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アーサー・ビナードさんのおはなし 12月01日 (水)
フウの学校にアーサー・ビナードさんがやってきた。
おはなしはとても興味深かった。

<ここにいる人々が聞いてもおもしろいおはなしだろうけど、
 ラボ・テューターが聞いたらもっとよいと思う>ような
おはなしだった。

アーサーさんは、日本人以上にみごとな日本語を使いこなす。
日本語の奥深さや表現の豊かさを、
いろんな例を引き合いに出したり、英語と比べたりしながら。
あまりに流暢で、ミシガンの人だということは忘れそうになる。

詩人って、言語研究者でもあるんだな。
すごい。
ことばには強いこだわりをもって
『ジョン万』の英語訳の仕事にも向かったんだろうな。
(私の中ではすでにどこかの誰かが英訳した作品ではなくなっている。)

アーサーさんの語りのゆるゆるの雰囲気とは逆に、
こちらの知的好奇心はグイグイと立ち上がっていく。

「日本語は英語に比べて一人称が多様です。」
わたし、わたくし、おれ、あたし、あたい、われ、うち、それがし、せっしゃ、おいどん
書き取れなかったけど、アーサーさんはたくさん挙げた。
(「ちん、おもふに…。」とまで言っていた。)

「(日本語は)自分が使う一人称で、自分を自由に表現できる。
 (自分が選んだ一人称によって)心を見つめるレンズが変わるのだ。」
 英語は聞いた人が考えなければならない。」

そう、そう、そう。

ことばは、ものを写す、ものを見る<レンズ>。
「日本語を話すということ自体が、
 日本語というレンズをもってものを見るということ。」

そう、そう、そう、そう、そう、そう~!

どういうことかって?
文章力のなさでここにうまく書けないのが残念だ。


英語をやっている人なら、
英語メガネでものを見ることはよくあると思う。
日本語メガネと比較したら、世界がますますおもしろくなる。
よね?


アーサービナードさんの絵本
『ことばメガネ』大月書店


そんな、<そう、そう、そう!>なエピソードが満載の講演。
ラボでももっと多くの人にアーサーさんのおはなしを
聴いてもらいたいな。
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