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うそのないことばで語る 11月30日 (水)
この一週間で、二つの学校説明会に行った。

「小学校と中学校の違いはね、お母さん。
 ひとことで言うと、受験があるかないかってことなんですよ。」
「定期的なノート提出、授業ごとの作品提出、授業参加ができていれば
 成績が1になることはありません。」
「服装が一部、乱れている生徒もいますが、
 学校はこれを許しているわけではありません。
 かといって、こちらの強制力で厳しく締め付けてやめさせようとしているわけでもありません。
 こればかりは家庭の問題でもあると思っています。」




もうひとつは、ナギが行きたいと言っている学校。

日本語(国語)の先生が話してくれた。

「この学校では、ものを書いたり、考えを話したりする場面がとても多い。
 しかし、教師の考えだったり、求められている答えを探す授業や、
 うまくまとまるように言ったり、前向きなおちで終わるように書いたりすることを
 強いる授業はない。」
「自分にうそのない気持ちに耳を澄ます。
 同時に人の考えをきちんとキャッチする。
 相手に伝わることばを探しながら、(最初の)自分の直感を確かめ、
 問い直しながら自分のことばで語る。
 人と関わっていく力を磨く。それが生きていく力となる。
 幸せをつくるために。」
「常にことばは難しく、もどかしいものだ。
 が、<生きること>と<ことば>はつながっている。
 そのことをいっしょに考える仲間になってほしいと思っている。」


いまの話わかった?と聞くと、わかってるよ、とナギ。

ナギは嗅覚で学校を選びそうだ。
普通にしていれば順調に続く線路から降りて、自分の足で歩いていく道となる。

こどもをモノ扱いせず、押しつけの物差しで測らず、
血の通ったことばで、存在そのものを重んじてくれる学校って
そんなに多くはないみたいだ。

たぶん、大丈夫。
いろんな生き方、歩み方があるはずだから。
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