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ラボの海外ホームステイ 09月13日 (火)
日常生活から離れ、親から離れ、10代の子どもたちが言葉も生活習慣も違う外国の家族と暮らします。 ここのところ、帰国した子どもたちの報告や引率者の皆さんのお考えを聞くチャンスが多く、つくづく普段からの積み重ねの大切さを感じています。 

参加者のほとんどが小さい時からラボに入会していて自分の幼稚園、学校とは違う、年齢も様々な仲間と物語を通して、心とことばをはぐくんできています。 英語も日本語もCD音声をなぞりながら、物語の状況の中で思わず言いたくなる体験をしています。 テーマ活動にはそんな力があると思います。 それぞれの物語に対するイメージや感じ方、考え方は違いますが、それを受け止めながら自己主張もしていきます。 話し合いながら、一つのテーマ活動を作っていく作業は面白いはずです。 なかなか言葉が出てこない時期もありますが、それは表面上のことではないでしょうか。 

話はもどりますが、たった一人外国の家族の中で暮らすラボっ子たちは
自分が動き出さなくては何も始まらないんだと気が付きます。 そのスタートが笑顔だったり、家族の仕事を見よう見真似で手伝ったりということのようです。 この夏、あるラボっ子から手紙が来ました。 「僕のステイは今好調ではありません。 ホスト(受け入れしている同年代の子)は外に遊びに行こうと誘ってもゲームばかりしているし、マム(お母さん)に手伝いますと言ったら、あなたはゲストだから何もしなくていいのよと言われショックでした」とありました。 おそらく彼のことだから、こんな手紙を書くことによって、違う意気込みが出てくるだろうなと思っていました。 そのとおりでした。 帰国して「あっ、あれ?その2日後には復活してたよ」なんてこともなげに話していました。 ただただ楽しい思いだけでなく、困難を乗り越えていく子どもたちを見ると、このホームステイの意義を感じます。 ホームステイ中に乗り越えられなかったとしても、後で振り返って自分をまた見つめなおすことができるのです。   

普段からのラボパーティ活動に加え、目的を同じくする子どもたちには出発1年前から特別なプログラムが用意されています。 事前活動と呼ばれる、その活動で具体的な準備が始まるのです。 昨今、いろんな海外ホームステイプログラムを見聞きしますが、子どもが幼いうちから(親も含めて)見守っているところはあるのでしょうか。 

別に海外へ行く予定がなくても、私達の身の回りでも外国の方たちとお会いすることは多いですし、外国の方でなくても、気が付けば自分以外の人たちというのは、時に異文化の中にいて違った見方を持つ人たちなのですね。 国際交流に必要なことのほとんどは、社会の一員として身につけていてほしいことばかりではないでしょうか。
Re:ラボの海外ホームステイ(09月13日)
サンサンさん (2005年09月13日 08時12分)

国際交流に必要なことのほとんどは、社会の一員として身につけていて
ほしいことばかりではないでしょうか。

→まさにそれそれって、感じです。
 社会の一員として必要なことをラボで身に付けられることですよね。
 だから、ラボっ子OBOGは、社会です~いす~いと世渡りが上手なんで
すねぇ。
 まさに言い当てています、おーじゅんさん。
 感動。
Re:ラボの海外ホームステイ(09月13日) ・
Samiさん (2005年09月13日 08時44分)

本当にそのとおりです。詳しく書いてくださっていて
ラボを知らない人にもよく伝わりますね。
このすばらしい交流をぜひ多くの人たちに
語っていけたらいいですね。
今週からよろしくお願いしま~す。
Re:ラボの海外ホームステイ(09月13日)
ぼっくりさん (2005年09月13日 17時53分)

地区研でも、国際交流を振り返っての時間は、ひとつひとつとても勉強
になりました。
日頃のパーティ活動が大事。
家庭での日常生活も大事というのも実はちゃんと意識しよう!としない
と忘れている部分です。私が小さ学生の頃、母も忙しかったせいもあっ

洗濯物をたたむのは子供達の役目でした。何度も心の中で「めんどくさ
い」「何で私が」と思っていました~。しかし、自分が親になってみる
と母の方も実はかなりの忍耐力を持って私達に任せていたのかな?とも
思います。
Re:ラボの海外ホームステイ(09月13日)
めぐこさん (2005年09月13日 23時44分)

 今年のホームステイから帰ってきたラボっ子の帰国直後の電話の声が
明るくなくて、はじめちょっとショックだったのですが、そのあとのパ
ーティ、地区やパーティの体験報告会を通じて少しずつ彼女の視点が変
わってきていると感じています。「ホームステイのときに乗り越えられ
なくてもあとから見つめなおすことができる」と書かれていますが、そ
れを実感しています。帰ったら終わりではなく、ここから始まるんです
ね。
Re:ラボの海外ホームステイ(09月13日)
おーじゅんさん (2005年09月14日 06時07分)

書き込みしてくださった皆様へ

皆さんのご意見を聞き、ますます多くの方に知っていただきたいなと思
いました。 ありがとうございました。

今春、パーティ内交流発表会で「もし、ラボをやっていなかった
ら」・・・小6以上のラボっ子たちがラボ活動と自分を振り返り、後輩や
パーティのご父母に一般の子どもたちとの違いを伝える場を設けまし
た。 ご父母には身近に成長が見える子どもたちの話なので、とても分
かりやすかったようですし、質問を受けた子どもたちも自分なりの答え
をどうどうと話せていました。

今度は海外ホームステイや受け入れ体験を振り返って、後輩やご父母に
伝えたいこと、そして今自分が何をすべきか考えてほしいと計画してい
ます。 

子どもたちが育つ環境として、どんな人とも話し合えることばの習得と
して、ラボパーティが今も担っているところを意識していきたいとおも
います。  
Re:Re:ラボの海外ホームステイ(09月13日)
サンサンさん (2005年09月14日 09時27分)

おーじゅんさん

いろいろと反応がでているようですね。

そ~、それでね、その先が問題で、幼稚園や公立の学校の中でもやはり
社会に出てから立派にやっていけるように、いろんな社会性を身に付け
させながら、高い教育目標をかかげて、指導しているわけでしょ。

で、ラボをやっていく上で、言語活動が入らない教育と言語活動が入っ
た教育を比べて見たら、またどう違うのかというその辺の区別化
(?)、差別化(?)などをくっきりと出していけると良いですよね
ぇ。

秋研、楽しみにしていますよ。
Re:Re:Re:ラボの海外ホームステイ(09月13日)
おーじゅんさん (2005年09月14日 10時24分)

サンサンさんへ

難しい課題ですね。 一般の方に知っていただく、賛同してくださる方
を増やすことと同時に、40年の間、先輩テューター方がそうしてきたよ
うに、子どもたちから学びながら活動内容を検証していかなくてはなら
ないと思っています。
Re:Re:Re:Re:ラボの海外ホームステイ(09月13日)
サンサンさん (2005年09月14日 19時07分)

おーじゅんさん
>サンサンさんへ

難しい課題ですね。 一般の方に知っていただく、賛同してくださる方
を増やすことと同時に、40年の間、先輩テューター方がそうしてきたよ
うに、子どもたちから学びながら活動内容を検証していかなくてはなら
ないと思っています。
----------------------------
→子どもたちから学ぶ。
 なんて良い響きなんでしょう。

 記録を取っていく時の視点をどこに置いていったらいいのでしょうね
ぇ。
 教務の大塚さんのよいアドバイスを楽しみにしています。
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