ラボの新刊 フレデリックのラボっ子応募者の第1次選考(2007)に
LNPのMちゃんが 残りました。
Mちゃんが選考会応募の時に書いた作文です。
フレデリックのあらすじをよんでみると
とっても楽しそうな話だと思います。
私はラボが小さいころから大好きで ねずみ年生まれなので
絶対参加したいです。もし参加できたら 心をこめてやりたいと思います。
それに太陽のひかりやまきばの色、ことばをどのようにしてあつめるのかも きいている人が目にうかぶように 声で一生懸命表現したいです。(M.H. 小5)
フレデリック合同ラボスタート! 今日からクリスマスラボの日まで 2G合同のフレデリックのテーマ活動がはじまりました。 夏休み中なので全員は集まれなかったけれど。 Rちゃん手作りの大判聞き込み表も今日からスタートです。 サマーキャンプのおみやげロージーちゃんのバッジも配りました。
フレデリック聞き込み表≪Rちゃん作≫
フレデリックペープサート≪Sちゃん作≫
中学生Sちゃんが作成してくれました。 Sちゃんは、平家の里合宿では楽しいフレデリックコーナーを担当してくれました。 今、かたむいた納屋や空っぽのサイロを作成中とか。楽しみ!
ついに完成!Sちゃん(中2)はお母さんと相談しながらサイロの形など決めたそうです。
10/19 土曜日ラボの日 フレデリックから素敵なプレゼントが届きました。 配達してくれたのは小3のF君です。 今日は秋晴れ。
いがに入った栗、どんぐり、椿の実、花のつぼみ、 しだの葉っぱ、細い木の枝、草の葉、笹の葉、あかまんま、からすのえんどう.. クリスマス会へむけて取り組んでいるお話はFrederickフレデリック。 葉っぱと木の実のほかにFrederickすごろくまで一緒でした。
有難う!うれしい うれしい プレゼントでした。
F君が作ってくれた54枚のカード
フレデリックのテーマ活動をしてから
皆で遊びました。 同じカードを集めていくメモリーゲームです。 なにもすることがなかった日にF君はフレデリックのカードをつくることにしました。 お母さんが画用紙を同じ大きさに切ってくれました。
(10月)
K君(小2)が 作ったフレデリックのドアベルです。
はんぶん眠ったような 詩人のフレデリックの表情がキュート!
聞き込み表には だんだん 色がつけられていきます
K君(小3)の描いたフレデリック4こま漫画です。
(10月)
フレデリック
ちょっとかわったのねずみのはなし
うしがぶらぶらあるいている。 うまがぱかぱかはしっている。 そんなまきばにそっていしがきがあった。
なやにもサイロにもほどちかいいしがきのなか。 おしゃべりのねずみの いえ。
けれどおひゃくしょうさんがひっこしてしまったので なやは かたむき、 サイロは からっぽ。
そのうえ、ふゆは ちかい。 ちいさな のねずみたちは とうもろこしと きのみと こむぎと わらを あつめはじめた。
みんな ひるも よるも はたらいた。 ただ フレデリックだけは べつ。
「フレデリック、どうして きみは はたらかないの?」みんなは きいた。
「こうみえたって、はたらいてるよ。」とフレデリック。
「さむくて くらい ふゆの ひの ために、
ぼくは おひさまの ひかりを あつめてるんだ。」
そして また、フレデリックが すわりこんで、まきばをじっとみつめていると、
みんなは きいた。「こんどは なに してるんだい、フレデリック?」
フレデリックは あっさり こたえた。
「いろを 集めてるのさ。ふゆは はいいろだからね。」
またある日、フレデリックは、はんぶん ねむってる みたいだった。
「ゆめでも みてるのかい、フレデリック。」
みんなは、すこし はらを たてて たずねた。
「ちがうよ、ぼくは ことばをあつめてるんだ。ふゆは ながいから、はなしの たねも つきて しまうもの。」
ふゆが きて、ゆきが ふりはじめた。
五ひきの ちいさな のねずみたちは、
いしの あいだの かくれがに こもった。
はじめの うちは、たべものも たくさん あった。
のねずみたちは、ばかな きつねや、
まぬけな ねこの はなしを しあった。
みんな ぬくぬくと たのしかった。
けれど すこしずつ、
きのみや くさのみは へって いった。
わらも なくなった。
とうもろこしも むかしの ゆめ。
いしがきの なかは こごえそう、
おしゃべりを する きにも なれない。
そのとき みんなは おもいだした。
おひさまの ひかりや いろや ことばに ついて
フレデリックが いった こと。
「きみが あつめた ものは、いったい
どう なったんだい、フレデリック。」
みんなは たずねた。
「めを つむって ごらん。」
フレデリックは いった。
「きみたちに おひさまを あげよう。ほら かんじるだろ、もえるような
きんいろの ひかり...」
四ひきの ちいさな のねずみたちは、
だんだん あったかく なって きた。
これは まほうかな?
「いろは? フレデリック。」
まちきれなく なって、みんなは せがんだ。
「もう いちど、めを つむって。」
そして フレデリックが、あおい あさがおや、
きいろい むぎの なかの あかい けしや、
のいちごの みどりの はっぱの ことを はなしだすと、
みんなは こころの なかに、ぬりえでも したように
はっきりと いろんな いろを みるのだった。
「じゃあ ことばは?フレデリック.」
フレデリックは せきばらいして、
ちょっと まってから
ぶたいの うえの はいゆうみたいに
しゃべりはじめた。
「だれが ゆきを ふらせるの?
だれが こおりを とかすの?
だれが てんきをわるくして
だれが てんきを よくするの?
六月に、だれが 四つばの クローバーを そだてるの?
ゆうぐれに、 だれが そらの あかりを けすの?
だれが つきの スイッチを いれるの?」
それは、そらに すんでる 四ひきの ちいさな のねずみ。
ぼくと きみ そっくりの、
はるねずみ、ゆうだちを ふらせる かかり。
なつねずみ、はなに いろを ぬる かかり。
あきねずみ、くるみと こむぎの かかり。そして
さいごは ふゆねずみ、ちいさな つめたい あし してる。
きせつが 四つでよかったね。
一つ へったら、どうなることか。
一つ ふえたら、どうなることか。
おわるとみんな はくしゅかっさい。
「おどろいたなあ フレデリック」みんなはいった。
「きみってしじんじゃないか」
フレデリックは、あかく なって おじぎを した。
そして、はずかしそうに いったのだ。 「そう いう わけさ。」
F君の創ったフレデリックの続きのお話
まだ冬です。 もう春が近いです。 みんな食べ物がありません。 フレデリックは魔法みたいなことができます。 とうもろこしとかを見て 大好物のものを出せるし お日様のひかりも出せるし 色もうかばせられるし 言葉もすごい!! それでみんなが 「ご飯だして」って言って 出してあげて 「すごい」って言ってもらって 「あなたは神様です。」「わたしたちの王様になって下さい」 「でも僕は ぼーっとしていただけだよ」 「えー? じゃ 自分で集めたの?」 「うん そうだよ。みんな 自分で考えたんだよ。でも がんばってね」 「言葉とかも考えたの?」 「うん そうだよ」 「えー」「すごい」「すごい」「すごい」 「まいりましたぁ」「あなたは 絶対 春の王様になって下さい」
春になって フレデリックは 春の王様になりました。 それから みんなは 楽しく暮らしました。
小2 F.Y 君
|