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学生さんたちと「子育て」について語り合う |
05月15日 (木) |
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相生市次世代育成支援対策推進協議会(やっぱり長いっ!)で
委員長をしていただいている大学の先生のお招きで
大学のゼミにお邪魔してきました。
「地域における子育て支援について考える」ということで
母親として、一人の女性として子育て支援について感じること
普段子育てする中で感じることなどを話してください、
という内容でした。
事前に先生から「学生が質問してみたいこと」のリストを
頂いていました。
講話をするほどたいしたものは持っていませんので
この質問に沿って答えながら、学生さんたちと
話し合っていくことにしました。
参考までに質問はこんな感じです。
○子育てをしていて、楽しさ、喜びもしくは辛さを感じるときってどんなときですか?
○夫は育児に参加してくれますか。具体的にどのようなことを手伝ってくれますか?
○(家事・育児に関わって)夫に言われて一番ムカッとしたことは何ですか?
○育児をしながら自分の時間を大切にするにはどうすればよいでしょうか。
○育児について相談する人がそばにいない場合、
どうやって解決しましたか。
○地域の育児支援機関を利用したことはありますか?
活用してみてどんな点が良かったですか?
また、もっとこういう支援があれば良いと思うことはありますか?
○ファミリーサポートセンターなどの一時保育を利用したことがありますか?
その際に不安だったことは何ですか?
○育児にストレスを感じたことはありますか。
それはどんなときですか?
○子どもが駄々をこねたときにはどのように対処していますか?
○子育てをする上で一番大事にしていることは何ですか?
演習室に入ると、長机が四角に並べられ学生さんたちが座っています。
こちらからみて右側、向かいに女子学生、
左側に男子学生がちょっと窮屈そうに座っています。
社会の縮図ですね。
好意1割、敵意・無関心・不安9割、かな?
うつむいたり、無表情だったりで、
「あれ、招かれざる客だったかしら?」とちょっと不安がよぎります。
ラボで大学生と接する機会があってよかったと思いました。
ラボの高校生・大学生たちは「自分の場」を与えられ、見守られて
自信を持ち、自分で考え、生み出し、実行している子たち。
それぞれ自分の中に眠っている原石を掘り出し、
自分でぴっかぴかに磨き、それを大事にしている子たちです。
どんな子にも、そんな力がちゃんと備えられている、ということを
教えてくれていましたから、不安も期待に変えられます。
少しずつ話すうちに、顔が上がりだし、笑い声も聞こえ、
質問もでてくるようになりました。
最後はみんな笑顔で送り出してくれました。
いち主婦がみなさんにできることは、ほんのわずかな体験談を
お話しすることくらいです。
そこから、何を見つけ出すかはみなさんの腕次第。
貪欲にいろんなことを学んで夢をかなえてもらいたいなぁと思います。
わたし自身も、自分自身を振り返るいい機会になりました。
上に挙げられたような質問は日常的なことでありながら
深く考えたことがありませんでした。
心の底に湧いた感情を、じっくり味わったり
それについて考えたりということをほとんどしていませんでした。
湧いては消え、湧いては消え、ただ流れるままにしていましたので
本当によいきっかけを与えてくださいました。
感謝です。
あなただったら上の質問を学生さんにどう答えますか。
ぜひ一度ゆっくり考えてみるとおもしろいかもしれません。
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