あそびうたについて
*歌をうたうこと*
子どもたちは歌が大好きです。生活のいろいろな場面が歌に満たされています。唄ったり聴いたりすること、子どもたちは豊かな情操を養うとともに、呼吸を整え機敏性を高め、健全な心身の発達に大いに役立っている。
*「あそびうた」とは?
子ども一人一人がイメージを描き広げて身体で表現できる歌、そしてそこから色々な遊び(表現)が生まれてくる歌。本来は子どもたちが遊びながらつくったものである。
*「あそびうた」とどう関わっていくのか
歌は元々自然に出てくるものであり、強制されたり何か他のもの(知識など)を獲得したりする為のものではない。教育現場では、しばしば「あそびうた」が時間つぶしや子どもを静かにさせるための道具になることがあるが、それは子どもたちにとって楽しいものであるだろうか?子どもは大人の気持ちを感じ取るものである。
大人が主導で「あそびうた」と関わる時には、大人自身にそれを楽しむ気持ちが必要になってくる。また、目の前の子どもたちの状態(人数・年齢層・前後の活動は何かなど)を把握し、時には臨機応変に対応することが大切だと思う。
*子どもたちは集中時間が短いので、その活動は静(緊張)と動(弛緩)の組み合わせが大切。(子どもにとってはどちらも楽しい)
静・・・(例)お話、絵本、絵画制作など
動・・・(例)手遊び、リズム遊び、テーマ活動など
*「あそびうた」の種類
<スキンシップ・触れ合いがある歌>
<座ってできる歌(指・手・上半身)>
<立ってできる歌(全身)>
*ラボでやっているナーサリーの中には、たくさんの遊び歌があり親子でスキンシップしながらできるものと、集団で楽しむものなど種類がたくさんある。
《参考図書》 CDがついて遊び方も載っているからとっても便利!
「マザーグースとあそぶ本」 (株)ラボ教育センター
「レイモンド・ブリッグスのマザーグースのたからもの」(株)ラボ教育センター)
日本のあそび歌で興味がある人は、下のアドレスをクリックすると歌も入って遊び方を紹介しているよ。
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