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ホピ族の居留地でカチーナダンスを見ました。カチーナ(ka CHEEnas)は、祖先の精霊です。カチーナは、ホピの人々の祈りを神様にとどけ彼らに雨や作物をもたらしてくれるそうです。カチーナのセレモニーでは男の人がカチーナの精霊になり頭にお面をかぶり、歌をうたいながらダンスをします。なんと偶然にカチーナのセレモニーを見ることができました。(ホピの居留地では撮影禁止だったので写真はありません。残念!)雨乞いのカチーナダンスは広場で行われます。このあたりはとても乾燥しているので雨はとても貴重です。一般の見物人は屋根の上で帽子をとって見ます。カチーナ達は、全員同じおめんと衣装で、手には常緑樹の小枝(「太陽へとぶ矢」の絵本でもダンスを踊る男の子は常緑樹を持っています)とラトル(がらがら)を持ち、腰には、自分で編んだ篭をつけ、モカシンを履き、からだには雨を呼ぶ稲妻が描いてありました。4つの方向(東西南北)に同じダンスを捧げていました。歌に合わせ足踏みをするわりと簡単な踊りでした何と、なんと、踊りの最中に風がぶおーっと吹いてきて雨が降り始めたのにはビックリ!!効果早っ!もう一カ所では狩猟、収穫のカチーナダンスを見ました。頭に羽根かざりをつけています。(狩りの成果を1つ上げるたびに羽根が1つ増えるそうです。いっぱい羽根が付いてる人は、狩りの名人というわけだ)手には弓と矢をもっていました。こちらは、それぞれ違うお面や色とりどりの羽根をつけていたのでカラフルでしたよ。両方のカチーナ達は、ダンスの前に聖なるトウモロコシの粉を体にかけてもらっていました。(日本のでいう塩?)
カチーナには200種類以上もあるのです。
「太陽へとぶ矢」の踊りの場面の右側のカチーナは「Corn-Maiden」だそうです。プエブロ族にとってとうもろこしは主食であり儀式にもつかう大切なものなのですね。
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