絵本:「シナの5人きょうだい」
「え?9人じゃないの?シナってなに?」といいながら、はしりまわっていたこどもたち、磁石にすいよせられるように、本の前にすわる。海の水を口いっぱいにためておけずに一生懸命、男の子にてまねきする場面の描き方がとてもいいので、こどもたちもすっかりこのにいさんになりきっておはなしをきいている。あとの4人のにいさんたちのあっぱれなことばに、ひっくりかえってよろこんでいる。「この本、かりていく!」「不死身の9にんきょうだい」みたいだけど、海なんだね。」というこどもたち。
SB:AちゃんのSB[はないちもんめ」今日は誕生月で2組にわけたら文句なし!
Fruits Song, The farmer in the dell
今日は「ワフ」に時間がかかりそうなので、この3つ。
おはなし:「ワフ家 On Monday They Got a new House」
みんなやりたくてうずうずのこのおはなし。テュターは大きなダンボール箱を6枚もらってきて、用意。一枚は屋根用にタイルをはれるように、両面テープをはって準備。プレイルームの時のちがって、「みんなでワフのお家をつくるんだよ」と一言。にもかかわらず、じぶんだけの部屋をつくってしまう子もある一方、椅子たくさんをはこんできてならべて骨組をつくり、「みんなでつくるんだから、ひとりじめするなよ!」とまわりにwallを立てる子もあり。地下室だけはみんなで歌うたいながら力合わせてくつったが、その゛上”に建ったのは壁にかこまれた2階建(?)のおおきな家とそれにつづく、”離れ部屋”のくっついた”みんなの家”ができあがる。
そんなこんなの子どもたちの話合いと”交渉”があったりで、お話は少しとんでしまったが、
"Quick Quick!"黒雲がやってくる!のところで、”離れ部屋”の二人以外は一生懸命屋根にタイルを30枚はる。できた屋根をみんなで支えて屋根にして記念撮影!ここでやっと全員の気持ちがそろう。それから、”携帯電話”で水道やさんとガスやさんに電話をかけて、ひとりひとりが、表札(スーパーのスチロールの木目の長皿にかいてご満悦のみんな)をとりつけ、ベッドをはこび(=自分のお気にいりの居場所を見つけてゴロン!)、I'm so sleepy!。テュターが雨になって、みんながつくった屋根の上からdrip!drop!と雨音をさせてあげる。
無事時間前におわったが、全員がこのダンボールをおうちにもってかえって、「お家で自分のワフの家をつくるから」と、ダンボールの荷造りをはじめる。お母さんに「だめ」といわれないように、念入りに小さくたたんで、布テープでぎゅっととめる子たち。お家で「ワフ」をかけながら、こんどは、自分たちの設計で建てて楽しんでね。お話をかけながら、というところがポイントですよ!その時、とてもことばがすんなり身体にはいっていくので。
来週は連休でお休み。次回30日は約束どおり「ふじみの9にんきょうだい」をやります。
よくきいてきてくださいね。
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