
:やったよー。私たちは三年の前期にやって、とっても大変だった、私は献立たてるのも大変だった。実際に細かく計算しなきゃいけないじゃん?百人分でダシがいくつ?とか笑

:自分たちで発注だしねー。

:そう!ミスしたら自分たちの責任じゃん?笑あー、あと【ポスターとか卓上メモ】とかもする?

:あーするよー。

:私はとっても嫌だったの、細かいし、面倒くさいし、先生は全然OKだしてくれないし、『はいダメ!』みたいに言われていたのだけど、実習とか行くようになると、そういうのも実際言われたりするんだって、患者さんにわかりやすく、ちらっと卓上メモで病気の説明とか、今日のメニューの説明だったりとか、そういうのをちょっと作ってきて、って言われた時に、できるんだよね、割と。一回やったから。

:そうかそうか、無駄じゃないのか。

:うん無駄じゃない、いやって思わずに、楽しく、『あーこういうのがあったら自分見るなー』というのを、考えながらつくると、面倒くさい事も楽しい!と思えるよ。学校の中だったら、先生もいつも言っているのだけど、失敗していいんだよって、外出た時に、わかりませんって言うより、学校の中で言う方が全然いいからどんどん聞いてってさ。

;今、【給食経営管理論】を習っていて実際に管理栄養士で働いた人が先生で、栄養士と管理栄養士の違いとかもよく話すんだよ、管理栄養士ってすごい大変じゃんって思うときあって、普通に卒業したら栄養士までは資格が取れるじゃん?管理栄養士っている?いるとは思うけど、なんだ?って思う。

;私がいった実習先では。管理栄養士さんと栄養士さんがひとりずついて、管理栄養士さんは調理を全然しなくて、そこの施設にいるひとのケア、【アセスメント】とかをやっていたよ。栄養士さんは、ずっと調理。できる事!できない事!ってのが、決まっていると別れるんだなって思った。もちろん、そうじゃない会社もあるけど、基本は管理栄養士さんだから、栄養指導してもらいます、アセスメントしてもらいますっていうのをメインにいってくるから、あるとないとでは全然違うし、あるとできることも違うし、せっかく行くなら取るべきだと思う。頑張ろうね。笑
♦用語説明
【臨床栄養学】
医学の一部門
臨床→病院や診療所で患者さん相手に行われる事
臨床栄養学は、患者さんの栄養の事に関する学問。糖尿病などの患者さんに食事指導したりできる。臨床行為は医師でないとできない。
ex)胃に腫瘍ができたら、食事指導で脂肪を控えようと患者にすすめる
(どうして脂肪をひかえるのか?などを学ぶ)
【NST】
患者一人に対して、「医師」「管理栄養士」「看護士」「薬剤師」などの職業の人が集まり患者の栄養をサポートする。NST(栄養サポート、nutrition support team)NSTを行う事で国からお金が少しもらえる。NSTに「管理栄養士」が入ることで管理栄養士の重要性は上がっている!
●管理栄養士のNSTでの役割
栄養管理が必要か否かの判定
・適切な栄養管理がなされているかのチェック
・最もふさわしい栄養管理法の指導、提言
・栄養管理に伴う合併症の予防、早期発見、治療
・栄養管理に関するコンサルテーション
・早期退院や社会復帰を支援
・医療従事者への啓蒙、志気の向上など
【ポスター・卓上メモ】
食事する机の上に置いてある。今食べている食事が栄養的にどうなのか?
栄養(食事)についての豆知識がパッと見てわかるように書いてある。
このようなもの↓
【給食経営管理論】
学校・病院・事務所などの食事(給食)が出来上がるまでの、流れがどうなっているか?衛生面でどういう事に気をつけるか?など、法律を交えて学ぶ学問
ex)集団の食事を作るとき、加熱するときは、食中毒をおこさない為に食品中の中心温度を75℃一分以上or85℃一分以上にすると、決められている
【アセスメント】
ある事柄を客観的に判断したもの
今回の場合、病気の人に栄養指導をしていたのをにのは見た。
楽しい対談の時間も終わり、二人は改めて管理栄養士を目指してがんばっています。次回はどんな対談でしょう?お楽しみに!
そして7月号きょろりんを探せ!の答えは・・・
見つかったかなー?