「こどもに語る中国の昔話」の中から虎のおはなしを二つ。「トラとシカ」で終わりにしようと思ったら、「短すぎる!もっとながいのききたい!」とのことで「トラ女」。
昔話というものはおもしろいもので、古代世界がつながっていたのかなあと思うほど似ているお話が重なっている。「あかずきんちゃん」「おおかみと7ひきのこやぎ」、日本の「てんとうさん金のくさり」、「かにむかし」のようなおはなしを彷彿とさせるおはなし。みんな「どうなるのか・・」とどきどきしながら一心に耳をかたむけている。
SB:にわとりいちわ
今日は発表会でやりたいお話を選ぶために二つのおはなしを楽しむ。二回目だけどそれぞれ自分がやりたいお話は変わらぬ様子。「たぬき4話」はこのクラスでははじめて活動するので、本の絵をみながら一人ひとりがお話たどりリレーをする。二つのお話をどんどん楽しんでいく。やりたい人はどんどんリードせよ!という約束で。おわったあと、自分たちのやりたいお話を主張して、ディベートをする。
たぬき君はちょっとわがままで、どっかのだれか(?)みたいだなあ、という声。「でも、たぬき君って変身できるし、たのしい人だよね!」。腹つづみを打つ理由はわかっているけど、このたぬき君はどうして世界へ冒険にでることになったのか?についてはわかっている子がいない!ということがわかった。このおはなしが好きだったら、一話からすっかりきいているとおもったのだが。こどもたちのおはなしに対する「愛情」のようなものが最初にあって、それに推されるようにしてお話をえらんできたのだが、最近ちょっと違うことにとまどいを感じるテュター。一方、「シフカブールカ」のほうが好きな子たちは「イワンは最初は馬鹿にされていたのに、どんどん変わっていって最後は素敵な、尊敬されるような人になるのが、僕にとってはすごい!と思うことで、それをやりたい!」「他のロシアのお話もやりながら、いろいろなロシアのお話の世界をしりたい(ロシアの昔話の本をみながら)」「こっちのほうがチャレンジング!新しい世界におもえるから」。
「たぬき」推薦の子たちの理由としては、動物もたくさんでてきて、小さい子から
できるいろいろな役があるから大山Pにはぴったり!こっちはいろいろな国を旅することができるよ!たぬき君はおもしろいキャラクターだし、FLASH!って変身できるところがおもしろい!
ああいえば、こう主張、と、お互いにゆずらない。結局、同数であったので、明日の2クラスの意見、土曜日のクラスの意見をいれながらきめていくことにする。
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