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ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
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留学のアルバムをこれから載せていきますね!
ラボ留学がスタートする1年前
インディアナ州にラボから2名の代表が留学をしました。
そのうちのひとり上村浩子さんの写真です。
川口奈菜恵さんミネソタ州留学
私は1998年中学校2年生の夏、ラボと4-Hの国際交流でミネソタ州に1ヶ月ホームステイをした。
その後 同じラボと4-Hの高校生留学プログラムに参加した。
7月24日アメリカに到着した。なんとも言えない嬉しい気分。久々のアメリカだ。
時差で眠くなった身体を興奮が目覚めさせる。そんな感じだった。
最初の1週間はシアトルで留学生仲間とオリエンテーションに参加。
この1週間でさらに、アメリカ留学への期待と自信を皆で膨らませた。
1年後どんなふうになっているだとう?そんな風に思っていた。
1週間後、ミネソタ州へ移動。
8月のミネソタ。湿気のない、まるで太陽が自分のすぐそばにあるような暑さ。
ホットドッグ、ハンバーガー、ポテト。部活の同い歳の友達が運転する車、大きな音で流れるラジオの曲。
男の子と女の子が大勢で夜の公園で誰かの靴を隠して大騒ぎする。
すぐに喧嘩になるがすぐに仲直りする。そんなふうにきっとアメリカの子供にとってはぜーんぶ普通のことが
私には新鮮で嬉しくて毎日がわくわくして仕方がなかった。
9月4日 新学期
ずっと憧れていたその日、
8月に「早く学校に行きたい!」と言っていた私は 緊張と不安で胸が破裂しそうだった。
夏休み中から参加していた部活のお陰でひとりぼっちになることは無かったが、
今から何が起こるのかわからない。とりあえず、皆が体育館へと進むので私もついていく。
まず全員で国歌斉唱。3500人の生徒が大興奮の中、生徒がすべて司会進行する始業式。
ダンス部の人たちが綺麗に踊ったり、私の入っていたマーチングバンドが曲を演奏したり。
隣にいた人の声が聞こえない程みんな盛り上がっていた。
私の不安な気持ちもだんだんワクワクした気持ちに変わっていく。
初めての授業、アメリカ史の授業で初日から宿題が出た。
宿題が何なのかもわからず、隣の子に思いきって確認してみると、
教科書を数ページよみ、自分で調べ、プリント1枚と記述の問題2問に答えるだけだった。
でもその宿題を終わらせるのに3時間もかかってしまった。
私の隣になったカミと言う子は見た目とは違って本当に優しい子だった。
それからカミに半年間、色々な場面で助けてもらった。
先生も気をつかってくれて、席替えをしてもいつも私とカミは隣どおしにしてくれた。
10月 ホームシックになった。
風邪気味で、ちょっと落ち込んでいた。
それなのに、誰も気遣ってくれない。2日続けて学校を休めば仮病じゃないかと疑われる。
おかゆを作ってくれる人などもちろん居ない。
マカロニ&チーズ(チーズの味がとても濃いインスタントの食べもの)を自分で作って食べた。
その時は「優しい心遣いができない人達なんだろうか」と思ったが、
その時対応してくれたホストファミリーにはそれが普通だったのである。
自分の子供が熱を出した時も同じだった。
学校の保健室の先生の対応も日本の方がだいぶ優しいと感じた。
どんなに気分が悪くて休ませてもらっていても、30分経つと必ず追い出される。
頭では日本に居る時からそんな事分かっているつもりだった。
日本人とアメリカ人との国民性の違いである。
でもやっぱり頭で分かっているのと、肌で感じるのとは違う。
まさにその時、異文化を感じていたんだなぁと後から気付いた。
学校で「ホームシックかもしれない」と友達に言うと、その子が周りの子にそれを広めた。
周りのみんなが「大丈夫?」とか、
「私だって他の州から引っ越して来た時ホームシックになったことあるから
ナナエの気持ちわかるよ」など色々いろいろ言ってくれた。とても有難かった。
やっぱり言葉で言わないと相手には伝わらない。
そうはっきり感じた。私がそう打ち明けるまでは、
落ち込んで静かになっている私をみても、まだ知りあって1ヶ月程しか経っていないのだから、
もともと静かな子、と思った人もいたかもしれない。
ただ私の機嫌が悪くてコミュニケーションするのを嫌がっているのだ と勘違いした人もいたかもしれない。
しかしホームシックだったことを知った友達は、
私をハロウイーンのTrick of Treatに誘ってくれた。
ハロウイーンの日、なぜかわからないけど吹っ切れて、
「楽しまなきゃ損じゃ―ん!」って気持ちになってきた。
魔女の魔法かもしれない。その時は本当にそう思った。
友達のリンジーとその弟と一緒に夜の道を歩きながら、
何軒もの家を訪ね、お菓子をもらう。
「これ超アメリカっぽい!」などと言って、
リンジーの弟(小学生)と一緒になってはしゃいでいた。
その子と私で、どっちが多くお菓子をもらえるかという競争もした。
11月 ハロウイーンの次の日は、学校で『お菓子の持ちよりパーティ』。
先生も特別に授業中に食べてもいいことにしてくれる...
私はチョコレートを食べすぎて胸やけする程だった。
でも今度はそんな事さえ話のネタにしていた。
ホームシックをふっ切ってからは、毎日が楽しくて、楽しくて仕方がなかった。
クラスのメンバーともかなり慣れて、お互いに冗談で、
『ちょっとした憎まれ口』さえ言える仲になった。
皆は、私のおかしい発音を真似して、私のことを笑い物にして…
私も負けじと何かを言い返し、周りできいている皆が笑っている。
そんな楽しい雰囲気が大好きだった。
それもやっぱり授業でのグループワークが多くて、
授業中に自分の事や自分の考えについて発表する機会が多いので
お互いのキャラクターを把握しやすくなって、すぐに仲良くなれるのだなぁと思った。
12月 皆の頭の中はクリスマスの事でいっぱい。
早い人は11月から家族へのプレゼントを買いにいくほど。
TVでも教会でもショッピングモールでもクリスマスソングが鳴り響いている。
私のとっていた合唱のクラスでは、バンドとオーケストラと3曲ずつ録音して、
合作のX'masCDを作ったのだ。自分の名前と声が入っているCD。
嬉しくて仕方なかったので、近所の人にも売ってまわり、10人ほどの方に買ってもらった。
クリスマス、ホストの家には50cm位の小さなX'mas Treeしかなかったが、
友達の家に行くと天井まで届くほど大きな本物の木の下に
綺麗にラッピングされたプレゼントが並んでいた。
イヴの日にホストファミリーと一緒におばあちゃんの家を訪ね、
皆でイヴの夜11時からキリストが誕生する12時になるまで行われる特別の礼拝へ行った。
暗闇の中、全員がひとりひとりキャンドルを持ちながら、
『きよしこの夜』を歌うと12月25日になった…とても美しかった。
でも私は、クリスマスだけに限らず、これほどまでに忠実に神様とキリストを信じることはできなかった。
そしてそれをそのままアメリカ人に言うと
「そうか、それでいいんじゃない?」と言うような感じで返ってくる。
アメリカってそんな国なのだ。
(その6に続く)
80年代 90年代の留学の掲載予定写真整理中です。 もうしばらくかかりそうです。
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