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今朝の新聞より 04月11日 (金)
今朝の毎日新聞の論点に「新社会人へ」と題して
高村薫さん、養老孟司さん、船曳建夫さんから
これから社会にでて働く若者たちへのメッセージが
掲載されていました。

少々厳しいご意見に、
「う~ん・・・わたしは社会の一員として胸をはっていいのだろうか」
とちょっと暗い気持ちになってしまいました。

これを読んで、若者たちは元気に会社にいけるのかなぁ。

パラパラとページをめくってふと目に留まった「女の気持ち」。
女性の読者からの投稿コーナーで、よく読んでいます。

『魅惑の旗さばき』という題名。
姫路にお住まいの38歳の主婦の方の投稿。

そのまま、転載します。

どうか対向車が来ませんように・・・。
毎朝祈る思いで通り抜ける細い道。無事通過!
ほっとしたところで彼との再会。
猛暑の昨夏、近所の道は長期間工事が行われていた。
朝の、ただでさえ込み合う時間帯は数分の足止めでいら立つ。
毎日のように止められ、しかし次第にいら立たなくなっている
自分に気付いた。理由は彼だった。
ドラえもん体型、分厚い眼鏡の奥の人の良さそうな細い目、
失礼ながらそのお姿には似つかわしくない彼の旗さばきが
実に見事なのだ。無駄のない動き、嫌みのない礼。
なんといっても足止め解除の際、こんなおばちゃんドライバーに
「貴重な時間を私の旗のひと振りで止めさせてしまって
申し訳ありません。さあお嬢さんこちらへ。私が責任を持って
安全な道までお連れいたしましょう」と言われているようで、
彼の紳士的な誘導にもうっとりであった。
流れる汗をぬぐいもせず、一つ一つの動作に心をこめて、
お急ぎのところ申し訳ありませんが、工事でご迷惑を
お掛け致しますと一日中頭を下げ続けている。
そんな彼の姿に、私は自らの生活の一つ一つを丁寧に
しているか、ささいなことでささくれ立ってはいないか
反省することしきりでもあった。
翌日、工事は終わっておりそこにもう彼の姿は無かった。
またいつかこの街のどこかで、彼の旗に止められることを
ひそかに願っている。


この記事を読んで、わたしはまた元気になりました!

この主婦の方にも感謝だし、このガードマンにも感謝です。
姫路で旗を振っておられたのだったら、いつかどこかで
お目にかかれるかもしれません。

自分の仕事を愛して楽しむこと。
そんな自分を誇りに思うこと。

それ以上に何があるでしょう。

社会的にステイタスのある人のおはなしも貴重ですが
日常の一瞬一瞬にも、すぐそばにいる人からも
たくさんのことを学ぶことができます。

一瞬落ち込んだけれど、それも必要なことだったのかもしれません。

母親、妻、ラボ・テューター、ひとりの人間。
それぞれの役目をじっくり楽しんでいきたいと思います。
 
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