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うちの夫とジョン万~その2 01月20日 (木)
夫のジョン万熱は、まだまだ続いている。

もう、関連書を10冊以上は読んだのではないかと思う。

先日、二人で仕事の話、
「子ども観」や「子どもの前に立つ大人の姿勢」などを話していたときのこと。

「鶴見俊輔って人はね。
 子どものとき、まわりの大人にダメな子ってレッテル貼られて、
 ついには両親にも見放されて
 アメリカに追いやられたんだぜ。
 だけど、いま…あの人はあんな…哲学者なんだ。」


急になにを言い出すのかと、無知な私は「ふうん。」とだけ答えた。


その後、なんとなくめくった資料を見て、驚いた。
2年前、ホームステイの事前活動を担当したときの、あるラボっこの『ひとりだちへの旅』の感想文だ。
(『ひとりだちへの旅―30000人のホームステイ体験』 神山 典士 (著) ラボ教育センター)

『ひとりだちへの旅』を読んで (中1 男子)
 思っていたよりも読みにくく、ぜんぜん進まなかった。
 その中でも一番ちゃんとおぼえていて、おもしろかったのは、
 鶴見俊輔さんの話。
「これは、こどものころ、私が日本から追放されてアメリカに行ったのと
 少し似ているでしょう。
 やはり、漂流なんですね。
 みなさんの生活の中にもうすぐおこる漂流が、
 もっと大きい意味での世界での漂流と
 みなさんが生きているうちにいっしょになるときがくるんですね。
その時に世界の漂流の中で新しい道を見つける人になって欲しい。」
というところ。
なぜかわからないけど、なんとなく、ひとりだちへの旅でいいたいことが
まとまってるみたいで、読みにくい本の中でも、そこは読みやすかった。


ラボで『ジョン万』が発刊される前の年だ。
鶴見さんとジョン万とラボの国際交流。
そして夫。

つながっていくことが、とてもおもしろい。

夫に感想文を読んであげたら、
「その子、どんぴしゃだな。」と言った。
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