多くの画家が絵本を描いてきました。この“Hey diddle diddle”も多くの画家がさまざまな絵で表現しています。イギリスの絵本の新たな表現形式を確立した三大画家のひとり(他のふたりは,ウォルター・クレイン,ケイト・グリーナウェイ)に数えられるランドルフ・コルデコット(Randolph Caldecott/1846-1886)は,この6行の詩を11枚の絵で表しました。短いライムを豊かなイメージをもって描いたのです。
 多くの画家が独自のイメージで描いてきたことが,マザーグースが長く受け継がれてきた理由のひとつかもしれません。
マザーグースとは,英語圏の子どもたちの間で古くから伝承されてきたわらべうたのことです。 イギリスではナーサリー・ライム(Nursery Rhymes)と呼ばれています。親から子どもへ,子どもからお友だちへ,また子どもからその子どもへと,時代や伝える人によって少しずつ変化しながら, うたいつがれてきた「古くて新しいうた」です。マザーグースは,うただけでなく早口ことば,なぞなぞ,昔ながらのイギリスの風俗・習慣を伝えるもの,人を皮肉ったもの,ナンセンスなど様ざまな種類があります。 どれも韻をふんだり,くり返したりと英語の「音」や「リズム」が心地よく,思わず口にだして唱えたくなるものばかりです。
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