POEMを楽しむ:”Mine" by Lillian Moore (SK17 青CD2番)
①CDを聴く 何の詩かな?:To Me, To Meというところがおもしろくて、でてくる度にわらいころげているYちゃん。でも、意味は「わからないけど・・」
②さし絵をみながら 聴いてみる:「わかった! 砂のおしろをつくったけど、波がきてこわしちゃうんだ!」
③文字もみながら、こんどは、ゆっくり読みながら・・知ってることば、ほら、いっぱいあるよ!:sand が砂とわかると、castleは城だし・・とだんだん謎(?)がとけてくる。みんなで自分が砂浜でどうやって砂の城をつくるか?砂のトンネルをつくるのか?得意そうに話しだす。波がさらっていく様子を、波が"To Me, To Me"と言っているのだとわかる。 Pailって、何かのおはなしにでてきたっけ? そうそう、「ぐりとぐら」だっけ?最後のことばはだれがいってるのかな?「女の子!」 belongs to Me って、「わたしのよ!」ってわかってきた。
④役をきめて動いてみる。Yjくんに砂山やバケツになってもらって、みんなは海の側と女の子の側になってTo Me, To Me!ととりあう。Yjくんが本当に砂がくずれるようにこわれていくのでちょっとおもしろい!
⑤自分のことばで、ここから詩をつくってみる。はなしあって、みんなが経験したことある体験だとわかったので、どんなのができるかな?
来週はどの詩をやる? こどもたちが本をめくって、もちろん、絵をみておもしろそうなのを選ぶ。お菓子にかこまれて、「どうしようかな?」と考えている絵に共感したらしく、"Minnie"(32番)をやることになる。うーん、いろいろなイギリスのお菓子がでてくるなあ・・どんなお菓子なんだろう?イギリスのティータイムにわくわくするような 詩・・。
SB:おもいつくままに、どんどん楽しむ。Eency Weency Spider, Dry Bone, Rock my Soul・・・最後にラインダンスのHokey Pockeyを楽しむ。みんなもう少し,声をだしてうたってくれたらなあ。音楽をかけないと声はでるようだけど、音楽にたよって、歌ってないのが残念。来週はSB3などもふってみようかな?チームチャレンジゲーム"Eye Catch"をしてから、Skinnnamarinkに応用して楽しむ。
「国生み」
今日からとりくむおはなし。みんなきいてきたかな?「すぐ動きたい!」というみんなの意見!
へえ、すごいね! 「わからなかった」という感想がおおいかとおもったけど、「イザナギとイザナミ以外は いろいろな何かになって自由にうごくっていうのがいいよ」とのこと。後半のいざなきとイザナミはやりたい子がいる。そのほか、なんでも生まれるものや生むものになろう!
でも、最初にみんなにきいてみた。「「生まれる」って、どんな感じ?何かが生まれるところをみたり経験したりしたことある?」というTの問いに、アリ、だんごむし、めだか・・という小さな生き物をうまれるところをみたことある! 「なんだか、いつも生まれるところみそこねちゃって、9月に学校いったら、鮭の卵がうまれていて、ちいさいのがいっぱいいたのはみてるけど・・」動物や人間やらの誕生に立ち会った経験はないみんな。「私ってさ、帝王切開っていうのでうまれたんだって!」「へえー!それ何??」・・あまりこのことに関しては経験がない子どもたちだけど、Wテュターの「こどもたちって、まだうまれてあまりたっていないから、国生みの『生まれる」っていうことが感覚的にわかるのよ」ということばを信じて,さあ、うごいてみよう、と思う。
最初に「がらんどう」で、中学生のKが、Yに指示して屋根のようなものをつくると、Cが「それ、ちがうよ、がらんどうじゃない!」といっている。みんなまだ、何を表現しているか見ててはわからないけど、自由に何かになって、大八島、海のながれ、風、山・・いろいろなものになってたのしんでいる。小中学生ならではの自由な発想なのだろう。でも、「動き」があるということは、どんどん「新しくうまれていき、とどまらない」という感じを受ける。いわれてうごくのじゃなく、まず、これがいいな、とおもう。真ん中に「自由に想う」自分がいて、真ん中から何かが生まれ、他のものにふれて、共鳴していく感じ。
根の国の暗さはまだ体験してことがないのだろう、暗い中にひとりいる、手探りの手もみえない、というのはだれも感じていないで、まるで、懐中電灯を手にもっててらしてあるいているみたい。でも、鬼(しこめは小学生には意味がわからず)に追われる感じはおうほうも追われるほうも、すごくだして「楽しんでいて」、最後の大岩で追っ手をふさぐ感じはスリル満点。
最後のことば「遠い遠いむかし、じぶんたちの国がこんな風にしてできたと語りつたえているひとびとがあった」をみんなで声をだしていってみた。ラボでどうして、この話をみんなにつたえたかったのか?という時代背景も少しこどもたちに語る。
動いてみての感想・発見:
Yj[火がなかったら、人間はどうなっていたんだろう?とおもった。あのね、みんなちがう!っていうかもしれないけど、ぼくはこうおもうんだよ。神話って世界でつながってるんじゃない?
だって、みんな『火」の話がでてくるもの。この話って火がうまれるのが先だけど、本当は人間はすこしだけいて、イザナギはギリシャにでかけていって、プロメテウスが「火」を人間に与えて人間が生きやすくなったことをみてきたんだよ。だから、「なくてはならないものがある」とイザナミにおしえてる。」(ラボっ子じゃないと言えないようなすごい発想!)
C「千人でしか動かせないような岩を一人でうごかしてしまったイザナギの力って、バカぢからで、どんなにイザナミにおわれたのがおそろしかったのかがわかるなあ!」
A[イザナギをやって:しこめや鬼そしてイザナミからにげるのが、どんなに大変なことなのかわかったような気がする!」
K[根の国にいた鬼やしこめや、おそろいしいものは イザナミが「ねのくに」の食べ物をたべたあと、イザナミが自分でうんだんじゃないかな?だからソウなる前に「もって早くきてほしかった」というきもちだとおもう。イザナギは大岩で道をふさがなかったら、自分が「生んだ」地上のものたちが、どんどん根の国の地下のパワーにやられてしまうから。
Yk[火にやかれるところ、火を表現すところが上手くできたと想う。」
「がらんどう」の表わし方のイメージをたずねてみる。
C[がらんどうって、何にもない、ということだから、何かをつくったら、がらんどうでないとおもったから」
Kt[ちがうんだよ。入れ物があって、中身がない、ということをあらわすためにつくったんだよ。」
「がらんどう」ってなんだろう?のまま、このおはなしをすすめていこう。
T[団子虫やありが生まれるのと同じだけど、でも、目にみえないもの、でも在る、というものが生まれるのかな?みんながテーマ活動を作る時も最初はCDのおはなしがあって、自分たちのものがないけど、みんなが何かをおもって話し合っていくと、何か生まれるというのに似ているね!」とテュターはいったけど、きっと、みんなは「?」。
さいごに、Ktが「地上にもどったイザナギが禊をして自分が一人で次の神をうんでいくことを
みんなに話す。鼻からうまれたのが、スサノオ。鼻って、風がとおるところ?何か関係あるのかな?各自、日本の神話のことをしらべてみよう、ということになる。
次回は「スサノオ」。
10月3日は1:30~2:30 ハロウィーン実行委員会
3時あたりから、5時まで土曜日クラス。
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