幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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ラボ45周年中部支部「子どもの未来を拓く教育フォーラム」にいってきました 11月21日 (月)
昨日(11月20日)、中部支部主催のラボ・パーティ45周年記念「子どもの未来を拓く教育フォーラム~学びあいが育む子どものこころとことば」に行ってきました。
会場は名古屋市公会堂。一般の方、ラボの方(テーマ活動発表もあるので、中学生・高校生の参加者も多くいいなと思いました)を含め、約450名が参加しました。

最初は、佐藤学先生の講演「協同的学びを促進する教師・テューターの役割」。佐藤先生の講演は何度も聴いているのですが、いつも新しい刺激をいただきます。
佐藤氏は「学びの共同体」の三つの哲学として、「公共性の哲学」「民主主義の哲学」「卓越性の追求」を挙げていますが、「民主主義の哲学」のなかで、民主主義は「他者と共に生きる生き方」=個人の尊厳と多様性の尊重と指摘されています。ラボ・パーティの子どもたちは、まさに日頃の活動を通じてこの「他者と共に生きる生き方」を身につけているといえるでしょう。

その後、映像でラボ・パーティを紹介し、佐藤明子パーティのテーマ活動『ジョン万次郎物語 航海記その1』の発表。
万次郎がホイットフィールド船長に誘われて、迷いながらも、やがて決心し”I'll be glad to go to America with you."「アメリカ、行きます!」というシーン、その決意のことばが、子どもたちの心象表現と音楽とみごとにかさなり、ジーンとなりました。

そして、佐藤明子テューターの実践報告を経て、佐藤学先生、佐藤明子テューター、牧野テューター・大儀次長(二人が司会)の座談会。
佐藤学先生の、「文学に主題は無い。だから(実践報告の)ラボの子の『動いてみよう』というアプローチはすばらしい。物語のおいしい味わい方を子どもたちは知っているね」というお話はとても嬉しく思いました。
また、「今は幼い頃からまったく物語に触れずに育ってしまう子が残念ながら増えている。そういう子は小学校に上がっても刺激と反応しかしない子になってしまう。だから、物語は浴びるほど触れたほうがいい。ぜひたくさんの物語を子どもと楽しんでください」ということばがとても印象に残りました。

だいじなことをたくさんいただけた会でした。
準備・運営に当たられたテューター、総局の皆さんお疲れさま&ありがとうございました。

ドン・キハーラ
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