THE BOOM 宮沢和史
ラボに入ったのは4歳か5歳で、気がついたときは学校に行くようにあたりまえにラボにいっていました。当時より今になってラボに通っていてよかったと思うことがた くさんあります。やはり子どもはおとなや年長者たちを見て、ぼくもああなりたいと憧れて大きくなると思うのです。ラボは幼児から大学生までが集まるわけで、そこではお兄さんたちが すごくおとなに見え、自分もいつかはと思う。そうした縦のつながりがすごくよかったと思います。また、ラボに通っていなければ、ぼくの世界観も美意識もまた違っただろうと思います。自分の美意識というのは子どものころ養ったもので、ぼくが書いている音楽も、子どものころに養われたということができるでしょう。 |