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9/25の まじょまじょさんの日記より
財団法人ラボ国際交流センター発行の会員向け機関誌(年4回発行)『ラボの世界』の9月号が届きました。
私はこの冊子が大好きで、いつも一字一句逃すまいと隅から隅まで熟読しては、妙にやる気マンマンになっています。
「10代とともにー」では、社会の第一線で活躍している専門家の方々が、ラボのこどもたちのインタビューに答える形で自分の子供時代を振り返りながら、夢を形にしていく過程で大切にしてきたことや現在の社会で求められている力を熱く語り、そしてこどもたちに向けて励ましのメッセージを贈っています。この機関誌の根底にいつも流れているのは、「本物に出会う」機会と「夢をもつこと」の大切さ、その夢をあきらめずに、実現できるように努力していくことがいかに人生を輝かせるか、ということです。大好きな事に出会い、夢中になり、その道を極められた方々の一言一言が、これから夢をかなえていくこどもたちに伝わればいいな~、ちゃんと読んでくれればいいな~って思いを込めながら私もこどもたちにこの冊子を手渡しています。
その大好きな冊子『ラボの世界』の裏表紙に間瀬パーティOBで現在、中学の英語教師をしているむつこさんの「現役ラボっ子に『贈ることば』」が写真入で載りました。(間瀬PのOBはまだそんなに多くはいませんが、英語の教師になって現役で活躍している元ラボッ子は2名います)
むっちゃん(いつまでたってもこの呼び方でゴメン!)は、所属していたパーティがなくなったため、中1の時から間瀬Pに毎週、御坂峠を越えて往復2時間以上かけて通ってきてくれた根性の持ち主。(遠いから通えない、なんてやわな事は言わなかった。それをサポートし続けたお母様も立派でした。高校生になってからは勉強も部活も忙しくなったけれどなんとかやりくりをしながら通い続けてくれたことを私は生涯忘れません!)
中2でカンザス州に参加し、高校の時にその時のホストを受け入れ、それから10年以上たった今もホストファミリーと家族ぐるみでお付き合いをしています。そのむっちゃんが国際交流から帰ってきた時、私に言いました。「私、英語がだいすきなんです。だからもっと勉強して英語が使える職業につきたいと思います。」(昔からとても丁寧な言葉使いだったむっちゃん!)
今、その夢を実現し、今度は自分がそうであったように一人でも多くの生徒に「英語を好きになってほしい」と思いながら教壇に立って奮闘しています。
むっちゃんの英語の発音は本当に美しいのです。『テーマ活動を通じて骨身にしみた発音、リズム・イントネーション、何より表現力は私の英語指導を支えています』(本文より)とあります。ラボで培った力がその子の未来を支えていると思うと本当に嬉しいです。それにラボ活動経験者が教員だったらきっと教室は笑いが絶えないだろうな~、そんな先生に出会えた子達はきっと英語が好きになるだろうな!って、想像しただけで幸せな気分になります。教師が変われば授業が変わる、授業が変われば生徒が変わります。日本中にラボっ子OBの教員が増えたなら、こどもたちにとっての学校が変わるかもしれませんね。
自分の夢に迷いがなく、やるべきことが明快に見えている子は幸せです。ラボのこども達は、一般に比べて自分の進むべき道を早く見つけていくように思います。それは、「幼い時から本物に出会う機会、憧れに出会う機会が圧倒的に多い」というのも大きな要因です。それにやはり十代初期に親元を離れて海を渡り1ヵ月もの間、異文化体験することが大きなターニングポイントになっていると思うのです。それまで見たこともない圧倒的に大きな空の下で、自分と向き合い、自分の限界を超えていく経験をそんなに若い時にするのですから、当然、「自分って何だろう」「自分は何がしたいんだろう?」って考えるでしょう。日本でだらだら過ごす時間とは質が違いますよね。 夢を実現していく勇気もきっとその時にたくさん培ってくるんだと思います。
9月号の『ラボの世界』には、熊本のOBで現在、東京大学で「地球惑星科学」の研究をされている科学者からのメッセージもあります。「国際的な視野とバランス感覚」はラボを通じて学んだそうです。
「ひとつしかない地球」をラボっ子のために作詞作曲してくれたThe Boomの宮澤和史さんは(山梨のラボっ子でした)、「美意識」を、ラボで培ったとおっしゃっていました。
ラボ創立40周年を前に、今、社会で活躍する元ラボっ子が増えていることは嬉しい限りですし本当に頼もしく誇りに思います。
現役ラボっ子はテレビで活躍する人がOBにいてくれることもとても誇れるようです。東京湾景やプライドに出演していた佐藤隆太君やオリコンチャート1位の175Rの何とかクン?!、今や時の人となった「楽天」の社長さんは、テューター子弟です。
(お母様は現役のテューター!←嬉しいな~)フォーチュン誌で「世界で注目される新人」として取り上げられた日本初本格的サイバーモールの創業者。7年で8000店舗を抱え、経常利益1000億円を次の目標にしている)まさに目指すは世界のオンリーワンでナンバーワン!
ずっと夢をあきらめないで! 夢に向かって歩いてほしい、そういうエールが先輩ラボっ子からたくさん発せられていることを、ラボのこどもたちや保護者の皆様やこのホームページをご覧になった方々に是非お伝えたい、と思いました。
機関誌『ラボの世界』は、エールの宝庫です。ご家族でじっくりお読み下さい。冊子いっぱいに広がるメッセージをこどもたちがしっかりと受けとめてくれる事を心から願っています。
あ~またまたマジョマジョパワー全開で力はいっちゃいました。(笑)
長文日記最後まで読んでくださりありがとうございました!! |
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