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ピーターパンには、なれなくても。 |
04月20日 (日) |
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身近で起きていること、テレビや新聞から見聞きする事件のこと、
わがやのこと、自分自身のこと、
毎日いろんなことを考えさせられます。
そして行き着くところは
「大人(わたし)が元気で楽しく生きること」
がまず第1歩だということ。
ピーターパンにはなれなくても、
大人が遊び心を忘れず、こどものような新鮮なきもちを持ち続けること。
まずはそこからかなと思うのです。
はっちゃんが生まれたとき、まずわたしが思ったこと。
それは、いい学校を出て、いい会社に勤めて
お金に困らないような安定した生活をすることよりも
周りにいる人がひとりでも多く、幸せな気持ちで過ごせるような
そういう太陽のような子に育ってほしいということでした。
わたし自身、クソがつくほどのまじめ人間で
そのくせとっても弱いところがあり、それを見せないために
ひっしで強く生きてきた子どもでした。
結局、ひとのことなんて考えていません^^;
自分のことばっかりでした。
そんな反省も込めて、はっちゃんにはそういう人に育ってほしい
と願っていました。
そのために自分にできることを4つ心に決めました。
●「だいすきよ」とちゃんとことばにして伝えること。
●毎日いっしょにお腹から笑うこと。
ネタがないときはくすぐりっこしてでも。
●わたし自身がていねいなことばを使う。
傷つけるようなことばを使わない。命令しない。
ということでした。
3つめはこどもの年齢が上がるに従い
だんだん守れなくなってきていますが^^;
そして
●こどもと遊ぶときは真剣に遊ぶこと。
常にではしんどいので、たまに羽目を外して、ということです。
きっとラボには出会うべくして出会ったのだと思います。
ラボというところは、自分の子だけに限らず、
そういう「幸福な王子」のような
こどもたちが育っていける場ですから。
それでも、たまに疲れてしまうときがあるんです。
そういうときには、また出会うべくして
ピーターパンのような大人に出会うことがあります。
はっちゃんは2年生になって組がえがあり
G先生という男の先生が担任になりました。
こどもの様子からも、学校も先生も楽しいようで
勉強や運動にもさらにやる気が出てきたようです。
その先生、ピーターパンではないかとピンときました。
ノートやテストの○もただの○や花マルではなく
かたつむりだったりかえるだったりするのです。
全員のマル付け、そんなことをするのは手間だと思うのですが
楽しんでやっていらっしゃる様子。
ある日から、連絡帳のチェックも印鑑から絵に変わりました。
保護者も「見ました」と印かサインをするのですが
わたしの遊び心が騒ぎ出し、ある日からウサギマークに替えました。
これに喜んだのがはっちゃんでした。
「顔のとこが○ってだけじゃなくって、
マルチャン(わが家のうさぎの名前)やから
○とマルでかけてんのよ。」
というと
「おかあさん、すごーい!」
と大喜びでした。
ウサギマークになって2日め。
ウサギマークに先生が赤丸をつけてくださいました。
その次の日、先生からはネズミマーク。
その下にわたしがそのネズミに手を出しているネコマーク。
そのまた次の日、先生からはおどっているようなサルマーク。
その下にわたしは丸太んぼうを書き込みました。
今日は何マークで来るでしょうか?
はっちゃんも、毎回連絡帳を見るのが楽しみなようです。
大人が元気で楽しく生きる。
面白いことをいっぱいする。
それだけで、子どもも元気で楽しく過ごせるのかな。
そう願って、本物のピーターパンにはなれなくても
ピーターパンのような大人でありたいと思います。
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