幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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一人ひとりのスピードで・・・ 02月01日 (月)
 昨日の餅つきの時の事。
Sは、ラボに入会して、1年4カ月。2年前のパーティ合宿に、家族5人で日帰り参加が、Sとラボとの出会い。
 夜のキャンプファイヤーの時、みんなの輪から少し離れた所からぽつんと1人でみつめていた。その時、(この子は入ってくれないな…。)そう思った。
 ところが、お母さんから、入会の連絡を受けた。
 それから、Sと、ラボを通してのつき合いが続いて今日に至っている。なかなか打ち解けることが難しいS。みんなもそれぞれのカラーを出しつつ、接している。
 昨日の餅つき会の後、遊んでいるときにブランコの順番に入れないで、一歩下がっているSに、「Sも順番の列に入んなさい!」と声をかけ、そばにいたお母さんに、「はがゆいでしょ?」なんて声をかけてしまった。その時は、私がそう思ったんであって、Sのお母さんにそんなことを言うべきじゃなかったと、夜になって気になりだし、私の胸の内をメールした。
 その返事が来た!有難かったので、少し載せさせてもらうことにした。

___《メールありがとうございました。》____________

 思いがけないメールをいただき、1日中Sの弟の相手をしながら、ずっと昨日のことやラボのことを考えていました。
 
 昨日は、初めてゆっくり、ラボの仲間の中でのSを見ることができ、またほかの子供達の様子も見られて、参加して本当に良かったです。Sは、へそもちを作る時も自ら手を出さず、おもちを分けてもらうまで待っていたり、ブランコに乗ってみたいのに並ばすに少し離れて皆の様子を見ていたり、かまどの火をジーッと眺めていたり…。 
 
 残念ながら、どう見てもつまらなそうな様子でした。ほかの子が心から楽しそうに戯れているだけに、Sの、自分の殻を破れない様子が際立って見えました。

 まさに、歯がゆく、家だと弟達に威張ってるのに、友達の前だと小さくなっちゃって…。(しっかりしなさい!)と思っていたので、テューターの言葉はなんの違和感もなく受け止めていました。

 主人にも「テューターにもこんな風に言われちゃって…。全くSは…」と言って、愚痴ったりしたほどです。

 でも、ラボのほかの子供達を見て、私には希望の光が見えました。ブランコの順番のことで泣いて輪から離れてしまった子がいました。その子を皆で優しく連れ戻そうとした場面がありました。

 これが、学校や少年団だったら、もっとシビアな対応しかしないだろうところを皆自制し、ラボっ子らしく振る舞うのを見て、ここなら安心してありのままの自分を出して行けるのではないか…と思ったのです。
 
 子供達はラボの外ではどのように振る舞っているのか分からないけれど、とりあえず、ラボの中ではお互いにありのままの相手に寛容であろうとする暗黙の了解のようなものがありました。

 このような希有な場に出会えたことを改めて感謝しています。

 警戒心の異常なまでに強いSには、まだ、ラボが安心できる場とはなっていません。でも、ラボで過ごす時間が長くなるにつれて、必ずラボの良さを分かるようになると思います。

 毎日過ごしている学校でも、がちがちに警戒しているSですが、いつかラボで、人を信じることを学び、たくましく、自分を出して行ける子になって欲しいと願っています。
 
 長々と失礼しました。

 このようなことを考えるきっかけを作って下さって、本当に、ありがとうございました。

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 Sのスピードでいいけれど、私はいろんな機会を捉えて居場所となるきっかけを作っていきたいと思っている。

 どの子にも言えることだけど、いろんな行事に積極的に出してほしい。

 そこが、まず一歩だ!!
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