幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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☆高学年奮闘しています・・・「プロメテウス」&「ドリームタイム」 03月09日 ()
高学年の2グループはそれぞれ
ギリシャ神話「プロメテウスの火」と
国際交流をテーマにアボリジナルや自らの人種の歴史に向き合う「ドリームタイム」に
取り組んでいます。
今月末に同じ地域のIパーティ・Sパーティとの交流会で発表する予定です。
部活などで忙しい高学年ですから夕方以降の交流会で
持ち回りのホストパーティが会場やプログラムを準備し
訪問パーティはテーマ活動だけひっさげて参加するのですが
今年はわがパーティがホストパーティです。

どちらのテーマもかなり考えないと動けませんでした。
とにかく「?」が多い。なんで?どうして?の続く日々。
やっと動き出しても、また途中で立ち止まり
あー発表まであと2回しかないよ~と私一人焦っています。

プロメテウスは予見の神。
全てが見通せていることとゼウスの怒りが恐れにかわるあたりを
表現したいようです。
タイトルにそのあたり表現できているかな。
そもそもテーマ決めに話を戻すと
ギリシャ神話から選ぶということは早くにきまったのですが
どれにするかがなかなか決まらず、
どういうわけか「王様の耳はロバの耳」との決戦投票。
中高生の男の子主体のメンバーを見たとき
なんだか背筋のピンとするような発表をここらでやってほしいなあと
「こういうセリフ、どしっと構えていえると気持ちいいだろうねえ、
君らがやるのをみてみたいなあ」とつついたのでした。
あまり話し合いが広がるグループではありませんが
いつも事務的な感じで進める中2のSにちょっと火がついた感じ。
「けっこう深いね」ヘルメスと「権力」をしっかり演じ分けています。

一方「ドリームタイム」はとても3ヶ月でわかる物語ではないだろうと
夏まで取り組むことになりましたが
第一段階として1話を発表し、2話以降をすこしずつ租借していくことにしました。
わからないことがわからない、なんて発言も出てくるほどで
発言者がちょっと固定してきたのでまずいな、と思っていたところ
(しかも中学生の男の子たちがまたしても貝になっていた)
その日のリーダーになった中2の男の子が自分のナレーションの解釈で
「アボリジナルはこんなに降っている雪に驚いているわけだから、
みんなは雪が降ってる感を静かに表現してほしい」
と言い切ったのです。
そしていきおい、他のナレーション部分も
「この騒音を嫌がっているのはナレーションのアボリジナル本人だよね。
文明を嫌がっているのをはっきり出そう」と提案
みんな驚いてました。
だってそれまでが聞いてきてるかも怪しいような参加の仕方でしたから。
そして2週あいた先週は最後のナレーションの解釈で立ち止まってました。
飛行機は「文明の世界からアボリジナルの自然の世界へ旅立ち」
という解釈にまとまってきつつあったとき
その子が「アボリジナルの世界は人間の本来の世界で、
そこから文明の世界へ行っていたんだと思う。
だから行くというより戻るんだ!」と一言
みんなは「うー」とうなって「・・・そうだ」となったのでした。
さりとて具体的な表現がどうなるかは、さらに深みにはまっていく彼らですが
みんなの中で確かに物語が動きだし、見えないけど一人ひとりの中で
じぶんとは違う解釈が育っていることを実感できた回でした。

あー男の子。うちはありがたいことに
高学年の男の子がほとんど残って頑張ってくれているパーティですが、
それだけにここ数年の成長を心待ちにしているわけで、
彼らが脱皮できる機会を模索中の私であります。
今回のテーマがきっかけになるといいのだけど・・・。

今日の大学生表現活動単独発表には
大学生にあこがれる高校生の他に
近所だから、と中高生の男の子たちも数人見に行きます。
彼らの心にどんな変化があるだろう?それも楽しみです♪
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