幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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ひろば@LABOは,ラボ教育センターが展開する
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 7月 すみだパーティの夏がはじまるぞ(パーティ内壮行会)
 8月下旬 夏活動報告会
 10月 ハロウィン交流会
 12月 クリスマス交流発表会
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・ すみだパーティ交流
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・ すみだパーティラボっ子や親御さんの感想 
 2015年と2014年
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・ 2008年3月16日 15周年フェスティバル プログラム
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 エメリヤンと太鼓 
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・ 2004年の活動 5月9日春の交流発表会
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 すみだpの夏が始まるぞー
 夏活動
 第10回パーティ合宿 
 ハロウィン キディ、プレイルーム交流発表会
・ ピノッキオ~2004年中国支部国際交流のつどい激励発表
 キャスト
・ ラボのいいところ(ラボっこ編)
 ラボのいいところ(お母さん編)
 ラボで育つ社会力、コミュニケーション力
 ラボで育つもの 育てたいこと
 1歳から18歳まで 縦長グループ
・ ラボっこの英語力、表現力
 ピノッキオ4話 セリフを使ってお話作り
 英検 TOEIC
 英語だけで物語を聞く
 ライブラリィ俳句キング
 創作活動いろいろ
・ ラボっこ先輩メッセージ
 お気に入りライブラリィ
 お勧めブック
・ ラボ全国活動 夏のキャンプ
 冬ウィンターキャンプ
 春 スプリングキャンプ
 ラボ国際交流のつどい
・ すみだpの国際交流 
 留学
 スミティのシャペロン報告 2002年
 2000年夏ジョージア
 2002年夏
 2003年夏
 2004年夏 ショーン受け入れ Shawn
 2004年夏 ジョージアスティ Mちゃん
 中国交流
 2005年夏 エミィ エミリィ 受け入れ
 2005年夏 ホームスティ
 ラボインターンとの出会い
 2006年夏 ホームスティ
・ ラボ山口地区の活動
 国際交流報告会
 国際交流壮行会
・ 主なテーマ活動 2002年 ありとキリギリス
 2004年 3月「ピノッキオ4話」
  父母感想となぜテーマ活動か
 2004年「うみのがくたい」
 2005年7月 高学年による「グリーシュ」
 2005年11月山口地区テーマ活動大会にて「長ぐつをはいたねこ」
 2006年4月 「春風とぷー」と「どろんこハリー」
 2006年11月「すてきなワフ家2話」「15少年漂流記 」
 テーマ活動って?
 2007年3月「妖精のめうし」
・ すみだPの活動  春のパーティ卒ラボ式
 すみだPの夏がはじまるぞおおお 壮行会
 すみだP合宿の歴史
 秋のキディ、PRハローウィン交流会
 10周年フェスティバル 
 2005年第2回卒業式
Welcome!
15周年エメリヤンと太鼓 発表終了後 みんなが取り組み中に「もしも魔法が使えたら、どんなことしたい?」と投げかけて出してくれたことをこんな風にまとめたものを発表する予定だったのに、すっかり忘れていました。本当に残念。ここに紹介させていただきます。


もしも魔法が使えたら

もしも魔法が使えたら

ハンドル無しで乗れる早い車、スケーボーのような形で空を飛べるものをだしたいな。
ドラゴンがほしいな。
おじいちゃんとつりに行く船が欲しいな。
空を飛んでいたずらをしたい。
お菓子の国に行きたいな。
ジャンプの圭人に会いに行きたい。
やせてきれいになりたいな。

もしも魔法が使えたら

勉強をなくして、学校をなくして、友達とずーと遊んでいたいな。

もしも魔法が使えたら

絶対に死なないようにするぞ
東京を自分のものするぞ。
神にもなれるぞ。
世界中の総理大臣や大統領を集めて会議を開いて子どもが世界の中心になるようにしたい 

もしも魔法が使えたら

砂漠に木をはやしたりして、地球温暖化をなくしたいな。
森の動物をふやすぞ。
食べ物がない人に食べ物を出してあげたいな。
困っている土地に食料や教材、薬などを雨のように降らせたいな。

もしも魔法が使えたら

人を生き返らせたいな。
すべての武器を楽器に替えて、世界を平和にしたいな。
  
もしも魔法が使えたら
 
心がとっても優しい人になりたいな。


取り組み初めの頃は自分の欲求が多かったのですが、一番最後のラボでもう一度同じことを投げかけると、困っている人を助けたい、戦争のことなどが出てきて、エメリヤンに取り組むことで、そいうった大きな視点、視野を持てるようになってきたんだと、うれしくなり、これを紹介したい、と思っていたのに、前日の準備のばたばたの中で、すっかり飛んでしまって、とっても心残り。これをあの180人の前でみんなに読ませたかった・・・・

以下 HP SK20を制作したがのさんからの書き込み
 
 スミティさんらしい気の利いた着眼であり、これこそが“テーマ”活
動ですよね。おもしろいです。
 上記で見るように、山口の“西の魔女”たちはしっかりテーマをとら
えてくれました。「武器を楽器に替え」る魔法など、大トルストイが伝
えたかったメッセージをドンピシャに受けとめてくれていて、うれしく
なります。できることなら、この魔女さんに会って話がしたい…。

 第三期のラボ・ライブラリー制作活動の第一歩としてロシアの民話の
森に子どもたちを連れていこう、と発想したとき、ちょっとむずかしい
かも知れないがどうしても一つ入れたかったのがトルストイの作品。ご
承知のように、レフ・ニコラエヴィッチ・トルストイは、数かずの名作
を書いた作家であるとともに、ガンジーと並んで、史上最大の思想家と
呼ばれることもあり、「人生の教師」として四海に認められている偉大
な人物。どこが「偉大」かについては、ラボのこの作品を訳出した水野
忠夫先生や金本源之助先生、タチアーナさんらの謦咳にたっぷりと触れ
て学んだ千葉のKさんがいつか書いてくれると期待していますが。そうそ
う、3年後の2011年はこの作家の没後100年になりますね。

 トルストイの代表作「戦争と平和」や「復活」「アンナ・カレーニ
ナ」といった大作をラボのおはなしCDに入れるのはもちろん無理で、で
も、それらで語られているトルストイの思想(の一部)を集約的にあら
わしている作として、水野先生たちといっしょに頭をかかえ、一所懸命
考えて選んだのが「エメリヤンと太鼓」でした。


 「復活」を読んだ人なら、主人公のネフリュードフにトルストイのおもかげを重ねたことでしょう。あるいは「戦争と平和」のアンドレイ公爵にその人を見た人もいるかも知れません。「アンナ・カレーニナ」ではリョーヴィンがトルストイかな。永遠の生命の道を探るこの登場人物たちのこころの葛藤、魂の彷徨、知性のはるかな旅で行き着いた先で見つけたのは、現代生活のうすっぺらな虚偽であり、はかなさ・むなしさであり、そこを突き抜けたところで見えた「全人類との抱愛」「真理と実生活との調和」でした。

 「エメリヤンと太鼓」に戻して言うなら、つまらないことでいちいち怒るな、ということであり、悪に抗するに悪をもってするな、暴力に抗するに暴力をもってするな、という教え。
 きょうのこのときでさえ、世界のいろいろなところで戦争、紛争がおこなわれています。チベットの騒乱など、このところ毎日、テレビやラジオで繰り返し報じられていますね。気になってもわたしたちには何もできませんが、いくら大量に中国軍が動員されようと、軍隊の武器による暴力をもって抑えつけようとしたら、互いの憎しみが増すばかりで、けっして解決しないであろうと思われます。あるいは、ここ2~3日、人を無差別に殺傷する事件が西で東で、わたしたちのすぐ身辺で頻発しています。命がそこまで軽くなっていることに愕然とさせられます。
 こんなとき、トルストイ(ガンジーも)は言います。憎しみを去って、愛をもって向かい合い、相手を助け、奉仕せよ、と。暴力、強制、流血、争闘、階級制度……、そういうもののない新しい世界の創造の理想のため、1世紀も前から苦闘していた人、トルストイ。

 生むことのほんとうの苦しみをつうじてもうけた子どもにしてはじめて「わが子よ!」と呼べる。ひたいに汗してかち得たパンにしてはじめて「わがパンだ!」と喜んで受けとめることができる……。そうした思想に立って、名門の大富豪でもあった大作家は、水汲みもした、薪割りも靴づくりもした、泥まみれになって大工仕事も農耕の作業もし、何でもやりました。農奴の子どもたちのために学校をつくり、教育を施しました。下層の農民の生活のあいだでようやく探りあてた世界観が、愛と無抵抗と自己犠牲の思想であり、その観念と実生活を調和させるのがトルストイの生涯をかけた戦いでした。

 その晩年、伯爵とか名門の大地主という階級を捨てます。富を捨て、ヤースナヤ・パリャーナの広大な家を捨て、私有する一切を捨て、愛する家族さえ捨てて、家出します(このへんは、わたしにとってのもう一人の師、良寛さんの生きかたが思い出されます)。自分の生涯の最後の幾日かを、完全に自由に、孤独に、誰にも煩わされないで静かに生きたいとして出奔。1911年11月、ロシアの片田舎のある寒駅スターポヴォ(現在は「レフ・トルストイ駅」と改名されているとか)で高熱を発し、駅長官舎での1週間の病臥ののち、7日払暁、肺炎のために他界します。

 さて、すべてを捨てて孤りになって、「全人類との全き抱愛」の理想は、この大作家のなかで完結したのでしょうか。

 とんでもありません。それこそが、わたしたち、そう、あなたたちラボっ子に投げかけられた課題なんだと思います。むずかしいことだよ、これ。だから、だからね、しっかり「エメリヤン…」の“テーマ”活動をやっていただきたいのです。
 ついでにいわせてもらうなら、読んでもらいたいなあ、これらの大作の一つでもいいから。プーシキンの娘のマリアを外見上のモデルにしたというアンナ・カレーニナ、ソフィア夫人の妹のタチヤーナ・クズミンスカヤがモデルとされる「復活」のカチューシャ、「戦争と平和」のナターシャ…。彼女たちの魅惑とその生きかたにもふれてもらいたい。




スミティの返事

私も、まさにこれぞテーマ活動をする意味、と感じています。出てきた一つ一つの 
「もしも」に子どもたち一人一人の生き様、生活、環境、段階がありま
す。 おじいちゃんと一緒につりに行くふねが欲しいとことばにする小
学一年生、学校がなくなったらいいのにという小学生。いろんな子の
「今」が見えます。そしてそれを受け止めるのはテューターだけでなく
高校生たちも受け止めます。「でも学校がなかったら友だちできんし、
遊べん」と言ったのは高校生。あまり発言しない子の思いも見えてき
て、新たな発見が。理解しあえる喜びを感じていました。

今回エメリヤン 制作秘話として発表にいたるプロセスを高校生が自分

ちでことばにし、みんなの前で表現してから発表に臨みました。左のペ
ージに載せてあります。
今の子どもたち、大きな権力の存在も、不自由であるということもなか
なか想像できません。農奴といわれても分からない。人間の歴史の中で
奴隷という不自由な存在があったという事実から小学校低学年にも分か
るように、いろいろなことをしました。戦争についても、ゲーム的な感
覚で戦うほうに楽しさを感じていた最初の頃の取り組みから、今、この
地球上で戦いがあり、その中で生きている子どもたちがいるという事実
も紹介しました。
昨日もいやな事件がありました。日本人は忌み言葉として○ぬ、とか、
使いたくない聞きたくないことばに敏感でした。それはことばの力、イ
メージすることの力を知っていたからだと思います。バーチャルの中で
戦いをする、子どもたちを見ていてもすぐに戦いのイメージが出てきて
気になっていました。今回、エメリヤンをして、ラボライブラリィにエ
メリヤンがあることの価値、今の子どもたちとこの物語に取り組む意
味、大切さを改めて感じました。
制作にかかわったがのさんに気にとめていただいてうれしいです。感想
もぼとぼとまとめているところです。




スミティさん

制作秘話、読ませてもらいました。
すごい! 久々にほんとうの“テーマ”活動を見せてもらった思いがし
ます。子どもたちが、作品のテーマをしっかり捉え、いっぱい、いっぱ
い、考えてくれました。いろいろに試み、挑戦してくれました。パーテ
ィのなかまみんなで、からだいっぱいに感じとってくれました。
まわりを見つつ、迷ったり、悩んだり、また考えたり、試したり…。ほ
んとうに身につく経験とは、そうして勝ちとっていくものですよね。手
を抜いてはいけません。早道なんてありません。いちいち立ち止まっ
て、手間をかけ、ごまかしなくやり遂げたとき、こころにいつまでも輝
くものが残っていく。もちろん、ことばも。それが本来のテーマ活動で
すよね。
みすだパーティのみんな、次の挑戦を期待していますよ。






スミティさん (2008年03月27日 23時51分)

がのさんへ

ありがとうございます。
高校生にも エメリヤンの制作にかかわったがのさんがほめてくれてた
よって伝えます。

テーマ活動の歴史、これまでの主なテーマ活動をDVDで振り返るプロ
グラムでは、そのテーマ活動のほとんどにかかわっていたMちゃんと、
それぞれのテーマ活動で何を大切にしたか、紹介したんですよ。

そのときそのとき、グリーシュをやったときはあの子がこんな状態でこ
の物語に対してこんなことを言っていた、なんていろんな思い出があり
ます。

大人でやったらまたいろんな経験が反映されておもしろいだろうな、と
近頃思っているんですが。

テーマ活動は年代を超えて、いろんな人の個性を飲み込んで、みんなが
一緒に成長し合えるすばらしいプログラムだと思います。

応援 ありがとうございます!
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